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治療方針・費用全確定の日【大人の歯列矯正日記#4】

大人になってからの歯列矯正についての記録を残していくnote、第四弾です。これまではここから。

さて、前回は治療方針確定のための診断(レントゲン・歯形とり)を行い、2週間後、いよいよ治療方針の確定(費用も確定)の説明を聞く日がやってきました!

いよいよ本格的に始まるなーという感じで、すごくワクワクしながら歯医者さんへ。

もう通いすぎて、病院に行く緊張感が全くありません。まだこの歯医者さんに通い始めて2ヶ月ちょっとなのに、長年通ったような謎の安心感があります。そう思える歯医者さん選んで本当によかった!

確定版・治療方針

先生が治療方針を立ててくださり、前回撮影した私の歯並び写真を見せながら説明してくださいました!

まず、前から言われていたことですが、改めて「歯が入りきらないから抜くしかない」という前提を説明され。

前回撮った横顔のレントゲン写真(↓イメージ図)を、平均のレントゲン画像と重ねたときの比較画像なども見せていただきました。

画像1

そうしたら、私、平均よりだいぶちっちゃくてびっくりでした!!そりゃ全部の歯は入らないですよね...と納得です。

先生曰く、「カーブの形自体は平均に添ってるから、単純に小顔ちゃんなんだね〜」とのこと。(奥行きの話です)

私、見た目からしてすごい小顔!ってほどでもないんですが、世の小顔さんたちはみなさん歯並び大丈夫なんですか...?

と、歯を抜くことに改めて納得した後に、抜く歯の説明。

先生が、「これは抜きます」といいながら、歯並び写真の抜く歯に勢いよく「×」を付けていきます(笑)清々しくて良い。

抜いた後に「この歯がこう動いてくれるはずなので〜」と、完成形も加えながら説明していただいたので、不安感なく説明を聞きました。使う可能性のある治療方法(と器具)についてもイラスト付きで説明を聞きましたが、いろんな方法があるんですね〜びっくりです。実際に使うことになれば紹介したいです。

まとめると、以下の方針に。

・抜くのは4本(上2本、下2本)
・下の眠っている親知らず2本も抜く
・内側に生えている前歯は抜かずに「救いたい」
・トータルで3年くらいかかる(+保定期間2年)

治療なので一応病名というか、症状名をつけてもらうのですが、「叢生(そうせい)」「交叉咬合(こうさこうごう)」の2つという診断でした。

どちらも聞きなれない単語ですが、「叢生」は、要は歯並びがガタガタしている状態。「交叉咬合」は、上下の歯を噛み合わせた時に正常ではない状態です。

そして、一番気になっていた抜歯の本数は、親知らずも合わせて6本となりました!!これは多いのか少ないのか...。

前回歯形を取った時点で「色々悩ましいです」とおっしゃっていたので、そんなに私の歯並びひどいのかな?もっとひどい人が症例で出てるけど...と疑問だったのですが、「歯並びがひどいから悩ましい」のではなく、「微妙に整っているから悩ましい」だったようです。

正常な歯を抜くということ

抜く歯は4本、と書きましたが、そのうち3本は重なって内側に生えてしまっている歯です。

おそらく食事の時は使っていないし、むしろ食べたものが挟まる原因になっていて邪魔だし、さらには歯磨きしづらいので虫歯にもなりやすい、あってもいいことがない歯。

どうせ全ての歯を並べることは顎のサイズ的に無理なので、その歯を抜くことになるのですが、問題はその邪魔な歯が奇数であること。

歯を綺麗に並べるために、歯の本数は左右上下対称にします。でも、私の場合、「微妙に歯並びが整っている」せいで、いらない歯は3本。対称にするためには、1本、正常に生えている歯を抜く必要があります。

先生が「悩ましい」とおっしゃっていたのはこの件で、左右対称にするために抜く1本を、どの歯にするのかですごく悩んでいたようなのです。

先生が考えた2パターンをお話いただいて、最終的には、中でも先生にオススメされた歯を抜くことに決めました(変な言い方ですね)。

この「正常な歯を抜く」というのはできたら避けたいことだったのですが、綺麗にするためだし、まあしょうがないか。と思っています。

とにかく先生を信頼しているので、その先生が言うのだからもう全部従おう...という気持ちです。

それから、内側に生えてしまっている前歯を「救いたい」と言って、抜かない方向で方針を立ててくださったので大満足!

金額について

治療方針が確定したので、金額も確定しました。

といっても、お世話になっている歯医者では、「基本料金」に治療の全てが含まれていて、金額の差が出るのは器具(ブラケット)の素材の違いぐらいでしたが...。

金属とセラミックが選べましたが、金属の方が安くて、マスク社会なので目立つことも気にならないことから、そちらを選択。

でも、前歯は透明な装置(セラミック?)で行ってくれるそうです。そんなに気になってなかったけどやってくれるならありがたいですね。

基本料金が65万円、抜歯が6本で4万円台、およそ月に1回の処置料が5000円(×3年)、が矯正治療にかかる全治療費です。つまり、3年間で85万円くらい。あとはその後の保定費用ですね。

他の歯医者さんとも(公式サイトで)比較しましたが、平均的な値段だと思います。抜歯って思ったより費用かからないんですね。

基本料金に関しては分割可能とのことなので、遠慮なく分割していきます。

当面の治療予定

1ヶ月分くらいの治療予定が次々決まり、スケジュールが歯医者だらけになりました(笑)

まず、最初にするのは抜歯。上側、重なって生えている歯を1本抜きます。

その後、上側のみリンガルアーチなる器具をいれ、向きが正常でない歯をうまいこと動かすそうです。具体的な器具の話が出てくるといよいよ、という感じでワクワクしますね。

同時進行で親知らずを2本抜歯。こちらに関しては、口腔外科を紹介していただくことになりました。完全に歯茎に埋もれている歯なこともあり、ちょっとした手術のようになるそうで...神経も近い箇所らしいですし、これは本当に痛そう...頑張ります。

とりあえず年内の予定はこんな感じです。

おそらく、来年1月にもひたすら下段の抜歯をし、落ち着いたら、いよいよワイヤーが入る...かもしれません!

抜歯したら虫歯が見つかった、とかなければ!(笑)

次回の予定

何はともあれ抜歯です。上の段、5番(前歯から数えて5番目の歯)を抜きます。

昔、なかなか抜けない乳歯を抜いたことはあるのですが、永久歯の抜歯は初めて...。

ただ、私と同じように重なって生えた歯を抜いたことがある母によると「上の歯は抜いても全然痛くなかった」とのことなので、ちょっと安心。

親知らずに関しても、とりあえず紹介された口腔外科の予約は取りました。

急激に進み始めた歯列矯正、すごくワクワクです!



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