起業を成功させたいなら「逃げ道」を用意しよう
どうもこんにちは G です。今回は、これから起業を考えている人に向けてお話をしたいと思います。
退路を断つことをオススメしない理由
仕事柄、新しくビジネスを始めたい人の相談に乗ることがあるのですが、そういった人達は「覚悟を決めて必死にやります」とか「逃げずにやります」ということを言うんですね。
もちろん、それは大事なことなんですけど、逃げ道を塞ぎするのも良くないと思うんですね。
なぜならビジネスの成功には運も関係しているからです。
凄くいい商品であっても、リリースするタイミングが悪くて売れなかったとか、ライバルがちょうど同じ時期に出してしまったということがあるんですよ。
だからビジネスというのは、自分が最大限努力をしても、うまくいかない場合があるんですね。
だからうまくいかないときに逃げもせず踏み止まって戦うのは、当然ボロボロになるだけなんですよ。
だから「ここまでダメになったら、逃げてしまおう」という風に、逃げる選択肢も一つは用意しておいた方がいいんですよね。
どんなに頑張ってもうまくいかないこともある
特にお金をかけて何か準備をするときは、「これだけの初期投資をしたんだから」とうまくいくまで頑張ろうと思ってしまいますよね。
でも途中までやってうまくいかなかったら、どう頑張ったところで、うまくいかないの方が多いんですよね。
なぜならスタートのときに一番力を入れてやっているはずなんですから、その流れでうまくいってなかったら、あとから挽回できることはあまりないんですよ。
なのにズルズルとどうしようもない状況にしがみつくのは良くないわけです。
そこまでどうしようもなくなってきたら、自分が初期投資して買った商材的なものを、例えば二束三文で叩き売って、少しでもダメージを取り戻すとか。
もしくはそれを別の人に紹介するような形で、転売するなりなんなりして、自分はその場から逃げてしまう。
そして自分のダメージを少しでも減らすとか、そういう逃げる道を一つは考えてもいいと思うんですよね。
これは本当に逃げるかどうかはともかく、そうやって「辛くなったら逃げていい」っていうのを自分の頭の片隅に置いておくのは凄い大事なんですよ。
人間はいつでも逃げられると思えば余裕ができるので、もう少し客観的になることができるんですね。
もし本当にやばくなったら逃げられるので、心も穏やかなんですよ。
死んでまでやることじゃない
でも逃げることを全く考えてない人は、逃げ場がないから凄い追い詰められていくんですよね。
もう精神的にも追い詰められて、うつ病になったり、下手をしたら自殺したりとかいう風になりやすいんですよね。
でもそれは明らかに意味がないですよね。
自分の命をかけるほどのものかって、そんなはずは絶対ないんですよ。
もちろん、自分に原因がある場合は改善するべきですけど、自分ではどうしようもない状況で辛くなったときは、とっとと逃げた方がいいんですね。
ビジネスは大事なことではあるんですけど、死んでまでやることじゃないわけです。
自分や家族を不幸にしてまで頑張る必要はないんですよ。
だったら一回逃げて、状況を立て直して再チャレンジした方がよっぽどいい、ということは知っておいて欲しいと思います。
まあ逃げてばかりだと意味がないんですけど、自分が壊されない為に、そして自分が逃げない為に逃げ道を用意するということが大事になるわけです。
それを考えてもらうと、心が楽になるんじゃないのかなと思います。
それでは今回のお話は以上になります。ありがとうございました。
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