二千円札のこと
早いもので今年もあと半月ほどとなりました。
読んでから少し時間が経ってしまいましたが、こちらの記事、源氏物語好きの私としては非常に興味深い内容でした。とにかくおもしろいので、ぜひ読んでみてください。
そして、ある苦い思い出がよみがえったのです……。
私が二十代後半から三十代前半にかけて、三年ほど某ファーストフードのアルバイトをしていたときのことです。その頃出回っていたこの二千円札。駅の一部の券売機(その頃はSuicaやPASMOは普及していませんでした)で使えない、ということもあり、何をどう勘違いしたのか、お客様に会計時に二千円札を出された私は、後ろにいたマネージャー(社員)に、
「マネージャー、二千円札は使えますか⁉」
と、聞いてしまいました……。彼はなかば呆れた表情を隠さずに、
「使えますよ……」
と、ひとこと。
はっ! なに言ってんだ私! 恥ずかしい……と思うもあとの祭り。それ以降も長いこと書店にいて、毎日たくさんのお客様のレジをしましたが、たま~にこうして二千円札に遭遇すると、あの時の恥ずかしい思い出がよみがえるのです。
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