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「10年後も思いだせる旅」の作り方 ~夏の軽井沢・旅程編~

絶賛、夏休み対応中…。
まだ1週間だなんて信じられない……。

ささくれ立った心を癒すため(?)、旅行に行ってきました。

当初は子どもたち、初のUSJに行こう!と盛り上がっていたのですが……いざ見積もってみたら、想定の倍以上の値段。

これ、沖縄いった方が安いね…

っていうかさ、私たち、そこまでUSJ行きたかったんだっけ…?

波が引くように、サ~ッと冷静になる家族一同。

だったら、ディズニーいった方が良くない?
で、それとは別にもう一泊関東近郊で旅行行けば良くない?

――ということで。
2022夏旅行第1弾は、軽井沢へ!!!

今回は、備忘を兼ねて「旅程」を振り返りつつ、軽井沢旅行を検討なさる方のご参考にしてほしい情報をシェアします!


2日間の動き

まずはざっくり、2日間のタイムテーブルから。
あらかじめ「こうしよう!」と細かく決めていったのではなく、その場で臨機応変に回りました。

結果的に、ほぼ中軽井沢~星野エリアのせま~いエリアをくるくる回る感じだったので、時間に追われることもなく、移動で疲れることもなく、とてもよかった!


初日(木)

 6:00 出発@さいたま 
 8:20 到着@軽井沢星野エリアしばし散策
10:00 ネイチャーツアー参加@ピッキオ
12:00 ツアー終了→ハルニレテラスへ
12:30 ランチ@ イル・ソーニヨ
13:30 食後のジェラート@ハーベストナガイファーム
14:00 おひるねマッサージ(わたしだけ)
15:00 チェックイン@BEB5
16:30 石の教会見学(わたしだけ)
17:30 夕食@村民食堂
19:00 温泉でゆっくり@トンボの湯就寝までカードゲーム

2日目(金)

 4:30 私だけ起床~中庭で手帳タイム
 7:00 朝食@BEB5 カフェ
 8:00 ラウンジや部屋でカードゲーム
 9:45 チェックアウト
10:00 ふたたび温泉@トンボの湯
11:00 取り置き済みパンを受け取りに@HALUTA begari
12:00 らくやき絵付け体験@らくやき陶画堂
13:30 昼食@ロービー軽井沢
14:00 らくやき受け取り
14:30 買い物@ツルヤ
16:00 出発@軽井沢
18:30 到着@さいたま

オススメスポットを詳しく!

さて、何度も足を運んでいる軽井沢ですが、
この2日間は初体験もいっぱい。
そして、すっごく良かった!!!と思えるものがいっぱい!

順番にご紹介していきます!

◎ネイチャーツアー

事前に予約しておいたのは、「ピッキオ」が主催するネイチャーツアー。

季節ごとに様々な企画がありますが、初参加の今回は、定番と思われる「野鳥の森 ネイチャーウォッチング」に申し込みました。

▶ 予約について

私たちが参加した時期は午前・午後の1日2回開催されていて、各回定員30名程度(季節によって変動する模様)でしたが…数日前の段階で、予約が埋まっている回もあるほど!
当初PM回を狙っていた我が家も、AM回への参加に……。

ネット上で見る限り、直前まで20人ほどの空き枠があったのですが、当日は3グループに分かれて出発したほどだったので、駆け込み含めてかなり人気の様子。ギリギリだと参加は難しいかもしれません…!

▶ 待ち時間の過ごし方

ツアー開始90分前についてしまった我が家。

ピッキオ自体も、9時まではCloseしているので、それまで外のベンチに座ったり、目の前のケラ池周りを散策したりして過ごしました。これはこれで、とっても気持ちがいい!

施設がオープンすれば、カフェで飲み物をオーダーしたり、中のベンチで休んだり、ゆったり過ごすことができます。森に関する本なども自由に手に取れて、軽井沢ならではの読書も味わえました。

▶ ツアーについて

当日は、10人ほどのグループにガイドさん1人がついて森を歩きます。

星野エリアの森だから、多少観光向けに加工された山道なのかな?と思いきや…普通の山道(いい意味で)!最初は平坦ですが、もちろん緩やかながら起伏はあるので、2kmの道のりとはいえ、「歩いてる感」はしっかり味わえるかと。
木漏れ日、獣道、驚くほど冷たい沢の水、鳥のさえずり。
思わず五感にアンテナを立てて過ごしたくなる心地よさでした。

中盤以降は、一般客が歩けない山道に踏み入ることができるのもツアーの醍醐味。
このエリアで、キツツキの開けた穴を初めて見ることができたり、野生のリス(ガイドさんもこの時期久々に出合えたとのことで、かなりのレア度だった模様!)を目撃できたり……これにはみんな歓声を上げて大喜び!

