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二十四節気~芒種、夏至~

▪6月の流れ

2024年は6月5日からが芒種、6月21日からが夏至

芒種は太陽ふたご座期間の後半にあたり、夏至は太陽かに座期間の前半となります。芒種期間が始まってまもなく6月6日がふたご座の新月、6月22日がやぎ座の満月です。

2024年6月の数秘は5[変化、挑戦]。
先月5月は新たな土台づくりに行動をし始めた方も多かったのではないでしょうか。今月はさらに歩みを進め、ステージアップを試み変化していきます。これまでとは違った刺激(喜怒哀楽)を得たり、新たな繋がりを感じる月になるかもしれません。

▪芒種:6/5~20

芒(のぎ:先端がとげ状)のある植物の種をまいたり、稲の苗を植えつける時期という意味です。このころから梅雨が始まります。
七十二候では、この時期に水田で見られる生物が登場します。また梅雨とは、梅の実が熟すころに降る雨ということからきているそうで、ここからも季節を感じられます。

第25候 6/5~9 螳螂生(かまきりしょうず)
第26候 6/10~15 腐草為蛍(ふそうほたるとなる)
第27候 6/16~20 梅子黄(うめのみきばむ)

▪夏至:6/21~7/5

陽のエネルギーが極まる時期です。ここから少しずつ陽のエネルギーから陰のエネルギーへ移行していきます。
この時期には青や紫の花が美しく、七十二候では花たちが登場します。夏枯草や半夏は漢方にも使われています。

第28候 6/21~25 乃東枯(なつかれくさかるる)
第29候 6/26~30 菖蒲華(あやめはなさく)
第30候 7/1~5 半夏生(はんげしょうず)

▪この期間の体調

陽のエネルギーも満ちながら、梅雨に入り、湿度が高い時期がやってきました。この期間の典型的な症状はむくみ、胃内停水(胃内でぽちゃぽちゃと音がする)、重だるさです。

むくみは水分の摂りすぎではなく、身体のめぐりが悪くなっていることが原因です。また、気温も湿度も高くなると、毛穴の開閉がうまくいかず、皮ふの炎症、内臓の炎症も起きやすくなります。

身体を温めたり(運動、食事、温活)、締め付けるような服装をやめてみるetc.いろんな意味で身体に負担をかけず、緩めることで血流をよくすることを取り入れてみてください。

夏野菜はこの時期のととのえアイテムです。熱を冷ましたり、むくみ改善、夏バテ予防に効果的な栄養素が含まれています。食べすぎると身体を冷やしてしまうので、何事も適度に楽しみましょう。

夏至はエネルギーの切り替わりです。衣替えのように、見えるものも見えない内面も一度整理して、不要なものは手放すのにいい時期です。夏至は陽のエネルギーが全開で、全てものが太陽によって照らされる(明るみに出る)と言われます。見たくないものもあるかもしれませんが(笑)、整理する気持ちがあるならば、流れに乗ってこの時期を活用してみるのはおススメです!


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