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「いつも自分が後回し」な今こそ。「心満たされる24時間」に近づく方法

こんにちは、自分軸手帳部員&ライターの美穂です。

「時間がない!」
「やりたいことができない!」
「いつも自分が後回し!」

もし今のあなたが、こんなモヤモヤを抱いているのだとしたら。
ちょっと質問をさせてください。

「時間があったらやりたいことは?」
「あなたが幸せを感じるのは(逆に幸せを妨げられるのは)どんな時?」

もしかしたら、急にこんなことを聞かれて困ってしまったかもしれませんね。

・明快な答えが出てこなかった
・答えてはみたものの、果たして本心なのか?なんだかしっくりこない

――大丈夫。そんな戸惑いを抱くのは、あなただけでありません。先ほどの問いに自分の納得いく答えをその場で出せる人って、意外と少ないんですよ!

人間は、身を守るために不安や不満に敏感であるようにできています。そのため、「なんだか時間に追われている!」という感覚にはすぐ気づけても、逆に「何をしている時が本当に幸せか」という感覚はおざなりにしがち。先ほどのような質問に対して自分の本音を掴み切れず、周りで話題になっていることや、なんとなく憧れていること(=他人軸)を口にしてしまう事も多いのです。

だったら。ぜひこの機会に「自分の心が満たされる時間の使い方」や「時間がない!から脱却するためのヒント」を見つけてみませんか?

今回のnoteでは、自分軸手帳ユーザーによるコミュニティ「自分軸手帳部」で先日開催された手帳レッスンの内容をチラリとご紹介。自分軸手帳をお持ちの方はもちろん、まだ自分軸手帳を手にしていない方も今すぐ取り掛かれる「時間」を見つめるヒントをたっぷりお伝えします。


心満たされる時間を積み重ねるために。
今すぐできることとは?

先ほど、私たちは「自分の幸せ・心の充足」に対してアンテナを立てることをおろそかにしがち、というお話をしました。
では、いざそこにフォーカスして時間の使い方を見つめ直したいと思った時に、何から始めたらいいのでしょうか?

ファーストアクションとしておすすめしたいのは、「事実を集める」こと。

  • うれしい!/ホッとする/心地よい

  • つらい/ストレス/無駄

――そんな瞬間たちを、コツコツと記録すると、日頃何気なくやり過ごしてしまっていたこと(=無意識)を自覚につなげることができるのです。

この記録は、すべてあなたならではのデータ。目の前の物事に対して、あなたがどう感じたか――その事実の集まりが、あなたの感情や価値観に輪郭を与えてくれます。

たとえささやかでも、一瞬でも。あなたの「心地よさ」を増やし、「モヤモヤ」を減らす。その積み重ねこそが、自分軸のある主体的な人生へとつながります。

――とはいえ、いざ「やってみよう!」と思っても、具体的にどのように取り掛かったらいいか?
もし戸惑う気持ちがあるなら、自分軸手帳の「24時間の棚卸しワーク」がお役に立つかもしれません!

「24時間の棚卸しワーク」とは?

自分軸手帳のワークページ冒頭に登場するのが、24時間の棚卸しワーク。

やりたいことにより多くの時間を費やせるように。望まないことに時間を奪われないために。理想を意識しながら現在との差分を埋めるアクションを考えていくワークです。

◎Step1:時間を記録する

見開きのワークページのうち、左ページは時間の過ごし方の記録用。
やったこと&所要時間と併せて、取り組んだことへの感情・気づきを併せて記録します。
枠線に好きな時刻を割り振れるので、24時間すべてのログをとるのはもちろん、特に課題感のある時間帯に集中して細かなログを取るのもおすすめです。

◎Step2:振り返りを行う

Step1の記録を俯瞰すると、自分が「幸せを感じた瞬間/幸せを妨げられた瞬間」に共通点が見えてくるでしょう。記録を取っている瞬間はばらばらに見えた点が集合することで、これまで気づかなかったあなたの価値観の発見につながります。

◎Step3:理想の1日を考える

Step2での気づきを踏まえて、Step3では理想の1日を考えてみます。
実現するには難しいハードルなどが思い浮かんでも、一旦無視して大丈夫。手帳の上では、あなたは自由です。妄想全開で「こうだったら最高だなぁ!」というイメージを描いてみましょう。

◎最後に、理想を現実に盛り込もう!

Step3が完成したら、ワークは無事終了!なのですが……ぜひその勢いのまま取り組んでほしいのが、翌週の予定に理想をちょっと盛り込むこと。100%書き込んだとおりにならなくても、今より少しだけ、現実が理想に近づく瞬間が増えるはずです。

自分の24時間を見つめるときのコツ

ここからは「こんな時どうしたらいいの?」「なかなかうまくいかず挫折しそう……」というよくあるお悩みへのヒントをお伝えします。

◎Point1:自分に合った方法でログを取る!

