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人生に関するメモ(4) 【コミュニケーション】

本メモは人生の基礎的な内容に関するメモです。
自戒として自分が見直すために残しております。


1. コミュニケーション 41項目

1-1. コミュニケーション
…情報を配ること

→目的達成のために利害調整をして協力する力、量ではなく質が重要


1-2. ほとんどの仕事はサービス業化している
…選択肢の提示、確認を行う、ミスやトラブルが起きた後の対処


1-3. パブリック空間は想像以上に広い
…パワハラ・セクハラ・差別に注意、SNSもパブリックであることを忘れない


1-4. 自分への評価がされるとき
…相手に求められている内容で互いにコミュニケーションを取っている空気感の中でされる
→ニコニコしてる人、もう会わないと判断し傷つけないために優しい聞き手を装っているだけ


1-5. コミュニケーションをとりたくないという価値観
…生きるということを放棄している、どんな生物でも生きるためにコミュニケーションをとっている
→人間のコンピュータ化、有機が無機に取り込まれ始めた可能性、コミュニケーションを取らなくても生きていけると錯覚し始めた、人間だけがコミュニケーションを取って社会を作ってると勘違いし始めた
→大きい社会の中で生きる気はない・個人レベルの最小単位の社会の中で生きていきたいという価値観は認めるが、生きることを放棄して生きていけなくなって助けを求めた際に誰も助けてくれない状況で悲劇のヒロイン気取っても・社会のせいにしても状況は変わらない
→これはどの生物でも変わらない、時間が経つほど指数関数的にツケが回ってくる、年齢を重ねても同じ事が言えるか
→生きることを放棄した人間がいてもAIの助けを借りて経済が回るようになる可能性、コミュニケーションを取りたくない人はこうなってからが生き地獄


1-6. 人間にしかできないこととは?人間らしさとは?
…想像力を働かせること、いまここにはない遠い未来を想像すること
→人間以外も社会性を持つ、哺乳類でも昆虫でも
→人間以外も言葉で音声コミュニケーションを取れる、異なる意味を持つ鳴き声を組み合わせて文章を作っている
→人間以外も文字を使える、フェロモンは文字、マーキングのおしっこもウンコも文字
→人間以外も道具を使える、巣作りという建設工事ができる、木や氷を使って食べ物をとる
→人間以外も死を悼む


1-7. 挨拶は相手の承認欲求を満たすツール
…人は挨拶されただけで承認欲求が満たされる、人から認められた・承認されたという感覚が得られる
→挨拶しなくてもいいかもしれないが人を認める・承認する余裕もない人間が人から認められる・承認されるということはない


1-8. 飲み会はコミュニケーションコストを低めるためのタスク
…行かなくても評価は変わらないが、仕事は来なくなる
→仕事を頼む際に同レベル同条件であれば、日頃からコミュニケーションを取っていてコミュニケーションコストが低い方に頼むのが当たり前
→同じ成果であればどちらともう一度仕事したいかを考えればすぐ分かる、自分がずば抜けた成果を出せてると勘違いしない方がいい、転生もののアニメの見過ぎ、広い世界を見た方がいい、世界の中でずば抜けた成果を出せるまではモブ


1-9. 敬語は0.5秒で印象を稼ぐツール
…敬語をつける0.5秒の手間によりわずかでも印象が良くなるのであれば費用対効果は抜群、0.5秒で印象を稼ぐ方法なんて他にない
→非作業者レイヤーの場合、効率よりも印象が大事、厳格なロジックよりもステークホルダーの納得感のほうが大事
→作業者レイヤーの場合、印象の大事さがわからないため小手先の効率化・ロジックを求める
→日本語以外でも同じ、敬語を使わなくていいはウソ、日本人の作業者レイヤーの周りに日本人以外の作業者レイヤーがいるというだけ


1-10. スケジュール共有はコミュニケーションコストを低めるためのタスク
…スケジュールを共有しないとコミュニケーションコストが増えて人間同士の距離が遠くなる
→ツールの基本設定からコミュニケーションは始まっている


