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いよいよ診断、の前準備をしようの日【大人の歯列矯正日記#3】

大人になってからの歯列矯正についての記録を残していくnote、第三弾です。これまではマガジンにまとめています。

前回までに虫歯の治療、初回相談を終えた私は、いよいよ治療方針&費用が確定する診断を受けることになりました。たぶん、どの歯医者さんで矯正をするにしても同じような流れになるはずです。

レントゲンをとるとは聞いていたのですが、他にも何かするんでしょうか...ワクワク!

ちなみに、この診断からは自由診療の範囲になるので、10割負担です。4万円くらいでした。(診断結果によって治療が保険適用になる場合はあります)

診断の日にやったこと

この日にやったことは、3つです。

一つ目は、レントゲンの撮影。二つ目は、写真撮影。そして最後に、歯形の採取です。全部で45分くらいで完了しました。

レントゲンは昔乳歯がなかなか抜けなくて困っていた時代に撮影したことがあるのですが、歯形の採取は初めて!

まずレントゲンの撮影ですが、歯を「い」の形にした状態で1枚。他にも、唇は閉じたまま奥歯をしっかり噛んだ状態で複数枚撮影しました。複数枚撮影したのは角度違いです。

レントゲンが完了したら、次に写真撮影。

口を閉じた状態の写真も撮影します。たぶん、顎の状態を見るためかと思います。

立ったまま、正面、横から、歯を開けた状態で...。横向きの撮影は耳を出さないといけないので、髪型によっては結んだり止めたりする必要があるかも。私の場合は耳にかければ落ちてこなかったのでそれでOKでした。

撮影に使った一眼レフのレンズの周りにライトがついていて、なんだか女優気分になります(笑)

ライトこんなやつです。

https://www.biccamera.com/bc/item/6446033/

立った状態での撮影が終わると、次は横になって口の中の写真をしっかり撮っていきます。これが意外と難儀だった!

普通に口を開けただけでは開きが足りないので、プラスチックの器具を入れて口を無理やり広げて撮影していきます。これをいろいろ角度を変えて複数回。一体どんな写真が撮られているんでしょうか...。痛みは全くないです。強いて言えば、唇が乾燥していたのであんまり広げられると切れちゃうんじゃ!?と心配になったくらいです。リップクリームもっと塗ればよかった。

一度器具を抜くたびに水で洗ってくださったので、唾液付きの器具をいれて不快...という展開にならなかったのはありがたかったのです。こういう細かな気遣い本当に嬉しい!

で、大変だったのはここからです。たぶん奥歯を写すためだと思うのですが、口の中に鏡を入れて撮影されました。この鏡が私の口に対して結構大きくて、いれるのが大変でした。

まずプラスチックの器具を入れて唇を思いっきり持ち上げます。その後、口を軽く開いた状態で横いっぱいに広げ、なんとか鏡を入れた後に、口を縦いっぱいに広げて、やっと撮影の準備完了。鏡はかなり大きい長方形で、尖ってはないですがむき出しなので、歯茎に当たるとちょっと痛かったです。

鏡を持つ歯科衛生士さん、カメラを持つ先生、そしてプラスチックの器具を持たされる私...三人がかりでなんとか撮影完了でした。

プラスチックの器具をいい角度で停止させておくのが結構難しかったんですが、いい感じで固定できたときは先生(女性)が「あ!いい感じ!上手〜!」と褒めてくれるのが嬉しかったです。大人になると「上手〜!」なんてなかなか言われないですからね、わーい。

初体験・歯形

最後に歯形の採取です。

歯形を取るのが初めてだと伝えてところ、事前にどんな感じになるか説明してくださいました。

「冷たい液体を歯に塗って、それに器具を押し付けて取ります。たぶん今までの人生にないくらい口の中モリモリになっちゃうんですが、我慢してください。しばらく放置するので唾液が出てきちゃうと思うんですが、それを飲み込むと喉が狭くなってうまく歯形が取れないので、飲み込まずに。口から出るようだったらティッシュで吹きますので」

とのこと...。え、なんか怖い!

しかも私の場合、結構歯がガタガタしているので、(前後に生えているのもそうですが、斜めに生えている歯がある)隙間を作らないように、噛む部分だけじゃなくて表面にもしっかり塗りますね〜と言われました。

さらに、歯形を取るための器具が(おそらく大きさで)いくつか種類があるようなのですが、「Bでもちょっとギリギリだね〜」と先生と歯科衛生士さんが話しており、なかなか面倒な患者だったようです。

自分の歯並びって、抜歯さえしてしまえば言うほど酷くない部類だと思っていたけれど、思ったよりガタガタがひどい患者なのかもしれないな...と、回数を重ねるたび思います。それでも保険適用外のケースになりそうですが。

で、初めての歯形採取ですが、全然辛くなかったです。初めてだからと思って、先生も少しオーバーに言ってくれたのかもしれません。

「冷たい液体」は実際は粘土みたいな柔らかさでしたが、大して冷たくなかったです。冷蔵庫で少し冷やしたお浸しぐらい(わかりづらい)。

そして無味でした。苦いかと勝手に思い込んでましたがまるで無味。

器具を押し付けるときは先生がうまくやってくださるので、私は適当に口を開いて、唇の力を抜いているだけです。

液体が固まるまで、その間は鼻呼吸でじっとしていなければいけません。「たぶん今までの人生にないくらい口の中モリモリになっちゃう」と言われましたが、思ったよりモリモリではなかったです。いや、確かにモリモリにはなるんですが、息苦しいとかはなかったので、気にならなかったです。

固まるまでは体感2~3分ですが、私の通っている歯医者さんは天井からモニターが吊るされていて、常にディズニーアニメが流れているので、それを見て暇つぶしをしていました。子供向けの工夫だと思うのですが、待ち時間があっという間に感じられてありがたかったです(笑)

ちなみに「アナと雪の女王2」でした。結構最近の作品ですよね。仕入れるの早い。

そして液体が固まったら力づくで器具を外します。それなりに力を入れないと外れないくらいしっかりくっついていました。どんな歯形が取れたんだろう...。

上下の歯形を取った後、最後に長方形のゴムみたいなもの(ちょうど薄型ガムみたいな形です)を思いっきり噛んで噛んだ時の歯形を採取し、終了。

診断に必要な諸々が揃ったので、これを元に先生が治療方針を提案してくださいます。

私の場合は抜歯も必要で、でもどのぐらい歯を抜くか結構悩ましいらしく、2~3パターン用意することになると思うと言われました。ドキドキですね。

次回

この診断のちょうど2週間後に、診断結果を伝えていただけることになりました。どのぐらい抜歯することになるのか...。

この診断結果を聞いて「やっぱり矯正しなくてもいいや!」ということは可能です、と言われていますが、私はよほどのことがない限り治療します。

今日だってパンが歯の間に挟まって苦しみましたからね!!

おまけ:顔脱毛と矯正

以前、チラッと「全身脱毛をしている」と書きました。

エステの光脱毛の場合、矯正をしていると顔脱毛を断るサロンもある...と聞いていたので不安になって通っているサロンに問い合わせてみたところ、「矯正していても脱毛OK」とのお返事が。よかった!

※これは本当にサロンによると思いますので、必ず事前に確認してください。

通常通り顔脱毛はするが、脱毛器具を押し当てた時に歯茎に器具が当たって痛みを感じる人もいることも説明されました。痛いようだったらガーゼを挟んで施術という対応をとるそうです。

特に金属のブラケットをしていても問題ないそうなので、無事、安い金属ブラケットの矯正に踏み切れそうです。よかった!




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