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二十四節気~立夏、小満~


▪5月の流れ

2024年は5月5日からが立夏、5月20日からが小満

立夏は太陽おうし座期間の後半にあたり、小満は太陽ふたご座期間の前半となります。立夏期間が始まってまもなく5月8日がおうし座の新月、5月23日がいて座の満月です。

2024年5月の数秘は4[土台、安定]。
新年度スタートの4月は、思うようにスピードが出せなかったかもしれませんが、そこで考え直したり見直したりしたことから、新たな土台づくりに挑戦していく月になりそうです。

▪立夏:5/5~19

春土用(春から夏へリニューアル期間)が終わり、陽の気が満ちる夏が始まります。気温も上がり、日照時間も長くなり、行動しやすくなります。七十二候では、生物たちの活動的な様子が表現されて、ここからも陽のエネルギーを感じます。

第19候 5/5~9 蛙始鳴(かわずはじめてなく)
第20候 5/10~14 蚯蚓出(みみずいづる)
第21候 5/15~19 竹笋生(たけのこしょうず)

七十二候は土に関する内容ばかりで、地星座(太陽)おうし座期間とリンクしていて面白いなと思いました。

▪小満:5/20~6/4

春ごろのような気温の変動も小さく心地よい気候となり、生活リズムもだいぶ落ち着くころ、心穏やかで"小"さな"満"足の小満のようです。この時期には衣料に使われる源となるもの(絹を生み出す蚕、染料に使われる紅花)が育ち、小さな実りを迎えることが、七十二候でも表現されています。

第22候 5/20~25 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)
第23候 5/26~30 紅花栄(べにばなさかう)
第24候 5/31~6/4 麦秋至(むぎのときいたる)

▪この期間の体調

5月前半の立夏の期間は行動力が高まります。GW期間中がイメージしやすいですが、新生活の気が緩み、生活の乱れ(食生活、遊びすぎ、夜更かしetc.)が起こりやすくなりがち。自律神経の乱れ・睡眠不足から疲れが取れなかったり、胃腸不良が起きやすい時期です。

また、気温の上昇で動悸や不整脈、夏バテのような症状が出たり、連休明けには気持ちが落ちてしまい五月病と言われる症状になりやすいので、注意が必要です。

5月後半は湿度が徐々にあがり、梅雨シーズンに入ります。気温と湿度が上がると、血流も早くなり息切れしやすくなります。また、身体の熱は上がるけれど、湿気で重み・だるさを感じやすい状態に。疲れや貧血、集中力が落ちるなどの症状が出やすい時期です。

自律神経の乱れには、シソやみょうがなどの薬味がおすすめ。ミントティーも、気分がスッキリするのでおすすめです。

夏バテしやすい方は、冬や春の過ごし方に原因があることも考えられるそうです。まずはゆっくり休む、やることをため込まない(受けすぎない)、予定や目標で自分を追い詰めない、緩める…単純なようで難しいですが、できそうなことから始めてみてください!


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