そして、娘が生まれて初めて2種類の毛虫を触ったのもかなりのインパクト!!
最初は親子だけで山道を歩いてもいいかな?と思っていたのですが…「危険」と「安全」の判断がつかない素人ではさせてあげられなかった体験だったので、プロにガイドしてもらうことで経験の幅をグンと広げることができるのだなぁ、という気づきにもつながりました。

山の命や植物を善悪でわけるのではなく、それぞれが果たしている役割や意味の説明も。ガイドさんの目線を分けてもらうことで、自然が愛しくなりますよ。

▶ 予想外のハプニング

このツアー、参加対象年齢は4歳以上、道のりは2kmということで、「小1(6歳、小柄)の次女でも行けるだろう」と見積もっていましたが……甘かった!

最初の探検家気分はどこへやら、途中から抱っこモード(+ママじゃなきゃイヤモード)を発動してしまい、折り返し前から抱っこ&おんぶで、もはや自衛隊の訓練状態に……。

途中、観察などでしゃがむことはあっても、ベンチなどもないので、2時間のツアー中は基本立ちor歩きっぱなしです。

まだ幼いお子さん連れの場合は、それなりの覚悟と準備をオススメします!

◎おひるねマッサージ

密かに私がと~~~~~~っても楽しみにしていたのが、ハルニレテラスの一角で開催されている「おひるねマッサージ」。

今の時期だけ、沢のほとりの木々の間に建てられたテントの中で、20分のマッサージが受けられるんです!想像するだけで、絶対気持ちいいに決まってる~!!!!

看板は出ているものの、知っている人でないとなかなか目を留めない奥まった場所で開催されているので、穴場と言ってもいいかも。当日は待ち時間ゼロでした!
着替えなどもいらないので、お金を払ったらあとは身をゆだねるだけというお手軽さ◎

私は肩~首~ヘッドマッサージをお願いしたので、目の上にタオルがかかっていましたが、耳に届く川のせせらぎの音、そよそよ吹き渡る高原の風が心地よいことこの上ない!

極上の時間はあっという間で、おかわりマッサージしたい気持ちをなんとか抑え、その場を後にしました。

私がお願いしたときは雷鳴がとどろき始めていましたが、まだ安全ということで実施してくれました。
が、帰るころには雨が降り始め、雷も元気いっぱい!!!滑り込みセーフ感が半端ない状況でしたから、天気がご機嫌な隙にぜひ味わってほしい体験です。

◎BEB5

今回宿泊したのは、星野リゾートが運営する「BEB5 軽井沢」。
星野と言えば「お高いんでしょう~?」というイメージ(いや、事実)ですが、このBEB5は若者の旅を応援するのがコンセプトなので、超リーズナブル!!!

29歳以下の宿泊者は大幅割引が入るのですが、残念ながら2回目の成人式を迎えてしまった私たちはその恩恵は被れず……とはいえ、「1泊2食付き・トンボの湯入り放題」のプランで、5万円未満!!

ただし、BEB5は宿泊上限3人まで。
次女は添い寝が可能だったので、我が家は4人で1部屋を利用しました。

チェックイン後は「ウェルカムポップコーン」をいただけたり、TAMARIBA(=ラウンジ)でゲームを借りることができたり、カジュアルに過ごせるお宿。

娘はここで借りたカードゲームにドはまりして、
「旅のお土産はいらないからこのゲームを買う!」とのこと(笑)

中庭も出入り自由で、常時(雨天時以外)焚火もたかれています。

部屋もワクワクがいっぱい!
宿泊した「YAGURAルーム」は土足厳禁。畳やフラットソファーのくつろぎスペースの上には……

寝室としてロフトが。コンパクトながらかゆいところに手が届く設計で、秘密基地感に子どもたちも大喜び!

アメニティ類は一切ありませんが、ドライヤーなどは完備。
歯ブラシは大人用・子供用ともにチェックイン時に無料でもらえますよ。

大人用パジャマやクレンジング&スキンケアは
ロビーで販売していました!

