部屋がMAXグチャグチャ! それ、1クラス100人の生徒を面倒みれないのと一緒!?
整理収納の世界でよく使われる言葉がある。
「モノとの正しい関係を結べていますか?」
「所有の意味を考えていますか?」
「あなたにとって、心地いい暮らしとは何ですか?」
モノが捨てられない、モノで溢れかえっている人の特徴の一つとして、「家の中の所有量を把握できていない」ことが挙げられる。例えるなら、学校に1クラス100人もの生徒がいて、名前や顔、居場所もわからない。担任1人では到底面倒みきれないのと同じような具合。せいぜい1日に4〜5人としか会話できない状態(=モノを使用している)で、それ以外の子はガン無視。そりゃ、全員相手するのは不可能だ。
モノは人間のように言葉を発しないし、クレームを言って騒ぎ立てることもないので、担任(=自分)が動かない限り、状況が改善されることもない。
セールで買った、特に気に入ってもいない膨大な洋服、
棚からはみ出すほどの食品や食材(賞味期限切れ含む)、
捨てるに捨てられない家電や美容グッズ……
これらはすべて「とりあえず」家の中に置いてある。面倒がみれないのであれば、最初から迎え入れない(=買わない、もらわない)、用事が済んだ生徒には退学してもらう(=手放す、処分)のが正解なのだが、整理収納が苦手な人にとっては、なかなかそうもいかない。それは、いつか使うのではないかという「未練」や「名残り」、「期待」があるから。
もしも、モノが捨てられない、モノで溢れかえっていることをあなたが自覚していて、そんな悩みを一刻も早く解決したいのであれば、おそらく自力では困難だし、非効率だと思った方がいい。思い切って、他人の力を借りるのがベストだ。背中を押してもらおう。
実家のおせっかいな母、本音で話せる辛口な彼氏、客観的意見をくれる家事代行人……誰でもいい。一緒に手伝ってもらうか、「やるぞ!」と宣言してしまうか。そうでもしないと物事が動き出さない。
本腰を入れたいなら、ネットで検索して、自分に適した整理収納アドバイザーへ依頼を。5つの鉄則(適正量の決定、動作・動線にかなった収納、使用頻度別の収納、グルーピング、定位置管理)に沿って解決していく‼
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