家に「今日あった嫌なこと」を持って帰る時は、「愚痴」じゃなくて「笑い話」にするんだよ。

「基本、家に仕事は家に持って帰らない」

を心がけている、悲しき中間管理職です。

とはいえ、

なかなか、思うようにならないのが

切ないのですが、

得意のメモを駆使し

うまくリマインダーとし、

極力家に仕事を持ち帰らないように

努力しています。

それでも会社では

机を叩き割ってやろうかと

怒髪天を衝くような

理不尽さに憤怒する出来事が

起こることがあります。

そして、

怒りをおさめることが出来ぬまま

帰宅してしまうこともあります。

これこそが、

家に仕事を持ち込んでしまう

悪い例のひとつです。

その理不尽だった話の「愚痴」を

吐いてしまう相手が

嫁さんになってしまうのですが、

嫁さんの気分も良くならないし

結局、誰も得しない状況になります。

この痛い経験を何度もして編み出した技が

「笑い話」にするという力技です。

今までなら、

愚痴を吐いていただけですが

ある日、もうどうでもよくなって

笑い話に変えてみたのです。

そんなヤツおる！？
おらんやろ！？普通な！
それがな！おるねん！
びっくりするやろ！？
一番びっくりしたん俺！
世の中には頭おかしいヤツおるねん！
どの口が言ってるねん！
できてないお前が言うな！
それは、お前やろ！
思いながらグッと堪えて
それ俺がやるねんで、わかる！？
俺アホみたいやん！
そうやねん、
周りから見たら俺アホに見えるねん。
もう笑うしかないねん！
もう俺、ひっくり返りそうになったわ！

と笑い話に変えて話してみました。

すると私も嫁さんも

気分が悪くならなくなりました。

そして、なんだかそんなこと

もうどうでもよくなってきます。

家に「今日あった嫌なこと」を持って帰る時は、

「愚痴」じゃなくて「笑い話」にしたほうが

いいなって思いました。

そんな風に考えてみるのもいいですよ。

なにも事実なんてないですよ、

起きた出来事もすべて解釈によって

色々変えられるんです。

真に受けなければノーダメージですよ。

笑い飛ばすってのは

こういうことなんだと思います。

なんしか、カッコいい大人になろう。

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