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ゲーミフィケーションをマイクロラーニングで活用する北米の2社


 マイクロラーニングとは、近年企業で注目されるデジタル学習スタイルで、従来のeラーニングと比較し短時間で受講できる学習コンテンツを用います。社員は日常の隙間時間を活用し、スマホやタブレットなど様々なデバイス(パソコンでも)を通じて学習することができるため、若い世代との相性がとても良い。

 岸本も参加した、mLC・eLC共催「New Year Meeting 2020」(1月31日開催)にて、川口 泰司氏(マイクロラーニングコンソシアム 代表理事)より「2020年のマイクロラーニングの潮流」という講演があった。その中で川口氏は、マイクロラーニングの世界市場は、2019年1.5兆円から2024年2.7兆円に増加予想で、ゲーミフィケーションが後押ししていると述べた。ゲーミフィケーションを活用し伸びている企業として、Axonify(カナダ)、MLevel(アメリカ)を上げました。
https://www.microlearning.jp/


 ゲーミフィケーション活用の海外事例を知るために、2社について調べてみました。

ダウンロード

● Axonify(アグゾニファイ)社
カナダの会社で、マイクロラーニング界の成長企業。
https://axonify.com/microlearning-platform/gamification/

Axonifyは、従業員にパーソナライズされた便利で魅力的な楽しいトレーニングを提供する学習ソフトウェアプラットフォームであり、長期的な知識の保持につながります。このプラットフォームは、安全衛生関連の事故のコストを節約しながら、従業員の業績の進捗を測定し、企業の業績を向上させることもできます。Axonifyの主要なクライアントには、Walmart、Toyota、Johnson&Johnson、ToysRUsが含まれているそうです。

ゲーミフィケーションの学習体験は、人々は参加したいと思わせ、ゲームオプションのあるAxonifyユーザーの知識レベルは、ゲームオプションのないユーザーよりも27%高くなっているそうです。

ゲーミフィケーションにより、「学習から退屈を取り去る」「脳が学習の転送に備える」「報酬を獲得する」が可能になります。

分かりやすい動画
https://www.youtube.com/watch?v=RoZ1Z7kMUiA

日本法人もあるようです。
http://axonify-jp.com/

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● MLevel社
アメリカのマイクロラーニング企業。

動画の中盤で、具体的なゲーム化された画面が紹介されています。
https://youtu.be/IzOKXuDCsV4
USのアステラス製薬などで導入されているそうです。


 北米でのゲーミフィケーションをマイクロラーニングに活用する事例が知れました。この流れは、日本のマイクロラーニングにも広がっていくと思われます。

#jgamifa #gamification #ゲーミフィケーション
#日本ゲーミフィケーション協会 #福祉 #運動ゲーム
執筆:岸本 好弘(日本ゲーミフィケーション協会 代表賢者Lv98)
https://jgamifa.jp/


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