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【12月号vol.2】生活において、どうありたいか。

『月刊じぶんジカン』12月のテーマは、「これからの自分の "ありたい姿" を描こう」です。

この記事(12月号vol.2)では、「生活」や「自分のあり方」の面から、探ってみたいと思います。

▼第1回はこちら

(ぜひノートなどに書いたりしながら考えてみてくださいませ!)

『月刊じぶんジカン』12月号は試し読みとして、vol.1とvol.2を無料で公開します。この記事は無料でお読みいただけます。
【vol.1のおさらい】
・ありたい姿は映像イメージで描くのがポイント
・外的環境に左右されることよりも、自分で選んでいける部分を楽しく考えるのが◎

生活は、どうありたいか。

生活についての「ありたい姿」を考える切り口を、2つご紹介します。

ひとつめは、「生活をする空間」について。

【生活におけるありたい姿を描く1】
・どんな空間で生活をしたいのか
(雰囲気、場所、環境など)

自分が心地よく生活できるのは、どんな空間でしょうか?

例えば、緑がある場所、海の近く、オシャレなカフェがある街。広くてくつろげる場所、狭くて落ち着く場所。木を基調としたインテリア、コンクリート打ちっぱなしの壁。明るい場所、暗い場所。整理整頓された場所。本がたくさんある部屋…。

今の自分の生活空間について、満足している部分と不満がある部分を考えてみても良いかもしれません。


ふたつめは、「時間の使い方」について。

【生活におけるありたい姿を描く2】
・生活サイクル、時間の使い方
(1日の過ごし方など)

「世間一般の理想」よりも、「自分がこうありたい」を考えるのが重要です。

例えば、世間的には「朝早く起きること」が素敵…と思われているような気がしますが、自分がそうありたいかどうかの話なので、必ずしも早寝早起きを描かなくても良い、というような。

ここでまず考えたいのが、「自分にとっては何の時間が大切なのか」です。

自分には欠かせない時間、例えば家族との時間や、本を読む時間…など、それがなくなると心がしぼんでしまうようなものを、中心に考えてみるのもおすすめです。

どんな1日を過ごしたいですか?

どういう時間の使い方だと、自分は心地よく過ごせそうでしょうか?


自分は、どうありたいか。

さて、12月号最後の「考える切り口」です。

最後は、自分自身のあり方について考えてみましょう。

まず、ひとつめ。

【自分のありたい姿を描く1】
・どんな気持ちで過ごしたいか

どんな気持ちで、毎日を過ごしたいでしょうか。

ワクワクしたい?穏やかにありたい?賑やかにありたい?静かでいたい?

例えばわたしの場合、大学生ぐらいまでは「波乱万丈に生きていたい」と思ってました。平坦な毎日よりも、ドラマチックに生きていたい願望があったんです。

一方で今は、波乱万丈さよりも、落ち着きや静けさを求めています。とはいえ、静かではありつつも、心の中では燃えていたいし(笑)、一ヶ所にとどまるのではなく、穏やかに、ゆるやかな波に乗っていきたいイメージ。

ぜひ、「自分はどうかな?」と考えてみてください。


次に、ふたつめ。

【自分のありたい姿を描く2】
・どういうペースで進みたいか

自分の人生を、どんなペースで進みたいのか。

例えば、目まぐるしく変化するほうが、ワクワクして楽しい人もいます。一方で、ゆっくり進みながら道端の綺麗な花を見つけられるような進み方のほうが、ウキウキする人もいます。

人生は競争ではないのに、まじめな人ほどいつの間にか「周囲のペース」を気にして、追いつこうと考えたり、遅れている自分をダメなヤツだと思ったりしてしまいがちです。

でも、「自分のありたいペース」を知っていれば、「わたしはこのペースが心地よいんだから、これでいいんだ」と思えるような気がします。

自分にとって心地よいペースを、つかんでみてください。


参考:じぶんジカン松岡の場合

12月号vol.1とvol.2で、「ありたい姿」を考える切り口をご紹介してきました。

ちなみに、わたしが過去に描いた「ありたい姿」の一部を、参考までに載せておきます。

例)塾講師を目指していた頃:2014年ぐらい
ホワイトボードの前、2~3人の生徒に向かって話しかけている。距離感が近い。髪の毛はロングで、グレーのスーツ。場は和やかな雰囲気で笑顔。働くことを通して「勇気」を与えたい。自分は「誰かの役に立つこと」を実現したい。

主に仕事の面での「ありたい姿」ですね。

このイメージを描いたあと、わたしは実際にホワイトボードで授業をするマンツーマンの塾で働くことがました(人数に若干ズレがあるけど、その辺はまあいいのです!)。

仕事自体はとても楽しかったです。(働き方が深夜まで&激務で、数年でやめてしまったけれど…)

例)ライターを目指していた頃:2015年ぐらい
カメラを持って、観光地やお店の取材・インタビューをしている。窓が大きくて明るい仕事部屋、大きな画面のデスクトップPC、楽しそうに画面に向かう自分。ボーダーの服、髪の毛はボブ、ノートPCも持っていてカフェで仕事をする生活。仕事を通して「良いものを伝える」をやりたいし、自分はとにかく「書く」を仕事にすることを実現したい。

仕事面と生活面、あり方もやや混じった「ありたい姿」です。

ライターを始めたばかりの頃、まだ自分の経験談(主に英語学習関係)を記事にしていたときに描いた「ありたい姿」です。こちらも概ね実現。

例)最近描いた「ありたい姿」
白を基調とした明るくて広い部屋、海の近くに住む。「書く」をじっくり味わいながら、文章を書く。追われていない、ゆったりとした表情。髪はショートより。毎日海辺の散歩を楽しむ。仕事を通して「自分と向き合う時間」を届けたいし、自分はとにかく穏やかに楽しみたい。

ほぼ今のわたしの「ありたい姿」です。本当はもうちょっとくわしく描いてあるのだけど、ここでは概要だけ。

これから実現していけそうな感じがあって、実際に海の近くに住むために、年末に引っ越しも予定しています。

来年も少しずつ、このあり方に近づきつつ、また新しい「ありたい姿」を描いていくつもりです。


今回の「考える種」

12月号vol.2でご紹介した、「考える種」をまとめます。

【生活におけるありたい姿を描く】
・どんな空間で生活をしたいのか
(雰囲気、場所、環境など)
・生活サイクル、時間の使い方
(1日の過ごし方など)
【自分のありたい姿を描く】
・どんな気持ちで過ごしたいか
・どういうペースで進みたいか

みなさんは、どんな「ありたい姿」を描きましたか?

ぜひ、おたよりフォームより教えていただけたら幸いです!

次は12月27日(日)に、みなさんから頂いたおたよりや質問に回答する記事を更新します。

※おたより紹介記事は購読者限定コンテンツになります。

12月号vol.1とvol.2はお試し版として無料で公開しましたが、1月号からは月300円でお読みいただけます。

ちなみに、1月号のテーマは「これからの自分のコンセプトを決める」です。

「来月号も気になる!」と思った方は、1月からぜひご購読ください。

▼月刊じぶんジカン

毎週コラム1本&おたより紹介記事1本を更新しますので、一緒に「自分と向き合う時間」をつくれたら嬉しいです!


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下記は12月号からご購読いただいている方向けに、一言メッセージを入れております。


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