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絵本の読み聞かせボランティアを8年間続けた理由と、再開のきっかけ


1/20(金)。8年ぶりに、我が家の子どもたちが卒業した小学校へ行ってきました。

以前、8年間やっていた絵本の読み聞かせボランティアをやめてから8年、ここでまた復帰するための見学をさせてもらうことに。

遡ること、12日。1/8の日曜日。

今月はこんな感じです。この内、サイン本は2冊、著者さんに目の前で書いてもらっています。さあどれでしょう^ ^


私は10月から、近くの私設図書館「ほしのたに文庫」のひと箱本棚オーナーになったので、借りている棚の本の入れ替えに行っていました。そこへ初めて来た女性が、

「◯◯小学校(うちの子どもたちの母校)で読み聞かせボランティアをしています」

というので、最近また読み聞かせをしたいなぁとぼんやり考えていた私は、

「読み聞かせ‼︎ 私、実はまたやりたいんですよ!」

と言ってしまいました。そうしたら、文庫を営むほしやん先生も、

「私もやりたい‼︎ ぜひ一緒にやりましょう!」

となりました(展開が早い・笑)。そして、そこで一度しか顔を合わせていない読み聞かせボランティアの方と、小学校の正門で待ち合わせたのが1/20(金)。

久しぶりの小学校は、懐かしく、子どもたちが通っていた頃を鮮明に思い出しました。

私は、一番下の娘が5年生ぐらいの時に読み聞かせボランティアに志願したと思います。

子どもたちは、教室に入ると

「あっ! ◯子のお母さんだ‼︎」

とかいうので、自分の子にも

「今日、あなたのクラスに読み聞かせ行くからね」

などとは絶対言わずにいたのに、いざ教室へ入ると先生が黒板にでかでかと、

「今日は読み聞かせです。◯子(娘の名前)のママです」

と書かれていて、

先生〜!(黙っててよー)

となることもありました。先生は、読み聞かせボランティアのシフト表を見てわかってしまうのです。

娘が6年生の終わり、3月の最後の読み聞かせの日。これが最後になるかな、と思いつつ小学校へ出向きました。

その日私は2年生の担当で、短い絵本を1冊読みました。

読み終わると、誰からともなく、

「もっと読んでー‼︎」

という声が上がりました。

「えっ。困ったなぁ。今日はこれ1冊しか持って来てないんだよ」

そこで私はトークでごまかすことにしました。幸い担任の先生は、まだ来る気配がありません。

「じゃあね、この中で、本が好きなひとー‼︎」

2年生の子どもたちは、はーい‼︎ はーい‼︎ と、いっせいに手を挙げてくれて、

「小さい時はお母さんが読んでくれてたけど、今は自分で読めるから読んでるよ‼︎」

などと説明してくれる子もいました。

なんとかおしゃべりでその場をごまかし、外へ出て、一階のそのクラスの前を通って帰る時。

既に担任の先生が来て朝の会が始まっているにも関わらず、おおぜいの子どもたちが、外を歩いて帰る私に手を振ってくれていました。

2年生の子どもたちに手を振り返しながら。

あ、もう少し、続けてみようかな。

そう思って、2年でやめるつもりが8年続けていました。そのあと勤務した書店の仕事が早番遅番勤務で、休みの日というのはたいてい前日が遅番なので、朝8:30に小学校へ行くのが地味につらくてやめてしまったのでした。

また4月から読み聞かせに行ったら、知らない小学生に、

「ねぇ、だれのお母さん?」

なんて言われるのかな。いやいや、私もう、孫がいる『おばあちゃん』なんだけどね。

この小学校に通ってた私の子どもたちはね、もう30歳前後のいい大人で、あなた方のお父さんやお母さんとそんなに年齢は変わらないんだよ、なぁんてややこしい説明はやめて、ミステリアスなおばさんでいようっと。

小学生の子どもたちと交流するのは久しぶり。去年、更年期障害に苦しめられ、思うように心も身体も動けなかったけれど、今年は弾みをつけて、いろいろやっていくぞ! って思っています。

さぁ、まずは何年生のクラスからになるかな。何を読もうかしら。そのために、ねずみくんのチョッキのエプロンを買いました。

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