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真空管ラジオをレストアしてみている。 1台目 (5)音質の改善と電子部品の交換

とりあえず、中波も短波も受信できていたので、様子を見ていたのですが、音量を上げてゆくと、音が割れるというか、震えるというか、違和感のある鳴り方をしています。それとハム音も少々気になります。
やはりコンデンサー類をチェックする必要を感じたので、フィルムコンデンサー、オイルコンデンサーそして、電解コンデンサーをチェックしました。

フィルムコンデンサーは、皆容量がとても多く見えています。

オイルコンデンサー(1.6倍の容量)
ペーパーコンデンサー 0.05μF (3.8倍の容量)
ペーパーコンデンサー0.005μF(2.8倍の容量)

都合10個のペーパーコンデンサーとオイルコンデンサーをプラスチックフィルムコンデンサーに交換しました。

交換した古いコンデンサー

電源の平滑用電解コンデンサーは、4つが一本にまとまっているタイプのものでそのうちの3つが使われていますが、一つが容量抜けをおこしていましたので、形だけ残して平滑回路を写真の物に置き換えました。

右側の6本が新しい平滑回路,左下にもとのコンデンサーが写っています。
SF-400のオリジナル回路図


部品交換後の回路図

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