BEB5の朝食は、「アメリカンブレックファスト」「フレンチトースト」の2種(各1300円)。
特に期待はしていなかったのですが、どちらもおいしくてさすが星野ブランド!

宿自体が持ち込みOKなので、目の前のコンビニで買った食事をテラスで召し上がっている方もいらっしゃいました!

◎トンボの湯

言わずと知れた「星野温泉トンボの湯」。

内湯の前にある森に面した大きなガラス戸が開放されて、屋内にいても露天風呂並みの解放感!!

ちなみに、朝1時間ほど「星野リゾート宿泊者限定」の時間帯があります。が、むしろそれって混むのでは?と思い、2日目はそれを外した午前中に足を運んだところ…ほぼ貸し切りでしたよ~!

◎HALUTA begari

軽井沢で絶対に行きたい場所なのが、「HALUTA begari」。
わざわざお取り寄せすることもあるほど、大好きなお店です。

早くにSOLDしてしまうことも珍しくない大人気すぎるパン屋さんなので、絶対おすすめなのが、訪問前日の夕方に電話でお取り置きをお願いしておくこと。

ここのエピは、これまで食べた中で一番おいしいし、食パンやバゲットも、わたし的3本の指に入るお味!!!

いつもお願いするのは、クロワッサン、フルクト、シナモンプッラ、このみ、エピあたりでしょうか。
バゲットと食パンは取り置き不可とのことです。

開店から45分後のタイミングでお邪魔したときにはまだまだ残っていました!

◎らくやき陶画堂

1日目にしっかり体を動かし、自然に触れる体験もできたから――と2日目に選んだのは、じっくり取り組めるらくやきの絵付け体験。

わたしも家族旅行でやったことがあって今でもそのシーンを覚えているんですよね。

旧軽井沢の入り口にある工房で、予約不要でふらりと立ち寄ることができます。

店内に用意されたお皿や貯金箱、ペン立てなど、さまざまならくやきの中から好きなものを選んで、あとはひたすら絵付けするのみ。金額も1000円台~、絵付け後20分程度で完成して持ち帰れるのもうれしいポイント。

うちの子どもたちは絵を描くのが好きなので、一度始めたらあとはもうひたすら熱中。
ちょうどお昼時に入店して席も空いていたため、「時間を気にせずゆっくり進めてもらっていいですよ~!」と優しいお気遣いもいただきました。

娘たちの作業中に、毎年立ち寄る常連さんと思しき親子連れの姿も。
毎年、お皿に子どもたちの手形を取っているようでした。そんな定点観測も素敵~!

◎ツルヤ

軽井沢といえば、ツルヤ!

地元のスーパーでありながら、そのプライベートブランドから発売されている商品の優秀さと言ったら!!!

無添加のふりかけ(89円!!!!)は、どれもおいしくて、10袋以上は買ったでしょうか……。

旅行から戻って以来、夏休みの昼ご飯はこのふりかけたちでおにぎりパーティー。
子どもたちが毎日ツルヤの底力を大絶賛中です(笑)

ドライフルーツ類も充実しており、これも美味。

今回初めて買って大ヒットだったのが「青唐みそ」と「小魚味噌くるみ」。

ツルヤといえば、ネット上で人気なのは「りんごバター」と「くるみだれ」なのですが、我が家の食習慣とはハマりが悪く、なかなか使いきれないので、最近は買うのをやめました。
クチコミばかりに振り回されず自分の軸で選べるようになった点は、成長した気がします。(笑)

おしまいに

実は出発前に「10年後も思い出せる旅に」と決めていた今回の旅行。
たった一泊二日でしたが、今回の旅は、穏やかで、色濃くて、鮮やかな時間を過ごせた気がします。
しっかり思い出に刻むことができ、大満足です!

それもこれも、手帳やマインドマップを使って、旅の準備や心構え、時間の捉え方をちょっとシフトチェンジできたからかも……。
というわけで、次回は「手帳×旅」というテーマでシェアしようと思います。
お楽しみに!

2021年12月、WordPressでWEBサイト「じぶん実験室」を立ち上げましたが、2023年6月より、noteにお引越しを始めました。

2021年12月~2023年6月の記事は、WEBサイトに掲載していたコンテンツをそのまま移行したものです。


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