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ジェッツ版「雨ニモマケズ」

宮沢賢治の
「雨ニモマケズ」っていいですよね。

あの詩を私、ジェッツが勝手にアレンジしてみました。

なんか、そんな気分です。

雨ニモマケズ ジェッツ編

雨ニモマケズ 風ニモマケズ
無職であることや お金につながらない苦しみや 世間の目にも負けぬ丈夫な心を持ち

欲はあるが めったに怒らず。
いつも自分にはきっとこの経験が大きな糧になるはずだと
静かに笑っている。

昼は愛妻弁当と、夜は自分の手料理を振る舞い食べ
あらゆることを
自分にとって必要な出来事だと
よく見聞きし 分かり
そして忘れず

田舎の小高い丘の家にいて
東に子どもの行きたいところがあれば 送り迎えをし
西に気になる事象があれば自分の目で実際に 確認しに行き
南に悩んでいる人がいれば そっと励まし
北に興味本位で会いたいという人がいれば 会えないと断る

日照りの時は ひっそり一人で涙を流し
暑さの夏も寒い冬も 相変わらずランニングを続ける
みんなからナゾノジンブツと呼ばれ
ほめられようともせず 人の目を気にせず自分の幸せをただ求める

そういうものに 私はなりたい


歳を取ってから、
宮沢賢治の雨ニモマケズを読むと
色んな欲にまみれた自分に気づきます。
「デクノボー」と呼ばれるものになりたいというのは、泰然自若の境地を宮沢賢治なりの言葉で表現したのではないか。
そして、自分自身に言い聞かせていたのではないかと思うわけです。

元々この文章は、
出版目的で書かれたものではなく、
宮沢賢治の手帳にメモのように書かれていたものだそうです。
そして晩年、実家で闘病中だった1931年の手帳に書かれていたそうです。

孤高の人物。
悠然と我が道を行く人物。


そんなものになりたいと、
苦しい時に自分に言い聞かせていたのではないかと思うわけです。

だから、惹き付けられるのだと思います。

だからこそ、自分の決意を示したいために、アレンジしてみたいと思ったのでしょう。

やっぱり、苦しいんですね、私も。

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

宮沢賢治/雨ニモマケズ


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