1-11. 上に立つ者には指示する力が必要
…大局的視点とイメージを共有させる能力
→段取りを作る、引き継ぎもしやすい


1-12. 教えることはコミュニケーションを深くする
…ゴールを提示する、具体的に一つ実践させる、フィードバック
→教える側は学ぶ側の何倍ものスピードで学び続ける必要がある


1-13. 相談できる人は人間関係を円滑にする
…お互いに解決策作りを繰り返すことで相談する力と相談される力を鍛えることができる
→上司が部下に相談すれば部下のモチベーションは格段に上がる


1-14. 上機嫌を保てば平常心が自分のものとなる
…ストレスにさらされながら生きなければならない、無意味に不機嫌な人が多い
→自分が不機嫌だと周りの人が時間を無駄にする、機嫌取り
→そうまでして承認されるほどの存在じゃないでしょ、人間なんて


コミュニケーション能力

1-15. コミュニケーションが成立する
…情報 + 意味・感情

→感情的なレベルでの信頼を得る必要がある、感情の揺れを察知
→感情の揺れの原因のほとんどは保身と嫉妬


1-16. 相手のストレスを軽減させるコミュニケーションが必要
…基本的には早くて正確なコミュニケーション、ここぞと言うところで感情が載っていたりホッとしたりすることも必要
→効率的なだけでなく居心地の良さも提供する


1-17. コミュニケーション能力が高い
…会話の中で文脈力を発揮できること

→文脈は2つ
❶自分と相手の発言に一貫性があるか
❷お互いの発言が絡み合っているか
→なぜこの話をしているのか?に対して遡って答えることができるか、分岐点を掴む
→共感をメインにして内容を整理する、思い込みや決めつけで話をしない


1-18. コミュニケーション能力は誰とでも話せるトークカではない
…状況・事象をバックグラウンドの全く異なるステークホルダーに理解してもらえるように説明できる力
→営業的な能力ではなく、リスク管理的な能力


1-19. 文脈力を高めるために必要な能力
…共感力・共感喚起力・感情読解力・要約力・言い換え力・引用力


1-20. 相手の話に添いつつずらすことで共感を得る
…共感力を高める
→相手の発言を選んで繰り返す、相手は同調する、『先ほど仰っていたように〜』


1-21. 相手を褒めて共感を得る
…共感喚起力を高める
→自分の良さを引き出してくれる人には共感する、一緒にやっていこう
→自己肯定感が生まれれば大変な状況でも楽しさを見つけて生きていける
→減点主義ではなく加点主義で評価する
→一日 3 人ずつ1 分は褒めてみる、解釈を変える、絶対量でなく変化率
→伝聞体で効果を高める『〜さんも褒めていましたよ』


1-22. 文学作品や映画
…感情読解力を高める
→映画はボディランゲージも参考になる、感情の転換点
→ロールモデルを設定しそこから検索


1-23. 言葉の癖から感情の動きを見る
…感情読解力を高める
→発言が固有の癖か会話の流れで出てきたものなのかを見極める
→自分が感じるストレスの軽減、全て自分に向けられているように感じない


1-24. 読書を時間設定して行う
…要約力を高める
→要点を短い時間で掴むことで無数の情報を吸収できる、言葉に出す
→語彙力がアップすれば要約力は飛躍的に上昇する、文章を音読する


1-25. タイトルは究極の要約
…要約力を高める
→どんな内容が想像できるか、どんな感情になるか


1-26. 言い換えて確認する
…言い換え力を高める
→意味の取り違えや勘違いを防ぐ
→難しい言葉をわかりやすい言葉に換えていく、抽象の具体化
→長い前置き・他人への批判などで話を濁すな、具体的にな思考ができない
→図解で整理する


1-27. 引用で共通基盤を作る
…引用力を高める
→知的な色を帯びさせるかつ想像しやすくする、抽象と具体の行き来がしやすい
→国際社会では知的で教養のある引用を用いた会話ができれば信用につながる


コミュニケーション力を鍛える

1-28. 普段のクリエイティブなやりとりで築く
…知識を提供→質問→答える、お互いに新しい意味を獲得
→99%のパースピレーション、1%のインスピレーションを得る
→本も話を聞いているつもりで対話しながら読む


