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じーざすの人生航路図(月間課金マガジン)

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#エヴァンゲリオン

【連載5/5】「融合の詩篇 エヴァンゲリオンに宿る聖書の魂」

終章 エヴァンゲリオンにおける個人の救済と集団の救済 個人の救済ってなんやろな? エヴァで言う救済ってんは、外の敵と戦って勝つだけやなくて、もっと心の中の話やねん。シンジがお父さんとの関係や自分の価値に悩んで見つける答えや、アスカが自分の弱さとどう向き合うか、レイが自分の存在意義を探る旅は、みんなが抱える「生きる意味」について深く問いかけてるんや。 集団の救済ってどういうことやろ? この物語は個人の救済だけやなくて、人類全体の救済ってもっと大きなスケールの話もしてんねん。

【連載4/5】「融合の詩篇 エヴァンゲリオンに宿る聖書の魂」

4. エヴァンゲリオン、聖書の教え、そしてニーチェの批判 『新世紀エヴァンゲリオン』の話はな、終末を迎える世界と心の奥底を掘り下げる旅を描いてるんや。この話でね、エヴァンゲリオンがどうやって聖書の考え方を取り入れて、それをどう展開しているか、それにフリードリヒ・ニーチェの意見もちょこちょこ混ぜながら、このややこしい関係性について考えてみようと思うんや。 聖書の教えとエヴァンゲリオン エヴァンゲリオンの世界にはな、聖書から取った言葉や象徴がよう出てくるとは話したな。「使徒

【連載3/5】「融合の詩篇 エヴァンゲリオンに宿る聖書の魂」

キリスト教の教えとエヴァンゲリオンのテーマ さて、エヴァンゲリオンとキリスト教の関わりをもっと深堀りしてみようか。 庵野秀明さんが言うには、エヴァンゲリオンのキリスト教的要素は「装飾的」であって、日本人には馴染みの薄いものを使うことで新鮮さを出そうとしたんやって。でも、この「装飾」がエヴァの世界をただのアニメの枠を超えさせ、人間の深い内面や精神的な探求を描く上で重要な役割を果たしてるんや。 『新世紀エヴァンゲリオン』の物語を通して、私たち自身の生き方について深く考えさせ

【連載2/5】「融合の詩篇 エヴァンゲリオンに宿る聖書の魂」

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【連載1/5】「融合の詩篇 エヴァンゲリオンに宿る聖書の魂」

1. 初めの言葉  神話との邂逅 新しい連載が始まるんや。 タイトルは、「融合の詩篇 エヴァンゲリオンに宿る聖書の魂」。このシリーズで、エヴァンゲリオンとキリスト教の不思議で深い繋がりについて、一緒に考えていきたいと思ってるんや。 まずは、エヴァンゲリオンとキリスト教、この二つがどう繋がってるか、興味深いやろ?エヴァンゲリオンって言うと、巨大なロボットが地球を襲う謎の敵、使徒と戦う話やんな。でもこの物語、一見するとただのSFやけど、実はキリスト教の教えや神話がふんだんに