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「大人の発達障害」の生きづらさについて

投稿日の朝、NHKの情報番組「あさイチ」で大人の発達障害について紹介されました。


大人の発達障害というのは

子供のころに発達障害の診断を受けなかったが、社会人になってから発覚した

ということです。


発達障害には、ASD、ADHD、LDといった種類があります。

症状は個人によって異なりますが、共通点があります。


それは、大人の発達障害特有の「生きづらさ」です。


なぜわかるのかというと、ぼくも「大人の発達障害」だからです。


大人の発達障害が、生きづらいと感じる要因


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では、大人の発達障害が生きづらい要因は、どのようなものがあるのでしょうか。


①コミュニケーションのずれ

多くの人が生きづらいと感じるのが「コミュニケーションのずれ」です。


例えば、上司から「こんくらい動かしといて」という「こんくらい」がわからなかったり

周囲の空気を読むことが苦手(もしくは過剰に読みすぎてしまう)だったりします。


学生のころでしたら、周囲の支えもあって何とかなりましたが、社会人になってからは、コミュニケーション能力の自立や共感性が求められます。


特に日本人独特の「空気を読む風潮」は、発達障害グレーゾーンにとっては、浮き輪なしで日本からアメリカまで泳ぐレベルでしんどいです。


②興味範囲の狭さ(もしくは極端に飽き性)

次に「興味範囲」についてです。

ASDの人は興味範囲が狭く、ADHDの人は逆に興味が変わりやすいという傾向があります。


よって、仕事に興味が持てなかったり、上司のパワハラや取引先へのうその報告などで仕事が嫌いになった場合は、極端にやる気が落ちてしまいます。


③こだわりの強さ

興味範囲にも共通していますが、こだわりの強さです。


ぼくの例でいうと、

・前の会社で同期に20回くらいゴルフに誘われたが、1度もいかなかった

・付き合っているときには接待でも、夜の街に行ってはいけない

といったことがありました。


そして大人の発達障害が怖いのが2次症状で、社会人になって数年後に

・適応障害

・うつ病

といった、精神疾患を患ってしまいます。


そして生きづらさから、社会で生きていく自信を無くしてしまい

ひきこもりや、自ら命を絶ってしまうケースも少なくありません。


大人の発達障害が、特性を生かして輝ける未来を


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今の日本では「発達障害や精神障害を淘汰させる」傾向が、悲しいかな強いです。


ぼくも2019年11月に、社会人3年目でうつ病を患い、休職。

2020年4月から転職活動をしましたが、250社に落とされました。


友人からのアドバイスやクライアント様の支えもあって、今はWebライターとして働きながら

ウーバーイーツ配達員をしたりブログを書いたりして社会復帰しています。


今の生活になってから生きやすくなりましたし、

情報発信を続けていくことで、応援してくれる人はたくさんいます。


ぼくが今の状況になってから感じているのは

活躍できる場所を選べば、大人の発達障害でも輝けるということ。


コミュニケーションのズレは、自ら生み出す仕事で減らせるということ。

興味範囲の狭さやこだわりは、1つの物事を深く追求できるということ。

飽き性なことは、人より多く積極的に行動できるということ。


みんな一緒、変わり者は仲間はずれにするのではなく

強みを生かしながら「みんな違って、みんないい」社会にしていきませんか。


ぼくの「大人の発達障害」については、以下の3記事で紹介していますので、

1つでも読んでもらえたら幸いです。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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