1-29. 録音して文字に起こす
…書くように話せているか、言葉は思考を作る、話し方で思考がわかる
❶一文をなるべく短く句点で区切る
❷会話からノイズを消す、えっと、あのー
❸文のねじれや繰り返しを消す、文章術を参考に
→Discordなどでの自分の発言を文字起こししたり、それをClaudeなどで整理したりする


1-30. 偏愛マップを作る
…自分が本当に好きなものは何か考えて書き出す、なるべく具体的に

→お互いに見せ合って話をする、一体感があるとクリエイティブな会話が生まれやすい
→自己アピールと自己分析、自己肯定感を高める


1-31. コメント
…課題に対して自分の認識を述べ、価値判断や態度を表明
→緊張状態の中で秀逸なコメントを発して切り抜ける力は評価される
→関係の中で自分がどんな立ち位置で発言するかを考え抜く必要
❶テーマから外れていないか、議論ではテーマが設定されている
❷インパクトのある言葉で短くタイミングよく、流れに杭を打つ、長いと印象が悪い
❸引用する、相手の言葉・文学作品から
❹意味はないが面白い言葉を用意する、場をつなぐ、映画・ドラマ・CM から
❺コメントの前の決めゼリフを用意する


1-32. ミーティングで質問する時
❶重要度を決めて重要なものから1、2 個、具体的でポジティブになるものが最重要
❷相手に考えさせない『いかがですか?』ではなく『この点はどうでしたか?』のような
❸質問は10秒以内で伝え切る


1-33. ミーティングで質問をされた時
…『ご質問の他に必要かと思われる情報もお調べして、〜までには連絡いたします。』


1-34. ミーティングを進めるために
❶時間制限を設ける、発言時間の制限
❷上下関係を取り払う、席順が一番換えやすい・分かりやすい
❸具体的なテーマを設定
❹発言する技術をつける、名前で呼ぶ、文脈を感じタイミングを見てインパクトを与える、3分の1の法則、発言を3個ためて重要なものを1個発言する
❺議論を後戻りさせない、『でもやっぱり』は使わない、感情的な人が蒸し返す
❻休憩タイムを設ける、本音を聞く、感情を落ち着かせる
❼メタ・ディスカッション、どういう流れだったか、意見の説得力、論点が変わったか


1-35. 議論に勝っても説得はできない
…何の解決にもならない、価値基準を受け入れてない
→相談形式にする、自力でやれる・困っているところを見せれないプライドはいらない
→文脈の共有、BATNA(交渉決裂時の最善の代替案)の用意、譲歩の限界


1-36. 断りにくいものはまず保留する
…無理して引き受けても時間と精神を奪われるだけ
→無理ならスケジュールの都合にして断る、条件次第なら相手に投げかけて判断させる
→先延ばしが一番いけない、引くに引けない


1-37. 自分の落ち度でトラブルが生じた場合は素直に認めて謝る
…まずは誠意を見せる、言い訳はいらない
→自分から見た事実関係を説明し問題を明らかにする、齟齬を明らかにする
→時系列にこだわらない、言った言わない問題は話がこじれるだけ


1-38. 双方に落ち度がある場合は切れても良い関係なら放っておく
…言葉を重ねてもクレーマーになるだけ
→どうしても解決しなければならない場合は代替案をいくつか用意


1-39. スピーチ
❶ミッション、シンプルな言葉で論理的にやるべきことを伝える
❷パッション、苦難を乗り越えるための心を伝える
❸ハイテンション、共感させることで前向きな気持ちにする、傍観者から当事者へ
→マララ・ユスフザイ「国連スピーチ」、ジョン・F・ケネディ「大統領就任スピーチ」、夏目漱石「学習院スピーチ」


わかり合うためのコミュニケーション

1-40. 新しい関係を構築するための対話
❶ギャップ型
…価値観と行動にギャップ

❷対立型
…コミットメントが対立

❸抑圧型
…言いたいけど言うと厄介だ

❹回避型
…痛みや恐れを回避するために逃げたり別の行動にすり替えたりする


1-41. ナラティブ
…解釈の枠組み
→どっちが正しいとかはない
→リストラのナラティブは日本とアメリカで異なる、
日本では雇用を守る責任を果たせなかった、アメリカでは戦略的な経営判断


