私がしたいこと
"何者でもないあなたと何者でもない私が自由に繋がれますように"
音声配信プラットフォームstand.fmを始めた当初プロフィール欄に記していた文言だ。
まもなくしてStand.fm Partner Program(通称SPP)の承認が下り「何者でもない」ではないじゃないかと言われたりした。
葛藤を経て「何者でもない」ということは肩書きや役職や立場をなくすこととは違うのではないかと思い至った。
アプリ利用開始から性別、年齢、国籍、学歴、居住地、職業、既往症、立場を越え、評価を手放し人と繋がりたい、そんな思いで配信や交流をしてきた今、どこにいるかも名前も知らない人と長い人生のほんの一瞬、SNSという大海原でAIではない生身の音声を通しそこにいることを伝えたい。立派な肩書きも経歴もいらない。それはちょうど赤ちゃんが年齢、容姿、賞罰など一切不問で相手に微笑みかけるようなそんな穏やかさ。どこにでもいる人々のありふれた会話。その人なりのドラマや歴史。それらに耳を傾けることは私にとって癒しだ。
STAND FM LOUNGE BAR VOCE
"声は居場所になる"をコンセプトにし、
STAND FM LOUNGE BAR VOCEをオープンさせた。VOCE(ボーチェ)というのはイタリア語で声という意味だ。
何回か単発で同じ形式で配信したけれど、シリーズにしたらAVANTI※みたいですねと何人かに言われた。私はその番組を視聴しておらず、リンクを開いて驚いた。大変光栄なことだと思った。
「いること」「そうあること」がたまらなく愛おしい。よく生きてきましたねという気持ちを込めていらっしゃいと言う。まだ恥ずかしさが残るけど。
ラジオパーソナリティーとナレーターとして活動していく中で強く芽生えた気持ちがある。
"いつかドキュメンタリーをナレーションしたい"
思いだけではダメだ。技術を磨く修行は続く。
発展途上の自分に自信を持て。
STAND FM LOUNGE BAR VOCEでは音声配信をなさっていない方もお待ちしております。
お気軽にお声かけください。
※Tokyo FM系列で放送されていたラジオ番組。東京一の日常会話が繰り広げられるBARで盗み聞きをするという設定。
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