見出し画像

秋葉原

昔、この地は、文字通り原っぱだったらしい。

ラジオの用品の露天商が立ち並ぶエリアを、高架下にまとめて、

それがいつしか無線の町になり、オタクの集まる街になった。

この何週間か、定期的に秋葉原まで歩く。

以前は、まったく歩かなかったのだが、このところ、人通りが少ないので。

でも、今日は一番の人ごみ。

街ゆく人もさることながら、この街は、やはり、キャッチの女の子が、秋葉原であることを感じさせる。

「11時間2,000円、飲み放題、いかがですか」

11時間、というのは、どういうことなのだろうか。

1部屋に入って11時間ということだろうが、このキャッチした子は何時間一緒にいるのか。

別に深い意味はないが、そんなことを考える。

電気街というだけでは、物足りず、オタクの街。そして、裏路地に入ると、そこは、やはり、神田・上野を感じる。

帰り道、線路がずいぶんと上に見えた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?