「伝わる」の本当の意味を考える

僕の好きな本でコピーライターの小西利行さんが書かれた、
伝わっているか?という本があります。

これは、私の社会人人生の中で一番尊敬しており、目標である、
一番最初の上司の方に紹介をして頂いた本です。

さて、ここから本題です。
前職の後輩に貸していたのが返ってきたので
久しぶりに思台しながら読んでいたのですが、
その中で「伝わる」ことの本当の意味に気づけたような気がしました。

初めてこの本を読んだとき、
「伝える」という自分視点だけではなくて、
相手視点に立って自分の想いが「伝わる」ように「伝える」
という事に気づかされました。

相手に自分の言いたいことを理解してもらえるような伝え方こそが
「伝わる」という事なのかなと思いました。

しかし、今回改めて読み直してみて、
「伝わる」にはもう一歩先があるのではないかと感じました。

今までは相手に自分の想いを理解してもらうことが「伝わる」と思っていましたが、
それだけでは、想いが伝わるだけで行動としては何も変わっていないのでは
と気付きました。

分かりやすくたとえ話を作ってみました。

AさんとBさん。
AさんはBさんを食事に誘いたいという設定です。

改めて整理も含めて、「伝える」について書いてみるとこんな感じです。

Aさんは「○○という場所にあるお店に美味しいお店がある」=「一緒にご飯に行きませんか?」という意味で「伝える」ことをしていますが、
Bさんにはその意図は伝わっていません。
おそらく、「へぇ~(○○にそんなお店あるんだ)」くらいの気持ちでしょう。

これを、「伝わる」という観点で伝えると、このようになると思っています。

「一緒に行きませんか?」と明確に伝えることで、
Bさんとご飯に行きたいというAさんの気持ちをBさんは理解しています。

私は今まで、これが「伝わる」ことだと思っていました。

しかし、これを改めて俯瞰してみると、
「ご飯に行きたい気持ちは伝わった、だけど実際にご飯行けたのか?」
という考えに至りました。

つまり、相手に理解をしてもらうこと、
これも「伝わる」ことだと思いますが、
「相手に理解をしてもらって、心を動かす」ことこそが
本当の意味での「伝わる」なのではないかと思いました。

すごい簡単な例にしてしまうと、
先ほどの例え話のBさんに「餃子が好き」という情報を追加します。

すると、Aさんの伝わる伝え方はこのようになるのではないでしょうか。

どういうご飯なら一緒に行きたいと思ってもらえるかという情報をリサーチすることも、
相手の立場に立って伝える=伝わるという事の一つです。
ただ、「ご飯に行きませんか?」だけではたくさんの人に誘われていたら、
なかなかAさんと行きたい!と思わせることはできないですよね。

相手に理解をしてもらうだけではなくて、
この例えで言うと、「一緒にご飯に行く」という目的を達成させるために
何を、どのように「伝わる」かが重要だと感じました。

これこそが、本当の「伝わる」なのだと。

おそらく、私たちは無意識のうちにこのような「伝え方」をしていると思います。

改めて、これを書くこと(言語化)によって、
細かい色々な事に対して「意識」をしてほしいと思っています。

意識することで、言語化することによって、
私たちは気持ちを「伝わる」コミュニケーションができるようになるのではないかと思っています。

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