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社長と副社長の相互コミュニケーションの重要性。

社長×副社長対談企画の第2弾として、JPTという会社における自分の役割を、現在の視点と未来への展望の両方の視点から2人に考えてもらいました。

「会社という船の上での2人の役割の違い」というテーマで3つの記事に分けてお送りします。

2回目のこの記事では、2人の日々のコミュニケーションの様子をのぞいていきます。衝突することはないのか? など、本音をぶっちゃけて話してもらいました!

(執筆:ミッションパートナー ちひろ)

役割が違うからこそ、よく話をしている

船長の成川さんと、機関士や航海士としての阿渡さん。お互いの仕事の進め方に疑問を感じたり、理解できない瞬間もあったりするんでしょうか? あるいは相手の仕事に踏み込まないルールの存在とか。

(阿渡)
話はよくするほうだと思います。

成川さんと話していると、次々にアイディアが飛び出してきて、確かにたまについていけなくなることはあります。いや、しょっちゅうかな(笑)
前に聞いたことと矛盾しているように感じられることもあったり。

そういうときは、まず「待って」と伝えて、しっかり話をしています。

成川さんとは付き合いが長いし、会社のサッカー部でも仲良くしていたので、本音を出し合える関係であることも大きいですね。
あと、成川さんはわりと常識があるので(という言い方でいいのかな。笑)、その範囲でなら業務に差し支えることはないです。

(成川)
阿渡さんが僕の経営上の葛藤や悩みもよく聞いてくれるので、そこも頼りにしています(笑)

僕は社員にイライラすることってないんです。怒ったこともない。

本社で仕事しているときはしょっちゅう怒ってました(笑)
自分より上の立場にいる人や制度に対して怒りを覚えることが多くて、なんでこうなんだ!とか自分ならこうするのに!とか。
やっぱり仕事をする上で大事にしている信念のようなものがあって、それを曲げざるを得ないときは辛いですよね。

今は自分より上の人はいないし、阿渡さんや従業員、非常勤役員の方々と話し合った上で、最終的には僕の意見を尊重してくれるのでそういったフラストレーションありません。

反対に、だからこそ言い訳はできないし、公明正大であろうと心がけています。

2人がカバーできない役割の存在

理想的なコンビですね。背中を合わせて守り合うことで死角をなくす相棒みたいです。そんなふうにうまく得手不得手がマッチした2人ですが、こぼれてしまう役割というのはありますか? それはどんなふうにカバーされているのでしょうか。

(成川)
もちろんあります。特に、日々の業務の中では足りない役割がたくさん見えてきています。
今の規模だからこそ、なんとかなっている面もあると思います。

そういうときは外部の専門家に依頼することを検討したり、アンバサダーの皆さんに助けていただいたり、そのときどきで柔軟に役割を埋めていきたいですね。

僕や阿渡さんの役割も、変わっていくと思います。

(阿渡)
社員のマネジメントは、僕たち2人ではいずれ限界を迎える気がしています。
成川さんはとにかく社員に優しいし、障害の特性をどこまでも受け容れようとしていますが、組織としてどうしていくのか。

このあたりは成川さんともよく話をしていますが、僕たち2人以外の役割を持つ人が必要になる領域かもしれません。

→次回「会社が変わればトップの役割も変わる。これからのJPTに僕たちができること。(3/3)」に続く


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