1-42. 新しい関係を構築するための対話のステップ
❶自分のナラティブを脇に置く
❷相手のナラティブを観察から考える
❸どうすれば自分のやりたいことを受け入れてもらえるのかを考える
❹実際に新しく関係を構築する、タイミングが全て


1-43. どれだけ近い関係であってもそれぞれに人格があり違いがある
→夫婦でも干渉し合わない、細かいことに目を向けない
→負担にならない程度に情報を共有し合う、夫婦であれば帰りの時間を伝える、安心させる


2. 印象 47項目

2-1. 333の法則
…3秒(見た目で判断)、30秒(挨拶で判断)、3分(会話で判断)
→好きか嫌いかは3秒で判断される
→第一印象で好感を持たれてない人に話す権利はない
→笑顔・清潔感ある服装・仕草


2-2. 1.2メートルの距離を保つ
…パーソナルスペース、80センチは家族や恋人の距離
→満員電車では人を人と認知してない


2-3. 位置を考える
…初対面の相手は45度、横並びは親しい、向かい合うと緊張する
→挨拶は真正面から、座るのは斜め前か横、半分相手を見て半分は共に未来を見る


2-4. 指の爪は短く・産毛は剃る
…指と生殖器は同じHox遺伝子で作られている、本能的に見てしまう


2-5. 匂いは基本的に無臭、余計なことをしない


2-6. モノの扱いは丁寧に、人に対する姿勢が現れる


2-7. 口ではなく目で挨拶をする
…目つきで嫌われることが多い、1対1では
❶視線は動かさずに顔全体をふわっと優しい笑顔にして見る
❷初めまして〜さんと声の挨拶をしお辞儀をする、大好きですと心の中で唱える
❸視線を戻してアイコンタクトをとる


2-8. 目を見て話す
…相手を理解するためのスタートは相手を見ること、信頼関係を築くには判断ではなく理解が必要
→線のつながりを感じさせその線の上に言葉を乗せることで伝わる
→目配りは気配り、仲間外れを作らない、自分の評価が気になると周囲に目を配れない
→目が合う人に話が振られやすい
→首から下は見ない、5秒以上見つめない、相手を不快にさせない


2-9. 視線
…左下は本当(左は過去、下は気持ち)、右上は嘘(右は未来、上は想像)


2-10. 口角を上げる
…相手が自分を思い浮かべた時に笑顔のあなたを思い出せるように、笑顔は贈り物
→顔は親の責任、表情は自分の責任
→微笑む、相手を受け入れていることを示す


2-11. 顎の角度でも印象は決まる
…プラス20度(横柄・傲慢・見下す・頑固)
プラス10度(自信・指先が少し触れる頬杖でナルシスト的、颯爽と歩く)
0度(誠実・信頼・説得に向く・肯定を得やすい)
マイナス10度(不安・受け身・弱いところを見せる)
マイナス20度(疑惑、相手を探っている時、首が短く目つきは悪い)


2-12. 首をかしげない
…相手は会話を否定されたように思う、自信がなくなる


2-13. 腕組みはしない
…不安から自分を守りたい気持ちからくるポーズ
→近寄り難い、威圧感を与える、緊張している時
→パワーポーズで知性と信頼を得る
❶腰に両手を置いて肘を張る…自信・威厳、胸を張れる
❷両手を祈るようにし肘を張る…支配力、上半身を大きく見せる、占有
❸カウンター・壁に腕を乗せる…支配力・リラックス、占有


2-14. 背中に品格が出る
…フケや髪の毛・服のシワ・猫背は改善、後ろ姿はしっかり見られている


2-15. 足に品格が出る
…脚をしっかりつける、ガニ股・内股・貧乏ゆすりNG・足を組まない


2-16. もし〜できれば最高という会話
…可能性を見つけてあげる、肯定的な思考は解決策を生む


2-17. 否定語を使わない
…モチベーションを下げて不安感を高める、仲良く遊んでね、喧嘩しないでねはNG


2-18. ネガティブな出来事でもいい意味づけをする
…ネガティビティバイアス、ネガティブな出来事は記憶に残りやすい
絶望は希望の始まり、レジリエンス、逆境でも心が折れないで回復できる力


