可能性質量保存の法則

一つ前の記事で話したことと少し被りますが、私はあらゆるコンテンツにおいて広く浅くな人間で、趣味から勉強、スポーツにおいても「ある程度まではすぐにうまくなるけど何か極めてうまい訳でもない」という器用貧乏タイプです。

極めるまで努力をしないのが原因なのは明確なのですが、その努力ができない言い訳の一つに「本気になって努力しても結果が出ないのが怖い」という考えが私の中にあるからです。

高校時代も、テスト前日に一夜漬けでなんとか平均ちょい下の中央点くらいまでは取れていたのですが、それくらいの点数でいいと思っていたし、それ以上を目指していませんでした。もし、本気になって1週間前から勉強をしていたら学年上位とまでは行かずもクラスで10位以内は行けただろうと思っています。でもネガティブ思考な私は努力をしてもいい結果が出ない事を恐れ、「頑張れば頭がいいかもしれない自分」という可能性に縋っていたのです。単純に勉強をしたくないことへの屁理屈みたいなものですけどね。

本気を出して自分の底を知ってしまうのが怖いから、本気を出さずに「やればできる自分」の可能性を信じ続けながら生きているのです。



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