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情報強者になりたいなら「情報の本質」を押さえておこう

ちょっと今日は根本的な話をしたいと思います。

今はインターネット、テレビやラジオ、雑誌や新聞、もう色々な形で情報が嫌でも入ってきますよね。

そういった情報を受け取る上で理解しておいて欲しいことがあるんですよ。

それは大前提として、全ての情報には発信者の目的があるということなんですね。

例えば、広告であれば、いろんな情報を与えてるように見せても、最終的には自分の商品は良い商品だから買ってねっていうことが目的なんですね。

ニュースというのは、出来事をただ伝えてるようにも見えますけれど、会社の方向性、右寄り左寄りとか、そういうキナ臭い話で、情報操作じゃないですけど言い方とか伝え方が違うわけです。

特にインターネットはそういうのがすごく強くて、偏向報道と言われるものが凄く多いじゃないですか。

もう書き手の意思とか、書き手の持って行きたい方向にすごく情報が寄っているんですよね。

つまりネットにあるものを何も考えずに真実だと思って受け取ってしまうと、もうどこに連れて行かれるか分からないぐらいになってしまうわけですよ。

だから情報に触れたときは「この情報は何が言いたいんだろう」とか「どういう風な結論を自分に植えつけたいんだろう」っていう風に考えることが大事なんですね。

そこで「そうなんだ」とか「ひどいなあ」みたいな感情的なジャッジをしてしまうと、発信者が仕向けたい方向性に無意識に流されてしまうんですよ。

今のように情報量があまりにも増えすぎて、もう朝起きてから夜寝るまで、ほとんどスマートフォン等を通して情報が無駄に流れ込み続けるじゃないですか。

情報量がここ十数年で凄く増えましたけど、情報が増えたことで、ものを知らない人が増えたんですよ。

自分の興味あるジャンルに関してすごく知ってたりするんですけど、興味のないジャンルに対して何も知らない人がすごい増えたんですよね。

どういうことかというと、昔は新聞とかテレビとか、そもそもの情報量が少なかったから、満遍なくそれを見聞きしてたんですよ。

そうすると自分の興味ない情報も受け取っちゃうじゃないですか。

そのうちにその中に興味を持ったりとか、興味はないけれど知っているっていう風に身についていったんですね。

でも今はあまりにも情報がたくさんあって、自分の興味ある情報だけを受け取ることもできてしまうので、方向性とかを考えずにじゃんじゃん受け取ってしまうわけです。

だから自分の頭の中で方向性が勝手に築きあげられていっちゃうんですよ。

自分が正しい。だってネットにも世の中もみんなそういう風に言っている。自分の意見は正しいに違いないって刷り込まれていくんですね。

だから人の情報をそのまま受け取るということは、ある意味自分の方向性も決められてしまうということなので、言ってしまえばゆるい洗脳を受け続けてることになるんですよね。

しかもそのゆるい洗脳を自ら望んで受けている状態になるわけです。

だけど例えば、人とのコミュニケーションとか会話とか、それこそビジネスとかアイデアとか、何かを自分以外のものとやりとりするっていうのは、結局引き出しが多い方が勝つんですよね。

その引き出しの多さというのが、自分の得意なジャンルの中だけでたくさん知ってるっていうことじゃないんですよ。

いろんなジャンル、いろんな価値観、いろんな人の考え方、いろんな方向性を全部包括して自分の中にあるから、引き出しが多い人になるわけですね。

だから人間としての器というか、人間として大きな人間になりたければ、一方向の情報に染まってはいけないんですね。

今後は何か情報に触れたときは、「結局、この情報は何をさせたいんだろう」という風に考えて、もっと真意の部分を読み解くように頭を使って欲しいと思います。

それをちゃんとやれば、今度は人間関係、例えば上司が本当に求めていることは何なのかとか、奥さんがこう言うけれど、奥さんが本当にして欲しいことは何かっていうのが分かるようになるので、人間関係も仕事も全部生きやすくなると思います。

非常に重要なことなので、是非やって欲しいと思います。今回は以上となります。ありがとうございました。

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