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「遠藤日雄のルポ&対論」大全集

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『林政ニュース』の人気コーナー「遠藤日雄のルポ&対論」。2006年3月にスタートしてから一度も休むことなく、今も続いている名物連載のバックナンバーをいつでも読めるようにしていきま… もっと読む
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2021年4月の記事一覧

消費者目線で不況を超える!平田・ナイス社長の展望(下)

(前回からつづく)消費者目線からの改革を続けるナイス(株)(横浜市鶴見区、平田恒一郎・代…

消費者目線で不況を超える!平田・ナイス社長の展望(上)

全国16カ所に木材市場を有し、年間の木材総取扱材積が100万m3に達するナイス(株)(本社=…

「中目を制する」最新拠点・外山木材志和池工場

新生産システムの実施が4年目に入り、その成果のほどが取り沙汰されるようになった。各圏域の…

スギ大径化問題に挑む山三ツリーファーム

今春、遠藤日雄・鹿児島大学教授のもとに数枚の写真が送られてきた。送り主は、山三ツリーファ…

総合流通No.1 𠮷田繁・JKHD会長の新戦略(下)

世界同時不況の影響を受け、国内トップのJKホールディングス(株)(以下「JKHD」と略)…

総合流通No.1 𠮷田繁・JKHD会長の新戦略(上)

JR京葉線の新木場駅(東京都江東区)に降り立つと、一際高い18階建ての「新木場タワー」が目…

「椙」にこだわる木造住宅メーカー・シンケン

輸出主導型の成長モデルが挫折し、内需拡大による経済再生が模索されている日本。内需といえば住宅が大きなウエイトを占め、政府はさまざまな住宅建設支援策を開始している。しかし、少子高齢化が進む日本では、よほど「魅力的な住宅」でない限り、新たな需要は生み出せない。事実、新設住宅着工戸数は低迷が続いている。一方、日本には1000万haに達する人工林があり、スギやヒノキが伐採時期を迎えている。これを活用した住宅ビジネスのあり方を、「100年に一度の不況」打開に向けて検討すべきではないか。