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「あきらめるとうまくいく:読了」

今日から読み終えた本は備忘も兼ねてここに記載することにする。

こんをつめると嫌になってしまうかもしれないから、簡単に書くようにします。

本書はあきらめるとうまくいくという本。

著者は医者、そして心臓病を持つ方。

ひょっとしたら、わからないけども、心臓病で人生が短いかもしれない、あるいはできないことがるかもしれない(運動など)だけども、良い意味であきらめて生きていけば、道が開けるという話。

本当にそう思うし、彼がいうことですごく説得力を持った言葉になった。

井上雄彦のリアルという漫画がある。

そこに、ALSの患者の方が出てくるが、その人の言葉に

「ジェットコースターは早くてすぐに終わってしまう。でもジェットコースターに乗っていて、それを楽しまないのはもったいない」

という言葉がある。

もっと説得力のある場面での言い方だったが、非常に心打たれて今でも覚えている。

人生はそれに似ている。

長かろうと短かろうと、それは誰にもわからないし、そこでそれをみようとしないで恐怖ばかりに焦点をあててれば恐怖で終わってしまう。

あきらめれば、こだわりさえしなければ、日々の活動も途端に素晴らしいものになる。

すごくわかる。

私も、ここ10年、あきらめることに時間を費やしてきた。

病気でできないことがある。でもそれに囚われていると恐怖で終わってしまう。

あきらめれば、その中で手に入るもの、目に見えるものに感謝できる。

ある人から見れば負け犬かもしれない、でも、その中に非常に楽しい時間がある。

それを見つめることができたら、人生はそれで良いと思っている。

彼は若いけどもその先駆者。ずっと濃い時間と考えを過ごしている


一読ください。

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