2-19. 失敗とはうまくいかない方法が一つわかったことなので成功である
…失敗ではなくフィードバックがあるだけ


2-20. 批判を気にしない
…批判してくる人はその人自身に問題があるか、あなたをコントロールしたい欲望があるか
→自己肯定感が低い人は批判者を正しく自分の価値を判断してくれる人と信じる傾向


2-21. 『まいっかー』と考える
…マイルールを作ると相手に厳しくなる


2-22. 『どんな愚か者でも他人の短所を指摘できる、そして大抵の愚か者がそれをやりたがる』
ベンジャミン・フランクリン


2-23. 『どっちでもいい』と考える
…何かを否定する価値観がある限りイライラは生まれる


2-24. 楽しいことはズームイン、辛いことはズームアウト
…ズームイン、虫の目、主観的で感情と同一化
ズームアウト、鳥の目、客観的で感情を切り離す


2-25. 怒りを真正面から受けない
…ペース&リード、怒っている勢いにペーシング


2-26. 苦い言葉は甘く味付けする
…相手のミス・行動のみを正す、人格は否定しない


2-27. 自分のルールを押し付けない
…相手に合わせて手法を変えれる人は相手の反感を買わず能力も引き出せるので好かれる


2-28. 信頼していると伝える
…本当に人が変化するのは相手の深い部分に自分の期待や思いが届いた時だけ


2-29. わかりやすさを追求しない
…自分で考えることを放棄して依存的になる、記憶で大切なのは正確さではなく曖昧さ


2-30. スーツで敬意を表す、職場の品格を保つ
…フォーマルな服装の方が冷静な判断ができる、抽象的に物事を捉え認知プロセスが強化される、リモートでも
→2回目以降は相手に合わせていく


2-31. 感情をはっきり表に出す
…人は自分らしさを出している人に惹かれる
→愛情飢餓感が強い人は感情を完全に押し殺して相手に合わせる


2-32. 自分の機嫌をとる
…三流はいつも機嫌が悪く、二流は人に機嫌をとってもらう、一流は自分で自分の機嫌を取る


2-33. 根に持たない、嫌なことは忘れる
…結晶化、会っていないときでも相手を考えると気持ち・感情が強化される、嫌な感情を思い出す
→ネガティブな言葉はドキュメントに残してはいけない、メールやSNSでケンカしてはいけない


2-34. 自己肯定感が低いと物事を悪く捉えて傷つきやすくなる
…周りが悪口を言ってるのではないかと思う、敵ばかりだと思う
→批判的になって噛み付いてしまう、自分のプライドを守ろうとする、仮想有能感


2-35. 黒は誰の色にも染まらない反抗心の色
…人は本当に幸せになると黒色を欲しくなる


2-36. 感情を書き出す
…ストレス・不安の軽減、喪失体験からの立ち直り


2-37. 相手に似た人になる
…安心感・信頼感を得やすい、本能的な感覚
→呼吸・会話のリズム・ジェスチャー・服装を合わせる、
意識1割、無意識9割


2-38. 相手の成功を喜ぶ
…相手の成功を喜べないのは自分がそれをできないと感じているから
相手が幸せな時にテンションが下がることを言ってしまうのは優位に立てると感じているから


2-39. 周囲の人は自分を映し出す鏡
…セルフイメージにぴったりの人間関係が引き寄せられる、やり方よりもあり方の方が影響する


2-40. 人間関係に執着せず成長する
…3年間人間関係に全く変化がなければ成長していない
→自分が成長すると今まで付き合ってきた人と合わなくなる、無理関係を保とうとするとストレスになる


2-41. とにかくたくさん会う
…親近感は会う時間ではなく会う回数で決まる
→ちょっとした印象を残していくだけ、1回3分でよい


2-42. 唯一無二のキャラとして印象を残す
…ファンができるくらいの衝撃、嫌われることがあっても
→予想を裏切ることで印象を残す、ギャップ
→恥をかくリスクをとる


