白バイが大好きな息子の笑い話＜右折禁止＞

私の住む町にとても、わかりにくい右折禁止の場所があります。標識も見えにくく気を付けないとうっかり右折をしてしまいそうになるT字路があります。というか、ひっかかったので、その存在がわかりました・・・。

＜右折禁止＞

息子が4歳くらいの時の話です。
私が運転をして、
とある商業施設に
家族で買い物に向かいました。
無事に買い物も終わり、
空いている道を選び
家に向かい車を走らせていました。

信号待ちをしていると、
カブに乗った警察官が
私の車の横に
ピタリとつけてきました。
警官「車を動かさないように」
私「はい」
警官「右折禁止でしたよ」
私「え？」
警官「あのT字路は右折禁止です」
私「そうですか・・・」
警官「あそこに見える交番へ車を動かしてください」
私「はい、分かりました」

車を20mほど先の交番へ走らせます。
私「あ～やってしました、右折禁止って知ってた？」
嫁「知らんかった、まさか警察がいるとは」
私「ツイてなかったな」
嫁「ほんまやで」
息子「今の警察官？」
嫁「そうやで」
息子「なんで来たの？」
嫁「パパが交通違反したから」
息子「どうなるの？」
嫁「今から交番へ行くの」
息子「パパ牢屋に行くの？」
嫁「牢屋は行かない」
息子「あ～よかった」

交番へ到着し、
表に車を駐車し、
私は交番の中で
違反切符を書かされていました。
実は、「白バイ」が大好きな息子が、
交番のドアを少し開け
外からドアを隔てて 私に聞いてきます。
息子「パパ～大丈夫～？」
私「おう、大丈夫やで」
息子「帰って来れる？」
私「もちろん」
息子「さっきのバイク、白バイやったか？」
私「違う」
息子「じゃあ何？」
私「カブ」
息子「そっか～」

息子「パパは、白バイに捕まりたかったな！」

私「捕まりたくないわ！」

警官 (笑)

私「お前が、白バイが好きなだけやん・・・」

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