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時間がないから「もっと速く・もっと頑張る」はもうおしまい。まずは「やらない」を決めてみよう

こんにちは、自分軸手帳部員&ライターの美穂です。

仕事に家事に育児に、次から次へとやることが湧いてくる毎日。「時間が足りない」ともどかしく思う人も、きっと多いことでしょう。

あなたには今、どれくらいの余裕がありますか?

チェックが付かないToDoリストを前に

「もっと頑張らなくちゃ」
「効率よく動けないのが原因では?」
「ここのスピードを上げてみよう」
「もうすこしたっぷり時間を取ろう」

なんて、ついつい考えるかもしれません。でも、ちょっと待って!

溢れたものを詰め込む前に、まずは「実はいらないものを間引く」ことに注目してみるという方法があるのです。

今回のnoteでは、自分軸手帳ユーザーによるコミュニティ「自分軸手帳部」で先日開催された手帳レッスンの内容をチラ見せ。やることを引き算して、毎日に「余裕」を生み出すためのヒントをご紹介します。

まだ自分軸手帳を手にしていない方にも今すぐ取り入れられる考え方や方法にきっと出合えるはず。ぜひ最後までご覧くださいね。


「余裕」を求めるときに陥りがちな罠

もっと余裕を!

――もしあなたがそんな気持ちを抱いているのなら。一度考えてみてほしいことがあります。

Q:あなたが欲しい「余裕」とは?

こんな風に、一言で「余裕」と言っても、もう一歩その正体を分解してみると、実は様々な種類があるんです。あなたの求める余裕はどれでしょう?

では、もう一つ質問。

Q:その「余裕」のために、今できるアクションは?

あなたの思い描く余裕を手に入れるために、たとえばどんな行動やアイデアが思い浮かぶでしょう?例えば、こんな感じかもしれませんね。

・副業のための新しい資格を取ろう!
・SNSでお得情報/時短レシピを見つけよう!
・時間術の本やセミナーで学ぼう!

では、この答えたちをよ~く観察してみてください。

――実はどの行為も「もっと頑張る、今ないものを手に入れる=インプットを増やすためのアクション」だということにお気づきですか?

先ほどの問いに対してあなたが挙げた答えが、もしこれらと同類だとしたら。あなたに余裕がない原因は、知識やスキル・頑張りなど、「自分に何かが足りないから」と思い込んでいるのかも。

でも、それって本当?

◎負のスパイラルに要注意!

ともすると、私たちは「何かが足りないからうまくいかない」という発想に陥りがちです。でも実は、現実は真逆かもしれません。

ちゃんとしようという思いに突き動かされて、さらに何かを足そうとする。その結果、むしろ余裕を遠ざけてしまっている可能性も、大いにありそうです。

◎「何かを足す」のではなく「自分で作る」

1日は24時間。心身のエネルギーやキャパシティもその人なりのものがあるはず。貯金だって、一朝一夕では増えません。

時間・お金・意志力。どの余裕を求める場合も、既に決まった枠が存在します。そこに一生懸命「もっと、もっと!」と詰め込もうとしても、それは無理な話。

だから、今こそ。「余裕のために何かを足す」のではなく、「自分の資源に自ら余白を作る」方向へとシフトしてみませんか?

余裕を手にするための2つの方法

◎方法1:先取りで確保!

余裕について考える際に参考になるのが、「パーキンソンの法則」です。

――つまり、「時間もお金も余ることはなく、使い切ってしまうものなのだ」ということ。「確保するためには先取りが必須」と言えそうですね。

「余裕」を生み出すためには、こんな風に応用できます。

✕:時間が余ったら ⇔ ○:先に予定を入れる
✕:お金が余ったら ⇔ ○:先取り貯蓄、積立
✕:元気が残っていたら ⇔ ○:大事なことは早めに

◎方法2:自分の日常を見つめて「引き算」する

「ある」ものが「ない」状態になれば、その分が余裕に直結します。今やっていることの中で、やめたり、やり方を変えたりできることはないかを見つめてみましょう。

自分軸手帳では、これを実践するための「引き算のワークをご用意しています。

▶ STEP1:書き出す

まずは、自分の日常から引き算したい物事を自由に書き出します。

【書き出すときのヒント】
✅ 頭にパッと思い浮かんだ「やめたいもの」「惰性でやっているもの」「やりたくないこと」
✅ 日常で「憂鬱・幸せを妨げられる」と感じる瞬間を思い出して、その時の行為や心理状態・人間関係など
✅ 家事・仕事・育児など、カテゴリから考える

このとき、「やめたら困るかも」「やめるのは無理だろう」「みんなやってるから、私もやらなきゃ」といった考え方は放り投げてしまいましょう!「できる/できない」「常識/非常識」は無視して、自分に素直に書き出すことが大切です。

▶ STEP2:やめるための方法を考える

STEP1で書き出したものの中から、特に「やめたい」ことをピックアップして、やめるための方法を考えてみましょう。

【Point】
書き出した全項目をやめなくてもOK!
 → 優先順位が高いor着手できそうなものから
完全にやめる=ゼロを目指さなくてもOK!
 → まずは少し減らすだけでも変化があるはず
メリット・デメリットを書き出そう!
 → 一般論で判断せず、やめる影響を客観的に見て判断

こんな既成概念にとらわれていませんか?

先ほどご紹介した「引き算のワーク」を進める過程で、迷う瞬間があるかもしれません。

◎あるある1:これってわがままじゃない?

そんな思いに捉われる人の心には、「やらなきゃいけない」「~するのが常識だ」「~すべき」という考えが深く根っこを張っているのかも。

でも、アインシュタインはこう言います。

あなたが「常識」と思っているものは、単なる偏見かも。そしてあなたの常識は隣の誰かの非常識ということもあるかもしれませんよ!

◎あるある2:時短にしておけば間違いないよね?

様々なライフハックが発信されている日常で、「時短こそ正義!」と思いがちですが……そうとは限らないことも。

――これ、いずれも自分軸手帳ユーザーによるオンラインコミュニティ「自分軸手帳部」の部員さんの実話なんです。

得意や不得意は人によって違います。幸せを感じる瞬間もまちまちです。あの人に合う方法が自分にもいいとは限らないことをお忘れなく。

おしまいに

さて、あなたの余裕を生み出すためのヒントは、見つかりましたか?

今回の記事のうち、特に「引き算のワーク」は自分軸手帳ならではの方法をご紹介しました。ちなみに自分軸手帳部では、多くの部員さんが様々な引き算をこれまでに実現してきました。以下はその一部です。

これを言い換えると、引き算の数だけ、工夫や知恵も生まれているということ。「引き算を実現するための方法が見つからない」というときも、先行く部員さんの知恵やノウハウを借りられるのが、自分軸手帳部の魅力の一つでもあります。

一人で進むのもいいけれど、相談相手がいれば、もっと速く遠くに辿り着けるはず。「自分一人で行き詰った……」そんな時は、ぜひお気軽に自分軸手帳部の扉もノックしてみてくださいね!


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文責:矢島美穂

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