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仕事について、自分を制限してたかも、とふりかえる
しつこいようですが、働くことについてはなかなかいろいろと考えることがあって、ネタに困らないなあ、と感じています。
わたし、若い頃から数えると、パートも含めて結構転職していますが(いろいろとその時の気持ちや状況で、転職してしまうのです)、時々、「次、決まってる?決まってないなら、この仕事してみない?」と声を掛けていただいたことが、考えてみると何度かありました。
それぞれ、そのときは「えーっ、わたしがそういう仕事、するの?やったことないし、想像できないわ」などと思いました。
そう言ってもらえたことにはとても嬉しく思いながら、深く考えず、お断りしたことがありました。
そういうありがたいお話をお断りしたあとで、なかなか仕事が決まらないと、「こんなんだったら、とりあえずお受けすればよかったな…」と、それを思い出したりするのです。
誘われながら、お断りしてしまった仕事を思い出してみました。
①車をドレスアップする会社
広告関係の会社を辞めようとしたとき、取り引き先の、車をドレスアップする会社に誘っていただきました。
車好きな方がホイールを変えたり、マフラーを変えたり、といった、車をドレスアップするためのものを売る会社でした。
わたしはそこの会社のチラシを作っていて、お給料など、同じ条件にするので、うちの社員としてしませんか、と。
チラシを作るのは楽しかったけど、車のドレスアップにどうしても興味が持てず、自分が入る会社としてピンとこなかったので、お断りしました。
いま思えば、
わたしの仕事はチラシ作りなんだから、何を売ってるか、というのは、あまり気にしなくてよかったのに、と思います。
同年代の社員さんたちのことも、当時よく知っていたので、入社していたら楽しく、自由に仕事ができてよかったかもしれません。
②看護助手
介護の仕事を辞めるときのこと。
あまりまわりの人にも言ってなかったのですが、一緒に働いている人のなかに、60代の看護師の方がいました。
本業は看護師なので病院勤務なのですが、バイト的に来てくれていたのです。看護師さんなので、医療的なことをはじめ、本当にみんなが頼りにしていて、お母さんのような方でした。
その看護師さんにも、わたしは辞めることを言ってなかったのですが、誰かに聞いたようで。家にいると、突然その方から電話がかかってきました。
そして、「辞めるんだって?次決まってなかったら、わたしの病院においで。助手からはじめて、看護師になりなさい。しっかり稼げるよ!あんたならできるよ!」と言ってくれたのです。
少々強めなお誘いに驚いて、「わたしさすがに看護師は無理ですし、なりたいとも思わないし…」とお断りしてしまいました。
でも、介護の現場をみて、ベテランの看護師さんができるよ!と言ってくれたのがとてもとても嬉しかったです。だけど、看護師など毛頭あたまになく、考えたこともなく。医療なんて怖くてできない、と思いました。
結局、「その気になったらいつでも言ってね」と言っていただき、そこまでです。
いま思えば
釣られるように、軽くはじめていれば、もしかしたら、「いけるかも」と思い、いまごろ看護師なるぞ!なんて勢いこんでいたかもしれません(もちろん、軽い気持ちでする仕事では決してありませんが)。 生涯の職としてやりがいを感じていたかもしれません。
③下着の営業
つぎの仕事がなかなか決まらなくてねー、とあるママ友にこぼしたことがありました。すると、美容関係の仕事をしているその人が「下着の営業の仕事ならあるよ」と言ってくれました。
でも、営業などしたことがなく、美容にもあまり興味がないわたし。「ありがとうねー」と言って終わりました。
いま思えば
女性相手だし、話聞くだけでも聞けばよかったかも。営業なんてしたことないけど、したことないだけに、自分がやってみるとどうなるのかな、という気もしてきました。
いまはパートしてるからとりあえずはいいんだけど、もしかすると、副業としてでも、案外いい仕事かもしれません。またその人に会えれば、話だけでも聞いてみようかな、と思っています。
自分の思い込みで可能性を狭めたかも
ふりかえると、仕事、つまり自分のできることを広げるチャンスって、こういうときなのかな、と思い始めました。
そのときは、本当にあたまにないことなので、ハナからお断りしてしまったのですが、いま思えば、もったいなかったかもしれません。
もちろん、それらをしたところで、何も変わらなかったり、逆にうまくいかなかったかもしれません。
でも、うまくいく可能性もあったかもしれないのです。
これからは、そういう機会があったときに、「やってみるといいかもしれない」と、キャッチできる心持ちでいようと思う、今日この頃です。
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