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抜歯に震える初回相談【大人の歯列矯正日記#2】

大人になってからの歯列矯正についての記録を残していくnote、第二弾です。

前回は矯正をするきっかけ、病院の選び方、実際に予約したところまでを書きました。私の歯並びも載せてます。

予約してから1か月後、待ちに待った矯正相談の日。私が通うと決めた病院では初回の矯正相談は無料だったのですが、無料の範囲だと、どこまで話してくれるのでしょうか?というか何をするんでしょうか?

1週間くらい前からワクワクしていました(笑)

相談で明らかになったこと:予算

歯医者さんによって相談でどこまで何をするかは変わってくるかと思いますので、あくまで私の体験したことです。

まず最初に、簡単に口の中を見てもらいました。全体的な歯並び、噛み合わせをチェックしていたかと思います。

そのあと、普通のテーブルとイスが用意してある別室に案内され、矯正をする場合の予算、注意点、おおよその治療方針などの説明を受けました。

矯正の費用で、一番かかるのは装置(ブラケット)です。金属か、セラミックか、そしてつけるのが表側か裏側かで値段が変わると言われました。

素材は金属のほうが安く、また場所は表側のほうが安いです。

ちなみに、私は表側でいいや~と思っていて、矯正の先生にも希望を聞かれたのでそう伝えたところ、「よかった、裏側だと結構つけるの大変な歯並びだから」と言われました。そんなに難儀な歯並びなんだろうか、私...。

金属のほうが10万ほどお安いので、金属かな...と現状は思っています。金属のデメリットは目立つことですが、どうせしばらくマスク社会だと思うので。

ただ一つ問題があって、現在サロンで全身脱毛もしているんです。金属のブラケットの場合、サロンの光脱毛は受けられない場合があるとのことで(サロンによる)...。近いうちにサロンに確認してみないとです。

ちなみに、金属と比べたら目立ちにくい透明のセラミックブラケットですが、目立ちにくいとはいっても、つけていることがわからないレベルには決してならないと言われました。

「モデルさんがいい感じの角度と光で、目立たないようにうまーーく撮ったらこのくらいになります」と見せてもらったパンフレットの写真は、確かにあまり目立たなかったですが、それでも明らかに「矯正してます」というのはまるわかりでした。

私は特別に見た目に気を使わないといけない職業でもないので、あまり気にすることはなさそうです。

トータルでかかる費用ですが、基本料金(ワイヤー代など)+毎回の処置費+矯正後の保定費用(ほおっておくとまた元に戻ろうとするため、対策する必要があります)でまあ、おおよそ100万近くかな...という概算です。実際に見積もりしてもらわないとわからないですが、でもはっきりとした数値で説明をしていただけました。

それにプラスして、抜歯が必要な場合は、別料金がかかると説明を受けました。

正確な費用は、きちんとレントゲンや歯型を取って、先生が診断をしてから(治療計画をたててから)でますとのこと。

矯正歯科は一部のケースを除いて自由診療になってしまうため、保険が効かず。どうしても費用が高額になりますね...。

お世話になる予定の歯医者さんでは、分割OKとのことだったので、ありがたく利用するつもりです。候補だった別のところでは分割対応していないところもあったので、そこもあらかじめチェックしておくべきだったかも。私はたまたまラッキーでした。

相談で明らかになったこと:治療方針

きちんとした治療方針は次回に診断をしてもらってからですが、おおよその目安としての治療方針の説明を受けました。

まず、私の場合、抜歯は避けられないとのこと。ひい~!

というのも、顎の大きさに対してもう歯が入りきらないため、きれいに並べるには歯の絶対数を減らすしかないと。

ちなみに記憶が正しければ、4本ほど抜くことになりそうです。そんなに抜くの!?、という印象だけすごく覚えていて本数を忘れてしまいました...。

一本、内側に生えてしまっている前歯があるのですが、それを抜くと前歯の上下ラインが揃わなくなってしまうため、出来るだけ抜きたくないけど、これはちょっとレントゲンを撮ってから判断します、と言われました。

前歯、抜かずに済むといいなあ!!

ただ、抜歯さえしてしまえばあとは一般的な矯正期間の範囲である2~3年以内には終わると思います、と言われました。よかったです。

歯の模型を使って、今の私の歯並びの状態や、それをどうずらしていくのかを分かりやすく説明していただきました。

抜歯ってそんなカジュアルにしていいいの?

上にも書いた通り、私が矯正する場合は抜歯地獄になりそうです。

実は、虫歯を治療する際にも先生に「この歯は矯正する・しないにかかわらず、抜いたほうがいいかも」と言われている歯がありました。

さらに言えば、小学生のころ別の歯医者さんでも「将来歯並びが気になったらこの歯を抜けば、それなりに整うと思います」(結局大人になるにつれかなり歯並び悪化しましたが)と、抜歯をすすめられています。

めちゃくちゃ抜歯勧められるじゃん!

でも、私の素人医療知識ですが、「できるだけ歯は抜かないほうがよい」と思っていまして。矯正のために歯医者さんを色々調べたときに、「当院ではできるだけ抜歯を避ける治療を行います」とアピールしているところも多く。それってつまり「抜歯=避けるべきもの」ということですよね。8020運動とかもあるし。

そんな気軽に永久歯を抜歯っていいの?、将来的によくないのでは?、私の口のなかどうなっちゃうの?、と色々不安になり、矯正の先生に聞いてみました。

「あんまり抜歯するのはよくないのかなと思っているんですが、そんなに抜歯して、将来的に大丈夫なんでしょうか?」

先生「もちろん、抜歯しなくて済むならしないほうがいいです。私もむやみに抜こうとは思ってないですが、あなたの場合は、顎の大きさに対して歯が入りきってないので、歯並びをきれいにしたいなら抜くしかないですね」

私の場合、抜歯をするか矯正をするかの二者択一になってしまうとのことです。

先生「それに、重なってる歯をそのままにして虫歯のリスクをあげるより、残った歯を大事にしたほうが結果的にいいと思います」

これを聞いて「なるほどー」と思いました。

確かに、現状重なってる歯のせいで歯磨きもし辛いし、食べたものが挟まって虫歯の原因になっています。実際虫歯になってました。

削った歯は再生しませんから、変に残して正常な歯を大量に削ることになるより、抜歯して、きれいな歯並びにして、歯磨きしやすくして、そもそも虫歯や歯周病にならないほうがよい...ということなんですね。納得です。

実際のところ現状重なって生えてる歯(内側)を使って食べているのかというと微妙な気もしますし、漠然と抜歯は不安でしたが、ポジティブに捉えてもよいかもしれません。

次回の予約

というわけで、無料の相談はここまででした。この歯科医院でできること、費用のこと、治療の方法のこと、簡単な治療方針など、気になることはすべて解決した感じです。

抜歯への不安などもしっかり聞けましたし、安心して治療に臨めそうです。

次回は、レントゲンを撮ってもらうなどして治療方針&価格を確定させる「診断」に進みます。すでに予約は取りました!

今回の無料相談から大幅に変更になることはあるのか、実際に何本抜歯することになるのか...今これを書いている時点から約2週間後に予約を取っているので、それまではひたすら歯を磨いて備えようと思います。

ここまでスクロールありがとうございます。読んでいただけるだけでもとっっても嬉しいです。サポートはありがたく歯列矯正代に使わせていただきます。