Step1で時間を記録する際、常に手帳を片手に持って生活するのはなかなか難しいですよね。だからこそ、手帳と共にあなたが使いやすい記録用ツールを準備しておくのがおすすめです。

たとえば……

・ふせんを持ち歩いてメモ
・ふせんを家のいろいろな場所に置いてメモ→1日のおわりに回収
・スマホのメモ帳に記録
・LINEで1人グループトークを用意し、都度送信して記録
・Excelやスプレッドシートを活用
・アプリ(Togglなど)を活用

これらの記録を手帳のページに転記するとき、がんばって全て書き写さなくてもOK。ポイントになる部分のみ書き出してもいいですし、デジタル記録の場合は画面を印刷して貼り付けたりするのもいいでしょう。

◎Point2:「24時間の完璧なログ」に固執しない

自分軸手帳部員さんの中で、このワークに行き詰まった時によく聞こえてくるのは、以下のような声。

・細かくログを取ろうとし過ぎて破綻してしまう
・つい記録していることを忘れてしまって1日通して取り組めない

でも、安心してください。
時間は1日中×綿密に記録しなくても大丈夫!

このワークの目的は「自分の幸せを感じる瞬間/幸せを妨げられる瞬間に気づき、理想に近づけていく」こと。

・その時間に対してどんな思いや感情を持っているか
・その時間を「長い」と感じるか「短い」と感じるか
・その時間を「増やしたい」のか「減らしたい」のか

時間の記録は、「それぞれに何分かかっているか」ということの把握のためというより、上記のような感覚や感情を呼び起こすための材料と捉えるのがよいでしょう。

もちろん、記録する時間も分刻みでなく、5分・15分といった単位で大丈夫。

また、24時間全てではなく、「朝の3時間」「夕方~夜の4時間」など、時間に追われやすい時間帯だけを切り取ってワークに取り組むのもいい方法ですよ。

◎Point3:「自分の第2領域」を見極める

日々の物事を「緊急度×重要度」で4分類した以下のようなマトリックスをご存知ですか?

日々巻き起こる事象を各領域に分類すると、例えばこんな感じになるでしょう。

このマトリックスで時間について語られる際、第2領域(緊急ではない重要なこと)の時間を増やすことが、人生を豊かにすると言われています。

ここで注意したいのが、「あなたにとっての第2領域」を見極めること。

たとえば、「家族との時間」「学びの時間」は一般的な価値観において重要に思われがちな風潮があります。ところが、果たして今のあなたにとって(あるいはワークのStep2の結果)そこまで重要か?というと……答えはNoかもしれません。

これを入れたら(外したら)どう思われるか、人と違うかも……なんて気にしなくてOK。あなたなりの第2領域を大切にすることが、理想の24時間につながります。


◎Point4:今より”ちょっと”理想に寄せる

現実と理想の乖離は、えてして大きいもの。
理想を描いたからといって、いきなりすべてを叶えようとしてもハードルが高くて、むしろ「叶うはずがない」と思ってしまう人も多いでしょう。

そこでぜひおすすめしたいのが、「今より”ちょっと”理想に寄せてみる」という方法。10%でも、いや、むしろ1%でも構いません。

10個の理想のうちの1つの理想をフォーカスして、それさえも完全ではなくちょっとだけ理想に近づけてみる――そんなチューニングを繰り返すことが大切。時間はかかっても、確実に、現実をありたい方向へと近づけることができるはずです。

◎Point5:ワークに取り組むのにおすすめなのはいつ?

24時間の棚卸しに取り組むなら、例えばこんなタイミングがオススメ。

自分以外の何かに振り回されている時や、新しい生活を組み立てたいときこそ、時間と感情を分解し俯瞰するこのワークが効いてきます。

部員さんの中には、1カ月に1回定期的にこのワークに取り組み、定点観測したり、理想をブラッシュアップしたりする方も。
繰り返したり、過去のワークと比較したりすることで見えてくるものも、きっとあるはずですよ。

おしまいに

ここまでお読みになって、「それでもやっぱり現実と理想は差が大きいから……」と、あきらめの気持ちを拭いきれない方もいるかもしれません。

実は、今回の手帳レッスンでプレゼンターを務めた自分軸手帳運営メンバーのえみかさんは、2年前に描いた「理想の24時間」を今まさに叶えつつある当事者。

もちろん、「書けば叶う」は言い過ぎで、そこには地道な努力や工夫の積み重ねがあったはずです。それでも「書かなければ叶わなかった」のは、きっと間違いないはず。

手帳に理想を描いたからといって、失うものは何もありません。ぜひ一度、自分軸手帳をパートナーに、あなたの「幸せな瞬間」と「それをちりばめた理想の24時間」に向き合ってみてくださいね。


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文責:美穂





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