見出し画像

小さな失敗を積み重ねる

小さな成功を積み重ねようというのはよく聞きますが、その逆の発想です。


失敗が怖い

現代人の多くは失敗になれていない。かくいうわたしも。

失敗に慣れていない理由は

・失敗しない方法が出回っている
・失敗しないように育てられる
・安定志向
・失敗すると責められる
・失敗は悪いことという思い込み
など

要は失敗が怖い。

幼い頃は失敗だらけだった

よくよく考えると、わたしたちは失敗だらけでしたよね。

まず立ち上がることができなかった。なんどもコケて立ち上がり、歩く感覚を掴んでいった。

自転車だってそう。はじめは乗れなかった。なんどもコケて、バランスをとれるようになった。

階段から転ぶことも、
カッターで手を切ることも、
たくさん失敗をしてきた。

考える力がつくほど失敗が怖くなる

色々な知識を得て、考える力がつくほど、行動より先に、思考が働くようになる。

「これをやると失敗する」

というのがわかってくる。すると失敗が怖くなる。失敗の恐怖は思考力の副産物なのだ。

失敗を怖れるのは悪いことではない

思考力が身について失敗を怖れるのは悪いことではないと思う。逆にいつまでも恐怖を覚えないほうが危なっかしい。

怖れは成長の証なのだと思う。

失敗を選ぶことができる

だが、怖れで終わったら凡人だ。

凡人を抜け出すには失敗しなければならない。

大人は失敗を選択できる。

もちろん、予想以上に失敗することもあるが、致命的な失敗以外はかすり傷だ。

問題は失敗する前に、行動を辞めること。

凡人を抜け出すには、失敗の恐怖という殻を破ることが必要なのだ。

損得という尺度で測らない

大人になって一番したくない失敗はお金の失敗だと思う。

要は、損をしたくないという気持ちだ。

・もっといい洋服があった
・初めて食べたものが美味しくなかった
・本を買ったけど読めなかった

損をしたくない気持ちが挑戦を止める。行動を鈍らせる。

挑戦をしなくなるとどうなるか?

刺激がなくなり、自分の興味や関心事さえわからなくなってしまう。

損得という尺度で物事を測ってはいけない

心をなくしてしまうからだ。

小さな失敗を積み重ねる

興味が湧いたら、行動してみる。

その先に失敗があったとしても、小さな失敗ならOKだ。子どもの頃は、もっと失敗してきたじゃないか。恥ずかしいことではない。

むしろ、失敗を恥ずかしいと思うほうが恥ずかしい。

失敗しないことがカッコいいことだなんて思っているのだろうか。それは挑戦していないだけ。成長していないだけ。失敗の殻を破れない弱い大人だ。

小さな失敗を積み重ねよう。

失敗に慣れよう。

失敗のギリギリを覚えよう。

失敗が人を強く、大きくする。

失敗なくして成長はないのだ。



この記事が参加している募集

サポートありがとうございます!これからももっともっと頑張ります(*´ω`*)