イベントレポート│読書をもっと楽しく・自由に! ~学びのリストの使い方~
こんにちは。
自分軸手帳部員&ライターの美穂です。
2022年05月27日(金)のランチタイムに、「学びのリストの使い方」イベントを開催しました。
プレゼンターは、あさもっちゃん。
参加者の中にも「自分軸手帳の中にある『学びのリスト』が真っ白!」「本を読んだら読みっぱなし」という状況にモヤモヤしている人がたくさん。
そこで今回は、自分軸手帳部員と一緒に、「読書を活用する」ためのヒントをたどってみましょう。
「学びを力に変えられている」という自信は、今までよりちょっと自分を好きになることにもつながりますよ!
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こちらのnoteではイベントの内容をダイジェストでお届けします。自分軸手帳部のコミュニティーの雰囲気を感じてください。
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◎はじめに:そもそもいつ、読書してる?
本題に入る前に。
忙しい毎日の中で、いつ本を手に取っているのか?
実際に読書を楽しむ自分軸手帳部員に聞いてみました!
「読みたいけれど読めない」なら、まずは1日5分から。
部員の声をご参考に、ご自分の中のタイミングを見つけてみてください。
それではいよいよ、イベントの本題をご紹介しましょう!
1.「自分軸手帳」的読書術
●「これいいな」を見える化しよう
まず前提として意識してほしいのは、あなたの読書に正解はなく、要約なんて求められていないということ。
プレゼンターのあさもっちゃんでさえ、少し前まで「自分が感じたことに価値があるなんて思えなかった」といいますが……むしろ逆!自分のための読書では、それを読んであなたが「感じたこと」や、「ふと考えたこと」に一番価値があるんです。
本来、読書は「自由」なもの。
本の中の「大事なポイント」はあなたが決めていいし、知りたいところだけを読んでもOK。
自分以外の誰かを納得させるためのアウトプットだって必要ありません!
あなたというフィルターを通して「これいいな」と感じた言葉やページに線を引いたりメモを取ったりするからこそ、それがそのまま自分軸の見える化につながるんですよ。
これを聞いて、様々な気付きを得た参加者が続々と……!
●「学びのリスト」を活用しよう
さらに、自分らしい読書のために提案したいのは、自分手帳内の「学びのリスト」を活用すること。手帳内にリスト化しておくことで、「どこに書いたっけ?」ということもなくなり、自分が手を伸ばしかき集めた学びのデータベースが完成します。
ここからは「学びのリスト」を、使い方とともに詳しくご紹介していきましょう。
A:テーマを立てる
学びのリストは、まず「年間の学びのテーマ」を立てることからスタート。
「ついつい本を読むのも選ぶのも正解探しをしてしまう」という参加者からの声もありましたが、最初にテーマを定めておけば、何者かに左右されることなく芯の通った学びにつながりそうですね。
ちなみに、部長のようこさんの2022年のテーマは「学びを実践する」。
あさもっちゃんは「思いのままにのびやかに学びたいものを学ぶ」と記入しているのだとか。
資格試験や困りごとがある方は、より具体的に「どんな本を選ぶか?」「何を解決したいか?」などを記入してもいいでしょう。
B:ソースを記入する
リスト内には、日付や著者名などを記入する欄も。
確実に信頼性の高い情報に立ち戻れるのはもちろん、あとあとになって「あの人の他の本を読みたいなぁ」なんて興味が広がった時にも便利です。
C:「学び・気づき」を「アクションプラン」に落とし込む
リストには、「学び・気づき」「今後どのように行動するか」がフォーマットとして用意されているので、「何をどんな風にまとめよう??」とゼロから悩む必要がありません。
A5ページに5段というスペースの大きさも、「メモ」と「まとめ」どちらにも活用しやすい大きさです。
自分軸手帳部では部員限定でページのPDFも配布しているので、もったいぶらずにどんどん記入することもできます!
▼「学びのリスト」についてはこちらもご参考に。
(文中でご紹介するフォーマットは2021年度版のもので、2022年度以降は書式等変更されています)
●「全部読まなきゃ価値がない」という考え方を手放そう
さらに、先ほどのスライドにもさりげなく書かれていたもう一つの読書術がこちら。
参加者の中にも意外と多かったのが、「読み始めたらすべて読み通してこそ読書」という考え方。でも、たった一行が自分軸の肥やしになるのなら、それで十分「読んだことに価値がある」ともいえるはず。
パッと開いたページでたまたま出合った発見や気づきを「学びのリスト」にメモするだけでも、立派な記録の一つです。
●「余白」にこそ自分軸がにじみ出る
ちなみに、プレゼンターのあさもっちゃんが紹介してくれたのが、「自分の頭で考える読書」(荒木博行 著)に書かれていたというこんな考え方。
ふと立ち止まって回想するのも、ページを行ったり来たりするのも、自分の目に入りやすいように線を引くのも、「本」という媒体ならでは。
効率的な編集と魅力的な映像効果で引き込む動画や、どんどん進む音声配信とは違い、つまみ食いしたり、自分のペースで読み進めたりしながら、自分の気持ちや引っかかりを自由に差し挟める「余白」があるのは、本の大きな特徴です。
その「余白」に何を感じ、挟み込んだか――それこそが自分の価値観や日頃気になっていることであり、新たな自分軸の発見にもつながるはず。
ついつい忙しさや向上心に侵食されて「余白=無駄」と考えてしまうことも少なくありませんが、参加者からのコメントを見ても、読書の意味や楽しみを改めて噛みしめる機会になったようです。
2.自分軸手帳部ならでは「選書」って?
ここまで、本の「読み方」についてご紹介してきましたが、「そもそもどうやって本を選ぶか?」というのも重要なポイントですよね。
たった一冊を手にするだけでもなかなか決断できない時、私たちにはここに書かれたようなマインドブロックが働いています。
とはいえ、一生懸命考えたり、自分なりに頑張ったからといってとっておきの一冊に必ず出会えるとは言えないもの。
参加者の中でも、「気軽に幅広いジャンルに挑戦しやすい図書館を活用」というコメントがある一方で、「図書館でやっと予約本が回ってきたころには興味が別の場所に移ってしまう」という葛藤も……。
読んで確実に糧になる本をタイムリーに手にするために、苦労している部員たちの姿が垣間見えました。
そんなニーズに応えてくれるのが、部内で立候補を募り集結した「自分軸手帳部図書係」の存在。
部員用のコミュニケーションツール「Teams」内には、この「図書係」がまとめた部員専用本棚(※)があるんです!
「自己啓発」や「ビジネス書」、「心理学」、「手帳術」など……過去のイベントに登場した本や、部員が読んでレコメンドしたい「自分軸に効く一冊」が一堂に会しています。
本棚は、本の感想を書いたり、シェアしたり、できるブクログというアプリを使っています。
ちなみに、昨年は3人だった図書係が、今年はなんと13名に!
図書係2年目のチョコベリーさんをリーダーに、先ほどの「本棚更新係」のほか、「イベント係」「図書新聞係」の3つのカテゴリーで自分軸を育てる本の楽しみ方を鋭意企画中です!
自分軸手帳部というコミュニティは、新たな選書の世界を広げる場にもなっています。
イベントを終えて
実際にイベントに参加した部員から、感想も続々と届いています!
自分とは違う世界に生きながら、似た価値観も併せ持つメンバーが集まるコミュニティだからこそ叶う読書の楽しみ方に、みなさんも参加してみませんか?
「自分軸手帳部」でお待ちしています!
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文責:美穂
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