見出し画像

誰にも邪魔されない「自分の居場所」

じぶんジカン工房につくと、ホッとする。

ようやくつくれた「自分の居場所」という感じがして。

ここにいる間は、誰かに認められなきゃと思うこともないし、他人からダメ出しされることも、無理強いさせられることもない。ただ、注文をくれた人達に、ていねいに向き合っていられる場所。

工房のドアを開けるたびに、こういう場所がずーっと欲しかったんだなあ、と思う。

***

思えば、昔から「他者に邪魔されない自分だけの場所」を欲していた気がする。

中学生の頃までマンガ家を目指していたのも、突き詰めれば「自分の場所」をつくりたかったからだ…と、この間友人と話していて気づいたり。

自分だけの物語を、この手で生み出す。その物語の世界では、誰かに邪魔されることもない。

他人と自分を比べたり、まわりの目を気にしたり、何かと「他人」を自分の中に取り入れてしまいやすいからこそ、そう思ったのかもしれない。

わたしはいつだって、自分の居場所が欲しいと思っていたんだ――。

***

30年もかかってしまったけれど、ようやく自分の居場所をつくり出すことができたから、今度はこの居場所をちゃんと守っていきたいです。

欲を言えば、この居場所をしっかりと機能させることで、自分の毎日が成り立つといいな。つまり、毎日じぶんジカンの工房に行きたいし、じぶんジカンのことだけ考えていたい。

次の目的地はそこかなあ。まだまだ当分先になってしまうけれど、一歩一歩進む。

今日もたくさん発送できたのは、注文してくれた皆さんのおかげです。ありがとう。



サポートもうれしいですが、記事をSNSでシェアしていただけると力になります!