2-43. もう一度会うために続きが気になるように空白を作る
…親近効果、最後に得た情報に影響を受けやすい


2-44. 人前で名指しで注意しない
…当事者も周りの人も気分が悪くなる、感受性の強い人はより影響を受ける、反発
→1対1で注意する、一般化して全員に共有する


2-45. 自分の好みと関心事は質問とセットで話す
…役に立つ情報を探して橋渡しをする、この前〜って言ってたよね


2-46. 聞く前に行動する
…自分にできることがあったら言ってねは口先だけ
→自分もそう言ってしまわないように注意する
→プレゼントのお礼とお返しは忘れない、すぐやる


2-47. フットワークは軽く
…正常性バイアス、予期しない事態に対して正常の範囲内と捉えて平常心を保つ


3. また会いたいと思われるように 24項目

3-1. 1度会ってから2度目に会うまでが勝負
×何かあれば是非
◯〜をしましょう、具体的
…次をイメージする、連打する覚悟があるか、長期的付き合いを求める


3-2. 紹介されやすい人
❶礼儀正しくわかりやすい自己紹介ができる
❷話のネタ選びが健康的
❸清潔感をキープする余裕がある人


3-3. 声をかけられた時
『お会いできてうれしいです。声をかけてくださりありがとうございます』


3-4. 身近な人を笑顔にする
…身近な人を笑顔にできなければ知らない人を笑顔にできない


3-5. おもてなしは相手が思ってないことをすること
…準備の苦労を表に出さない、見えないところで勝負する


3-6. 影響を受けやすい人は影響を与えることができる
…教育とは生徒に影響を与えること、感動させる
→まずは影響を受ける人間になる、感動する


3-7. 仕事で関係がなくても個人的に関係を継続する
…個人の信用を得れるか、指名を多く得れるか


3-8. 一流を身に付けたければ一流に学ぶ
…未来に対して継続的な価値を生み出せる方の思考や振る舞いを学ぶ
→嫉妬心はバネになるので感謝しよう


3-9. 理解できないものを楽しむ
…訳のわからない人にどれだけついていけるか
→一流と一緒にいると居心地が悪い、考え方・行動の仕方や速さ・全てが違う


会う前

3-10. 5分前についたフリをする


3-11. 飲み会ではセット・コースを頼む


3-12. 手土産を持たずに訪問するな
…訪問しなくても繋がっていたい人には1年に1度贈り物をする
→お会計してもらう確率が高い場合は手土産を持っていく


3-13. 贈り物で心がけること
…1度に全ての条件を満たせという訳ではない
❶値段が高すぎない、2000〜3000 円
❷ストーリーがある
❸相手の状況に応じたもの
❹地元ならではのもの
❺大きすぎない
❻手が汚れない
❼カジュアルな手土産もいい


3-14.贈り物を買う際にお店の人に伝えること
❶届ける日時
❷送り主と届ける人の名前・住所・連絡先
❸何のためのプレゼントか
❹のし、リボン、添え状の有無
❺ラッピング紙の有無


3-15. 花束を送ってみる
…誕生日、記念日
→誕生花、コーポレートカラー、イメージカラー


会った後

3-16. 帰り道に気を遣う
❶飲み会後のミントを渡す
❷タクシーは好みのタクシー会社まで聞いておく
❸タクシーを止めたら運転手に『今大切な方が来ますのでどうかよろしくお願いします』
→別れ際は見えなくなるまで感謝を伝える、最後の一言は記憶に残ったエピソードを伝える


3-17. 感謝のメッセージで伝えること、メールでもSNSでも
…❶事象に対する感想❷相手を褒め称える❸得たものや学びになったもの


3-18. すごい目上の人とお会いした時
『私のような若輩者にお時間をとっていただきありがとうございます。
〇〇様の器の大きさを感じ入りました。
お会いさせていただいて本当に嬉しく存じます。』


3-19. 上司などの家にお邪魔した時
『素敵なお時間をありがとうございます。
お二人のようなご家庭を見て私も素敵な家庭を築きたいと改めて思いました。
〜さんの家でしていただいたことを、10年後に自分の後輩にしてあげたいと思います。』


