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おじさんよ、今こそ頑張ろう!20代にアドバイスをしている場合じゃない理由

どうもこんにちは G です。
今日は年寄りほど頑張らないといけないということについてお話をしたいと思います。

「若いうちの苦労」も大切だけど

年を取っていくにつれて、できることは確かに増えていって、経験値が増えて上手にはなっていきます。

だけどその分、労力を節約することは覚えていく代わりに、余計に自分から努力するとか苦労するということを避けるようになって、効率の良い方法ばかり選んでしまうことが多いんですよ。

逆に自分たちが苦労してきたと思っているから、若い人に対して「若いうちの苦労は買ってでもしろ」とか言ってしまうんですね。

でもそんなこと言っている暇があったら、もっと君ら自身やらないといけないよ、と私自身も含めて非常に思うんですよ。

それを思う一番の理由としては、年を取ると若いうちにできていた当たり前のことができなくなるからなんですね。

できていたことができなくなる

これは主に体力的なことが多いんですけど、昔は健康なのが当たり前、徹夜できるのが当たり前、長時間集中力を保てるのが当たり前だったのに、そういったことが年齢とともにどんどん苦手になってくるんですね。

もしくはできなくはないけれど、やらずに済むなら、やらないで済ましてしまうとか、そういうことも多くなってきます。

まあ20代くらいの人はピンとこないかもしれないですけど、例えば10年くらい遡って、自分達が中高生の頃と比べたら、やはり色々なことができなくなってると思うんですよ。

それこそ小学生の頃は全力で100m走るとかなんて、ハーハー言いながらも、そんなことって当たり前でしたよね。でも今は全力で100m走ったら、怪我しそうな人って非常に多いと思うんですよ。

準備体操で腕立て50回、腹筋50回とかあったと思うんですけど、大人になってそれができたら、もう普段から鍛えてるというかスポーツしている人ですよね。

いやいや、小さい頃は毎日遊んでいたし、体育の授業があったからできたんだ、だけど大学とかからは体育の授業は必須でもなくなってくるし、そういったものがなくなって体を動かすことも減ったから出来なくなったんだ、と思うかもしれません。

それって結局、習慣的にやっていたものをやらなくなったから、できなくなっちゃったということですよね。

「老害」になる前に

例えば社会人になってすぐの頃、下っ端だからまだまだ何もわからないからと思って、いろいろ勉強したり努力したりしていたことも年を取ると段々しなくて済むようになるんですよ。

そうなってくると、習慣化していたことがやらなくなったから出来なくなるんですね。

年を取れば経験を重ねて要領よくやれるというのは、多くの場合仕事とか、それを毎日のように繰り返していることだけなんですね。

毎日のように繰り返しているものは経験を重ねて上手にできるようになるけど、その分普段やっていないことはどんどんできなくなっていくわけですよ。

結局、若い人と同じように行動するだけでもトレーニングとか体力作りをしていない人にはできなくなってくるように、10年前なら当たり前にできたことがどんどんできなくなるのが、年を取るということなんです。

逆にそれに抗うように、体力作りをするとか、勉強するとか、新しいインプットするとか、そういったことをしないと、右肩下がりにしかならないということなんです。

経験とか、仕事が慣れてきて、どうしても手癖で仕事をしてしまうようになるんですね。

つまり自分の体に染み付いたもので、深く考えずに仕事をするようになると、経験は溜まるけど伸びてはいかないんですよ。

特に今の時代、これからの時代は、新しい概念とか新しいやり方とか新しいビジネスとか、どんどん新しいものが入ってきます。

今の年齢がいくつであろうとも、新しいものを柔軟に取り入れていく姿勢を持っておかないと、ただの老害になってしまうんですね。

若者も頑張らないといけない

こういう話をすると、「若いうちは関係ないかな」と思ってしまいがちなんですけど、何でも準備って必要じゃないですか。

例えば体を鍛えるというのも、トレーニングを始めてすぐに鍛えられるわけじゃないですよね。

やはり何ヶ月も何年もずっと続けて習慣化されて、どんどん体が変わってくるように、そういう仕事ができるようになるとか新しいことができるようになるというのも、やろうと思ってやり始めてすぐできるわけじゃないわけですよ。

例えばこの話を聞いて、今のポジションに胡座をかかずに努力をして、新しいことにどんどんチャレンジして、さらに5年10年経って、ようやく成果が実ってくるわけですよ。

多くの人はやり始めたら成果が出ると思うので、必要なときにやればいいと思いやすいんですよ。でもそれじゃあ遅いんですよね。

やり始めて、それが実るまでに5年10年かかると思っておけば、例えばそれが40歳のときに必要だとしたら、その5年前、10年前から始めておくべきなんです。

50歳になったら大変だよ、というのであれば、50歳になる準備はもう40代半ばから始めておけということなんですね。

こんな感じで5年ぐらいは先取りをして、考えて準備をしておくことが大事だと思うんですよ。

今のうちにやるべきこと

やはり年を取って辛くなって、苦労するようになってきてから、慌てて対症療法で何かをするんじゃもう遅いし、できないんですよね。

だから「年を取ってから考えれば良い」という考えは非常に危険で、その年になったときというのは、基本もう手遅れなんですよ。

だから5年、10年前からそうなったときのことを考えて、そのときにどのように変わっていたいか、どのような方向に進んでいたいかを早く考えて、準備をしていくことが非常に大切だと思います。

特に今のITとかのビジネスの世界だと、下手したら10代で起業している人や成果を出している人もいっぱいじゃないですか。もう30代がオールド呼ばわりされるような世界ですからね。

まあ20代で何をできるかという所もあると思うんですけど、20代で何ができるかというのは、今の自分の3年前、5年前、もっと言えば、10年前とかに仕込んでいたものが形になっていくということですよね。

だから20代で仕込んでいることは、きっと30で花開くんですよ。

だけどいま何も仕込んでいない人、何にも努力してない人は、5年経っても10年経っても何もないまま、いつになったら僕は花開くんだろう、と思っちゃうと思うんですよね。

だから今日の話は、年寄りは当たり前のこともできなくなるから、それに抗う意味でもっと努力しないといけないよ、という話でしたけど、

もっと若い人達から見れば、今の若い人も年寄りなので、油断せずにこれからの年齢が進んでいくと考えて、弛まぬ努力、研鑽は続けていきましょうという話でした。

今回は以上になります。ありがとうございました。

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