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「小さな不安」が日頃のなんでもない幸せを気づかせてくれるのだ。

会社携帯を
家に忘れたことに気づくのは、

いつだって
どれだけ早く家を出発したとしても
取りに帰るには手遅れなところまで
進んでから気づくものだ。

「取りに帰る」選択はない。

そう言い聞かせて、
会社に向かうのですが
もう、まともに思考は回らない。

それからすぐに、
今日のお客さんとの予定を
思い出す必要に駆られる。

そして、先手を打つ、
昨日まで不要だった行動を
せざるを得なくなる。


会社携帯には、大して今日は
かかってこないはず。

そう言い聞かせて、
現代の個人携帯の便利さを
改めて賞賛するのだ。

とはいえ、そんなことは忘れたその日だけしかしないのだが。

そして、
忘れたその日だけは
その便利さを少し恨んだりもするのだ。

小さな不安は、
人をモヤモヤさせる。
このスッキリしない感情を
早くなくしたい。
そんなことを考える。

そう言えば、
会社携帯を忘れていない いつもは
このモヤモヤがないんだ。

そう気づくも、
そんなありがたみも
忘れた日しか思い出せないのだ。

人間なんてそんなものだ。

モヤモヤがない
日頃のなんでもない幸せに気づくのは
小さな不安があったからだ。

そんななんでもないが、
モヤモヤもない日にも
愚痴を言って過ごす自分が
いたりするのだ。

でも、会社携帯を忘れたということで

「なんでもない日ありがとう。」

そんな気持ちを
思い出させてくれるのでした。

すぐ忘れてしまうだろうけど、
なんでもない日ありがとう。

結局、家に帰って携帯を確認するも大したことはなかったのです 笑

なんしか、カッコいい大人になろう。

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