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「人間関係とは」

幸せには良好な人間関係という話があり、まあその通りだなと思うんだけども、これがなかなか難しい。

歳を取れば尚更難しいのではないかと思う。

なぜなら、それなりに人生を生きていくと色々と出来事があり、その度に辛い思いをしながら自分の価値観や考え方を変えていくので、それにピッタリ会う人などなかなか見当たらず、結局は余裕がそれだけあるか、柔らかい人でいられるかがカギのような気がする。

でも柔らかくなりたいけども、辛いことがあるとぎゅっと身を固めてしまうように、芯の部分で怖さや頑なさが出てしまう。それをなくすのにまた数年かかったりするものだから、とにかく精神的、肉体的にある程度健康でないと人間関係はなかなかむずかしいのではないかと思っている。

だから私はとにかく根っこである健康を取り戻すことをずっと提唱しているわけだけども、そういうわけにもいかないから、なかなか難しいから、その中で付き合える人などを探すことになる。

そうすると、まあ端的にいうと
・圧が少ない人
・こちらに何かを期待してこない人
・ただ寄り添うようにいる人
ということになる。

もちろんこちらもそういったスタンスになる。

相手の干渉はしないし、否定もしない。
しかし、お互いに強く出ないから成り立っている感じ。

最近はそれでもいいなと思っている。

多くの友人がいればそれは良いに越したことはないけども、1人で生きていくのもそれほど悪くもない。
まあ、大体一人と思っても一人じゃない、生きていればなんらかで人とは絡むので。

難しいテーマだけども、時々千日回峰行のことなど考える。これに従事した人は1000日間たった一人、誰とも会話せず、毎日山を登る。しかし、おかしくなったりしない、むしろ自分と向き合う、無の時間を手に入れて、より強い人になっていく。

ここまでストイックでなくてもいいけども、そう言った個に向かっていく時間も方向性さえ間違わなければ良い時間ではないかと思っている。

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