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この春中学生になる甥っ子たちに、どん兵衛「関西味」と「関東味」の食べ比べ体験をプレゼントした話。

1年ほど前に、
双子の甥っ子たちに、
カップ麺のどん兵衛に
「関西味」と「関東味」がある
という話をしたんです。

先日、久しぶりに会った時に
そのことを覚えていたようで
食べ比べてみたいということを言ってきました。

その願いを叶えるべく
関東に出張中の営業マンに
お願いして買ってきてもらいました。

そうして「どん兵衛 関東味」を
無事手に入れることができました。


そして、
なぜに関西と関東とでは
味が異なるかを説明するために
「軟水」と「硬水」
更には
「濃い口しょうゆ」と「薄口しょうゆ」も
用意しました。

ちなみに、
軟水は「アサヒ おいしい水」
硬水は、「エビアン」を用意しました。


いざ当日となりました。

どん兵衛「関西味」と「関東味」を
目の前にして甥っ子たちは、非常に喜んでくれました。

まずは、パッケージの違いの確認です。

パッケージで何が違う?
EとWって何だろう?
味の特徴の違いは?
材料の違いは?
塩分の多いのはどっち?
フタを開けてみよう
何か違いは?
粉の袋を開けてみよう
色の違いは?
においの違いは?

お湯を沸かしながら、

味の分かれ目は「関ケ原」であること。

それは関西は「昆布」で出汁を取り、
関東は「鰹節」で出汁を取る傾向にあること。

「昆布」が、大阪・京都に集まり、
関東には流通しにくかったこと。

関西は昆布の味を活かすために、風味づけ程度に留めるため「薄口しょうゆ」が使われ
関東は「かつお」の風味に負けないように「濃口しょうゆ」が使われていること。

関東地方の土地は「関東ローム層」で出来ているため、
地下水にミネラルが溶け込みやすい「硬水」。
一方、関西の土地は柔らかい粘土質で出来ているため、
地下水にミネラルは溶けにくく「軟水」であること。

硬度が高い水はカルシウムが昆布の表面に付着し旨みが抽出されにくく、
カルシウムが昆布の成分と結合しアクや生臭さの元になるため
「硬質」に「昆布」の相性が良くないことを伝えました。

そして、

「軟水」と「硬水」の飲み比べ
「濃い口しょうゆ」と「薄口しょうゆ」の味比べをしました。


全員が、はっきりと味の違いがわかりました。
水の味がこんなにも違うとは、かなり驚きました。

お湯を入れてみよう
色の違いは?
5分待ってみよう
スープの色の違いは?
においの違いは?
スープの味の違いは?
おあげの味の違いは?
(七味を入れた時の味の違いは?)
関東と関西で味付けはどう違った?
どっちが美味しい?

食べ比べたあと

関ケ原は、なぜ味の境目になったのだろう?
塩分濃度はどのくらいが美味しいのだろう?
人間の血液の塩分濃度は?
海の塩分濃度は?
1日の塩分目標摂取量は?
塩は摂りすぎてはいけないけれど、
摂らなさすぎてもいけない。

なんて話もしました。

勉強の好きな甥っ子たちは、
興味津々でタブレットで
色々検索をしてくれました。

オジサンにとっても楽しい時間になりました。
ありがとう!
中学生になっても遊びに来てね。

なんしか、カッコいい大人になろう。

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