まさに旅【Jラボ2022 参加者の声】
Jラボ2022参加メンバーの山本郁です。
Jラボに参加してみた一年間の振り返りを書いていこうと思います。
一年前の今頃、最終学年になった僕は有り余る進路の選択肢と、何者になりたいのかが分からない自分の間に立っていて、進路について考えるだけでクラクラしていました。
そんな中で見かけたJラボのポスター。
何をするのかよく分からなかったけど、QRコードを読み込んでみた。そんな半歩の前進がきっかけでした。
参加当初は大学生や社会人と対話をすることに戸惑いました。
年長者と自分は、教える・教わる関係なのだと思い込んでしまっていたからです。しかし、問いに対して共に悩み考える姿勢は、高校生とか社会人なんていうことは関係のない、対等なもので学校とは違う雰囲気が新鮮でした。
そんな対話の中で気が付いたことがあります。それは、自分が自分を知らなかったことです。
得意なことは?苦手なことは?目指していることは?…。
そんな質問に答えられなくて、僕は一年間の問いを「自分」についてにしようと決めました。
そして、一年間の集大成、Jラボ2022最後のプログラム「スプリングキャンプ」で一年間考えた問いに対する自分なりの答えを発表しました。
発表のスライドの最後に入れた言葉、「まだまだ答えは見つかりそうにもないけど、半歩踏み出し続けたい」。
「自分が何者であり、何を実現したいのかを明らかにする」ことを求めて参加したJラボで、自分が何者なのかという答えにはたどり着けなかった。でも、Jラボに参加したことは自分を知るうえでとても重要なプロセスでした。
最後のオンライン部活で一年間一緒に活動してくださった方に「最初は大人しいと思っていたけど、どんどんアクティブになっていったね」と言っていただきました。
色んな場所に行って、色んな人に出会って、色んな世界を見た。Jラボが世界を広げてくれた。
Jラボは僕にとって、まさに旅でした。
高校生の皆さん、Jラボ2023の旅を味わってみませんか。
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