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100%無自覚。 「家臭」がキツいのって破壊力あり !

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以前、仕事関係者で口臭が強烈な中年男性がいた。喋ると香ってきて、気が散って仕事どころではなくなる。これって歯の隙間じゃないよなとか、胃からくる臭いだよなとか、余計な分析をしてしまう(したくないのに)。たかが口臭ごときではあるが、対人関係にヒビを入れかねない、強烈な破壊力を孕んでいる。

と、ここで注目したいのが「家臭」だ。口臭ほどメジャーではないが、誰かの指摘がないと100%気付かない、ひどい場合、他人を動揺させるという点では共通点あり。これには、部屋干し、排水口、食器放置、タバコ、換気しない、カビっぽい……などの生活臭が深く関係している。

私は家事代行人として、様々なお宅を訪問する中で、時折「家臭」がストロングなお宅に当たることがある。これはどうしても、我慢が強いられる。鼻から息を吸うことはできない、もうずっと口呼吸。

帰りの電車に乗っていても、その臭いがとれることはない。ふとした拍子にフワッと鼻をつくのだ。私が悪いわけじゃないのに、言いようのない敗北感に襲われる。臭いの粒子が服だけでなく、髪や皮膚にまで染み込んでしまっている。家に帰って部屋着に着替え、まだなんか臭うなあと思えば、ブラにまで家臭がついていた。もう、どんだけ〜〜っ。

家臭がストロングなお家の例として、
・築25年以上のアパートorマンション住まいの独身男性。普段、換気をしないで窓を閉め切った状態。カビ臭さも。おそらく、部屋干しした生乾きの衣類や布団シーツが、さらに臭いの原因になっている。
・マンションor一軒家に長くお住まいの50代以上の男性or女性。同じく、換気をしないで窓を閉め切った状態。何年にも渡って、ニオイ菌が壁や天井に漆のように何重にも塗りつけられ、ガッツリ吸収されたのだろう。タバコ大好きなお家だと、さらに家臭はパワーアップ。
などが挙げられる。

●対策法●
毎日マメに換気して、風通しをよくする
壁を拭いて、布製品にファブリーズを撒く
無香空間を置く
カーテンを洗う
業者に消臭・除菌サービスを依頼する
引っ越す

鼻が慣れているから、自分で自宅の臭いを感じ取ることはできない。例えば、異性にモテたい男性・女性の中で、「うちの家臭、大丈夫?」って気になる人は、腹を割って話せる近しい友人や知人に本音を聞いてみるといい。

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