「自分らしさ＠コーチング」： そこに木があることを

＜NOTEの発信への想い＞

コーチングは「ピットイン」のようなもの、とスクールで教わりました。
私がその言葉から受け取ったのは、プロフェッショナルな人達が、
短い時間で目指す未来に向けてその人をチューニングして、
再びその人のロードに送り出す、そんなイメージ。

でも、私にとってのコーチングは、少しイメージが違うのです。

「何かに向けてチューニングしなくてはいけない」
「ベストコンディションに復活させよう」
そんな想いも手放して、まずは、心地よい木陰に「よいしょ」と腰かける。
フーッと大きく息を吐き、力を抜いてボーっとしていると、
ふと、木の葉の間から、まぶしい太陽が見えていることに気づく。
気がつくと、枝の間から吹いてくる心地よい風が肌を撫でていて、
木の葉が揺れて触れ合う音が、サワサワと聞こえてくる。
思わず「あ～頑張ったなあ～！」と伸びをして、息を吐きながら、
身体の緊張がほどけていくのを感じる。

木にもたれてボーっと緩んだまま、自分の来た道を徒然に振り返り、
その折々の想いを思い出していると、自分なりに精一杯頑張ってきたと
感じられ、今ここにいる自分への労いの気持ちが湧いてくる。
そして、今ここにある、自分の頭の上の太陽の輝きや温かさを感じながら、
これから自分が行きたい未来に想いを馳せる。。。

私がコーチングで提供していきたいのは、そんな場です。
居心地がよく、本来の自分に戻れる場所。
頑張ってきた自分を労い、休め、そして、胸の希望を思い出し、
エネルギーチャージして、再び太陽の光を感じながら歩き始められる場所。

人生では、元気いっぱいで木陰で休む必要がないときもあるし、
休むよりも、もっとがむしゃらに走り続けたいときもある。
だから、いつも木陰に来なくてもいい。

だけど、ちょっと方向を見失ったとき。
疲れ果てて、一休みしたいと思ったとき。
そして、何を大事にどこに行こうとしていたのか分からなくなってしまったとき。

そんな時には、ぜひ木陰で休んで、本当の自分を思い出してほしいのです。
そのために、「ここに木陰があるよ～！」ということを、
これまでよりちょっと背伸びをして、なるべく多くの人に伝えていきたいと思い、このNOTEを綴ることにしました。

このNOTEの写真に、木漏れ日を選んだのには、そんな理由があります。
いつか、必要なタイミングに、このNOTEのことを思い出してもらえたら
嬉しいです。

「自分らしさ＠コーチング」
メンタル・ピア！代表　　迫 加奈
　　チームフロー認定コーチ
　　公認心理師/産業カウンセラー

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