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「遠藤日雄のルポ&対論」大全集

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『林政ニュース』の人気コーナー「遠藤日雄のルポ&対論」。2006年3月にスタートしてから一度も休むことなく、今も続いている名物連載のバックナンバーをいつでも読めるようにしていきま… もっと読む
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2020年11月の記事一覧

国産材・次の10年に向けて北海道からの提言(下)

国産材の国際競争力を高めるためには、川上から川下に至るトータルコストダウンが不可欠である…

国産材・次の10年に向けて北海道からの提言(上)

数年前には「カラマツ亡国論」まで叫ばれた北海道の林業が息を吹き返している。外材の輸入減と…

国産チップをどう活かすか―製紙業界のビジョン

木材自給率が20%台に回復し、「国産材復活」に手応えが感じられるようになってきた。一般製材…

韓国で建築実績伸ばす日本木造住宅輸出協会

ここ数年、日本から韓国や中国へ住宅や木材を輸出する動きが目立っている。しかし、なかなかう…

「山のための」新工場開設へ・佐伯広域森組

国産材製材工場の規模拡大が、北関東と南九州を中心に続いている。いずれも、潤沢なスギ人工林…

青森県内最大のスギ製材拠点・上北森組

林構事業などの国庫補助事業を利用して開設した森林組合系統の製材加工施設の多くは、鳴かず飛…

超高速無人製材システムを開発・菊川鉄工所

国産材の大量安定供給体制づくりを目指す林野庁の大型プロジェクト「新生産システム」が2年目に入った。同システムに先立つ「新流通・加工システム」(林野庁補助事業)では、B材(曲がり材)の消費拡大が狙いであった。これが成功した。とくに、合板用の国産材消費が一挙に増加した。そこで「柳の下の泥鰌」というわけではあるまいが、「次は製材(A材直材)」というのが「新生産システム」の狙いだ。その中心は、国際市場で競争可能な製材規模の拡大である。では、製材規模の拡大とは一体何なのか。これがわかっ