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【読書】Invent & Wander / ジェフ・ベゾス

「Invent & Wander / ジェフ・ベゾス 」
を読みました。

Amazon創始者のジェフ・ベゾスが
株主に向けて毎年書いてきた手紙と、
さまざまなことについて語ってきた文章を
まとめた一冊。

久しぶりに読書をして、刺激を受けたので、
自分のために気になったところを残しておきます。

「長期がすべて」

ここにジェフ・ベゾスの考えが集約されています。

ベゾスはみずからのチームに「ウサギでなく、のろまなカメになれ」と助言した。ブルーオリジンの企業ロゴにはラテン語で「GRADATIM FEROCITER」の文字が組み込まれている。その意味は「一歩ずつ、猛烈に」である。
ある物流センターで「カイゼン」の専門家に言われました。「物流センターを清潔にしておくことは賛成ですが、なぜ清掃に力を入れるのですか?ゴミのもとを断てばいいのでは?」まるで映画「ベスト・キッド」の少年になったような気持ちになりました。
アマゾンでは、毎日がはじまりの日です。
初回のレッスンで逆立ちのコーチが素晴らしいアドバイスをくれました。「逆立ちなんて、頑張れば2週間くらいでできるようになるはずだと思っている人がほとんどだ。でも実際は、半年間毎日練習しないとできるようにならない。もし2週間でできるようになると思ってはじめたら、途中であきらめることになる」現実的でない甘い考えは、高い基準を殺してしまいます。
何が言いたいかというと、どの程度の努力が必要かを教えるだけで、結果が良くなるということです。
児童文学作家のドクター・スースはこう言いました。「悪いことが起きたとき、選べる道は3つある。悪いことに支配されるか、破壊されるか、または強くなるかだ」世界がどの道を選ぶかについて、私は楽観しています。
「ジェフ、賢いよりも優しいほうが難しいんだ。いつかお前にもわかるときがくる」
頭の良さは持って生まれた才能です。優しさは選択です。才能は簡単です。生まれついてのものですから。選択は難しい。うっかりしていると才能に溺れてしまいます。そうなると、おそらく選択を誤ってしまうでしょう。
私たちは、つまるところ、自分の選択からできているのです。
私たちは、子どもが4歳のときから尖ったナイフを使わせ、7歳か8歳で電動工具を使わせた。妻のこの言葉は名言だ。「指が1本くらいなくなっても、自分で何もできない人間になるよりはまし」。これこそ、人生に対する最高の態度だと思っている。
心の中では、その業績は3年前に仕込んだものだと思っている。
いつも2、3年先を考えていなければいけないし、もしそうしていれば、日に100件も決定を下す必要はないはずだ。1日に3つでも良質な決定ができたらそれで十分だし、その3つの判断の質を最高に上げなければならない。ウォーレン・バフェットは、1年に3ついい判断ができれば満足だと言っている。私も本当にそう思う。
アマゾンはたくさんの会社を買収している。創業者に会うとき私はいつも、まず何よりもひとつのことを見極めようとする。その人が使命を持った伝道者か、それとも金目当ての傭兵かということだ。
私は昔から特典で人を釣るのはどうかと思っている。そんな理由で会社に留まるのは間違いだからだ。社員が会社に留まるのは、使命のためであってほしい。金目当ての傭兵はいらない。使命に共感できる人間にきてほしい。
環境が整えば、人々は思い切り創造性を開花することができます。私たちの世代が宇宙への道を開き、インフラを築けば、大勢の未来の起業家が本物の宇宙産業を創造するでしょう。私は彼らをその気にさせたいのです。大きすぎる夢に聞こえるかもしれませんし、実際、これは大きな夢です。いずれも簡単ではありません。何もかも難しいことですが、人々の心に火をつけたいのです。ぜひ考えてみてくださいーーー大きなことも小さくはじまる、ということを。
「頭でなく心に従うこと」。
ベゾスは株主の手紙の中でも、インタビューや講演でも、たびたび意志決定の方法について述べている。アマゾンを起業したとき、プライムを立ち上げたとき、サードパーティー出品者を招き入れたとき、そしてワシントン・ポストを買収したとき、いずれも頭でなく心にしたがって決定したという。「80歳になったときに振り返って後悔の数が少ないほう」を選ぶのがベゾス流である。

表題の
「Invent & Wander」
「発明と、さすらい」
ですが、
常に、はじまりの日(DAY ONE)で
あり続けるために
「Invent & Wander」が必要だと。
さすらうことで、
予想外の発見、発明をしつづけろ

ということなのだと受け取りました。


なんしか、カッコいい大人になろう。


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