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今の若手の約6割は起業を考えている?起業をするのに最初に抑えるべきポイントは?

みなさんこんにちは。久保佑輔です。

4月に入ってはや2週間ですね、そろそろ新社会人の方も仕事に慣れてきた頃でしょうか?

この2週間で、今年から新社会人という方や2年目3年目になった方にも何人かお会いして、話していて気づいたことがあります。

それは、今の若手は
「2−3年以内に転職してキャリアアップか、起業を考えている」
方が多いということです。

僕が社会人になったばかりの2015年の時は、そういうことを考えている人は多くなかったように感じますが、今は起業が選択肢として入ってくるのが普通になってきてますね。

2022年度の日本政策金融公庫の調査では、29才以下の年代における起業意識について調べたそうです。

10年以内に起業する:11.7%
いずれは起業したいが時期は未定:44.0%
起業するかわからない:35.8%
起業するつもりはない:8.5%

出典:日本政策金融公庫「2022年度起業と起業意識に関する調査~アンケート結果の概要~」

つまり、今の20代のうち、

「約6割が起業を考えている」

ということです。


ただし、いざ起業に踏み切れない理由も調査してくれています。

起業していない理由割合
自己資金が不足している:51.1%
ビジネスのアイデアが思いつかない:32.1%
失敗したときのリスクが大きい:29.9%

出典:日本政策金融公庫 「2022年度起業と起業意識に関する調査」

確かにわかる部分もあるし、多くの方がこの問題で足踏みしてるなと感じます。

では、自己資金をつくるために、5年間、会社の業務を終えた後バイトをして、1000万のお金をつくったとします。

そのお金があったとしたら、本当に起業するのでしょうか?
そのビジネスは継続的にうまくいくのでしょうか?

しかも、自分なりに考えたアイデアに、自分が5年間一生懸命働いて貯めたお金を全て放り込んでいくのはなかなか勇気が必要だと思います。

だから、
「確信が持てるビジネスのアイデアがないと勝負できない」
「失敗のリスクが最小限の状況でないと勝負できない」
という話をする人が多いと思います。


僕はそもそも、まだ成果を出したことがない領域で最初から
「自分なりに個性を出す」
のは危険だと考えています。


武道の世界でも「守・破・離」という言葉があり、まずは基礎基本を身につけるフェーズがあります。
成果にこだわるなら、まずはうまくいってる人を見て真似て、型をつくってから、自分の個性を出していく。
このやり方が、最も成功確率が高いと感じます。

だから僕は、今の時代の第一線で活躍し、売上を上げている経営者の方から学ばせていただくことを決め、頭を下げてお願いをし、勉強させてもらってきました。


また、社会人で仕事をしながら起業の準備をしていくには、自分の貴重な時間やお金をどう使っていくかが鍵になります。

資格を取ることに使うのか?
資金をつくることに時間を使うのか?
ビジネスモデルのアイデアを考えるために使うのか?

自分の限りあるリソースをどう分配するかがもうすでに重要な経営判断になるので、ここもうまくいってる人に相談をしてきて良かったなと感じます。

だから本当に起業を考えるならば、
自分のモデルとなる人を決めて、真似をしていくことが最も失敗するリスクは小さく、成果をつくるための最短距離を進んでいける
ので、おすすめですね。


終わり。


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