PMS(PMDD)ってこんなに辛いのか
こんにちは、のんこです。
PMS=月経前症候群の中でもメンタルにくるといわれるPMDD (月経前不快気分障害)をこの度初体験しまして、そのお話をしたいと思います。
「毎月その時期は死にたくなるほどメンタルがやられる」という友達の話も聞いていたが、いざなってみると、え?こんな辛いの?どうやってみんな耐えられてるの?って思うほどだった。
対処法を模索して、現時点ではひとまず解決しつつあるので、あくまで私の体験談として残していく。
PMS(月経前症候群)とは?
PMS(月経前症候群)の原因
私のPMS経緯
長年、私は生理前に3つの症状を自覚していた。
胸が張る(ちょっと大きくなる)
眠気が増す(睡眠薬飲んだんじゃないかというほど)
食欲増加(チョコなどのスイーツを欲す)
でも軽度だったし、メンタルには一切こなかったので、あまり気にならなかった。
そもそも、10代から生理不順でPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)も患っていたので、2〜3ヶ月生理がこないこともザラ。いつ生理がくるかまったくわからない状態で、メンタルにきていたとしても、PMSかどうかも定かでなかった。
ところが、ここ2年程で、生活が改善され30代後半にして初めて生理周期が正常化した。
そんな、すっかり生理周期が正常化した状態でのとある土曜日の朝。
外は小雨で、気温は低く、晴れる見込みもない日だった。
目が覚めた瞬間「あ、悲しい、なにもできない、無力だ」と思った。
そして涙がツーッと出てきた。
そのときの気持ちは形容すると、不安と絶望だったと思う。
もしかして、、、と思って、ルナルナを開いてみたら、まさに月経前のブルー期とされるPMSが起きやすい期間にぴったり当てはまっていた。
布団から起き上がれず、そのまま布団の中で考え事をしたり寝落ちしたりを繰り返して、夕方までやり過ごした。
原因を思い返すと、日常的に仕事で不安なことやストレスはあるし、恋愛で揺れ動く気持ちはあった。だけどそれは特別な出来事ではなく、ずっと起きていることだったから、ダイレクトな原因ではなさそうだった。
あと、天気と気候、休みの日か平日かというのは、大きく影響すると思った。私は雨の日にはどうしても気が滅入るし、さらに寒いと身体も縮こまる。そして平日は戦闘体制でアドレナリンが出ている状態だけれど、土日はプライベートなオフという気持ちがあって、心が柔らかく感じやすくなっているのかもしれない。
それ以上の何かは見つからず、そう考えると、天気なども含めた、小さな事象の積み重ねで起きたと思われた。
私の対処法
あまりに辛いし、明日も明後日も続いたら耐えられないと思い、自分なりに対処法を模索して試した。
ポジティブなテキストを読み漁る
Testosterone(@badassceo)さんなどのポジティブツイートなど、とにかくポジティブなメンタルの在り方を語っているテキストを漁りまくって色々読んでいたら少し元気になった。ひとりで散歩する
ひとりで好きな音楽を聴きながら(軽く口ずさみながら)近所を散歩した。そこまでポジティブな効果はないが、悪くもなかった。
しかし、このときの選曲は結構難しい。
私的には、好きな曲でもダウナーな曲調のものは引きずられるのでダメで、ベタな平成応援ソングを「負けないで」(ZARD)、「それが一番大事」(大事マンブラザーズ)、「愛は勝つ」(KAN)がよかった。
あったかいお風呂に入る
あったかいお風呂にゆっくり入るだけでだいぶほっこりした。
「違国日記」の中で、人は身体が冷えるとろくなことを考えないという旨の主人公の発言があるのだけど、その通りだと思う。眠いと思ったらとにかく寝る
PMSの時期は眠気も出やすいとされ、私も顕著に眠気が爆発する。いつもはコーヒーを飲んだりしてどうにか眠気をおさめているのだけど、こういうときは、寝るに限る。心身を休ませてという身体の合図だと割り切って、感じるままに寝る。とにかく自分をいたわる
上記の総括になるが、やることはとにかく自分を労わるに尽きると思った。本当はこれをやりたかったのに、時間を無駄にしたくないのに、など、つい自己嫌悪に陥りがちだけど、そんなこと思って自分を追い詰めてもいいことないので、とにかく自分を第一に労わるに限ると思った。
その後、 生理はデトックスだ!
そんな過ごし方をしていたら、翌日から徐々によくなってきて、2〜3日して生理がきた。
そうしたら、生理最高!外に排出するって最高!っていう気持ちでピタッとおさまり、私のPMDD的なPMSは終わった。生理ってデトックスなんだと思えた瞬間だった。
翌月のPMS(PMDD)に備えて婦人科へ
翌月また同じ状況になるのは絶対に嫌だ、二度と味わいたくないと思い、かかりつけの婦人科へ。
低用量ピルや漢方などの選択肢の中で、ライトにできる漢方をトライすることになった。
いくつかPMDDに効くとされる漢方がある中で私には「柴胡桂枝乾姜湯」が選ばれた。症状が出たなというとき、もしくはなりそうだなと予兆があったら飲んでみてと言われた。
いざ迎えん、翌月のPMS期
その時期に差し掛かると、もう怖くて仕方ないので、そのタイミングで飲み始めた。
結果、同じ現象は起きなかった。
で、生理がきたタイミングで飲むのをやめた。おかげさまで、翌月はNO PMS(PMDD)で終えることができた。
その後の生理前も今のところ平気だ。
私の場合は、軽度だからこの程度で済んだのだと思う。
あと対処法があると思うと、すごく心強い。漢方薬の効果じゃなくてプラシーボかもしれないけど、それでいいのだ。自分が心地よく過ごせればそれでいいんだ。
またストレスやホルモンバランスの状態によって起きる可能性あるけど、我慢しないで、うまいこと対処していきたい!
今週のPodcast
今回は、友達や恋人とのコミュニケーションどうしてる?という話を男女3人でしています。
悩みやモヤモヤを誰かに話す人 or 話さずに自分の中にとどめる人、
同居で安心感を得る人 or ひとりで暮らす方が楽な人、
大人数で旅行に行ける人 or 行けない人
など、3人でもスタンスが分かれるので、それぞれどう思ってそうしているのか話しているのでよければ聴いてください。
・Spotify
・Apple Podcast
のんこ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?