3-20. 他の人を紹介されたらすぐに会う
…紹介してくれた方にすぐお礼を伝える、いつ会ったのか、どう対応したのかを伝える
『大切なご友人を紹介していただきありがとうございます。
最後まで責任を持って対応させていただきます。
ご不満などお聞きになりましたら遠慮なく仰ってください。
至らない点・お気づきになったことは全て改善させていただきます。』


会っている時

…好かれる人より少し緊張させる人を目指す

3-21. 少し緊張させる人とは
❶ブレない人
…一緒にいると相手に見合うよう自分もちゃんとしないといけないと感じる

❷ミスをした人にチャンスを与える人
…取り返しのつかないミスをしても信じてくれるなら2度と裏切りたくない

❸トラブルに動じない人
…あたふたする人と一緒にいると不安になる、イライラする

❹『〜する予定です』ではなく『〜しました』と言える人
…成し遂げた後にいう、結果を重視して言葉を選べばそういう人が集まる

❺『次のステップは』と言える人
…ここまでやろうと物事をなるべく先延ばしにしない、時間や結果に厳しくこだわる

❻1対1で誘える人
…質を重んじる傾向

❼多くを手にしても『まだまだ学ぶことばかりです』と言える人
…上には上がいるという事実を認める


3-22. 配慮した上で誰かに嫌われてしまったら気にしない
…誰かに嫌われなければ誰かに好かれない
→全ての人に好かれたい人は個性がない、誰からも好かれない


3-23. 相手が恐縮した時
…『いえ、気をつかわれないでください』


3-24. 軽い謝罪はしない方がいい


4. 会話 58項目

…会話の印象で決まる物事があればお得というだけ
→会話の印象で相手に損失を与えない

4-1. 声は低く深く
…初対面で相手を判断する材料、外見55%、声38%、話の内容7%
→声が不快だと論理的な話も入ってこない
→低く深い声は知性と信頼感を感じさせる


4-2. 声の大きさをコントロールする
…TPO に応じて、自分の声を録音して大きさを把握してみる


4-3. 声の照準を合わせる
…合っていないと感情が伝わらない、5 名の後ろ向きの人にありがとう
→胸を張り視線を上げる、相手の少し後ろに声を届けるつもりで


4-4. 腹式呼吸を身につける
…息を止めるのではなくためる、声の張りを出す、一息で長く話せる、抑揚や緩急をつけれる
→音読、呼吸法に気をつけながら抑揚をつけやや早めに読むと効果が高い
→考え事をしているよりも音読している方が脳は活発に活動している


4-5. 腹式呼吸で声を出すために
❶意識を鼻に向け鼻腔からハミング
…人差し指を鼻の頭に置く、蚊の鳴くような高い音が出る

❷喉を触れて共鳴を意識してハミング
…少しだけ低くなる

❸胸に手を当てて振動を感じながらハミング
…中から共鳴し柔らかい響きになる

❹下腹部を手で押さえてハーと声を出す…
お腹を膨らますイメージで鼻から空気を入れる
→お風呂場のハミングで頭蓋骨を震わせる、自分にあった声を見つける、声の印象を探す


4-6. 呼吸を合わせる・会話スピードを合わせる
…まずは自分の呼吸を感じる、その次に相手の呼吸を感じる、たけのこニョッキゲーム
→アイコンタクト、相手の言い終わりに言葉を被せる時に重要
→体ごと向ける、遠くの人には2、3歩前に出る


4-7. 表情を相手の感情によって変える
❶喜び・楽しみ
…大きなうなずき、目を合わせて笑顔

❷怒り
…眉に力を入れて相手を見つめる

❸哀しみ
…眉の力を抜く

❹励まし
…横のうなずき、海外ドラマのような、口角はほんの少しあげる、目を優しく伏せる


4-8. うなずき
…話を聞いていることを示す、句読点、顎を軽くあげてゆっくり喉仏に向けて引く
→大きくゆっくりうなずくことで安心感・親しみ・信頼感が増す


4-9. あいづち
…話の流れをよくする、やりすぎない
❶ベーシック
…うなずきにシンプルな一言、『うん』、『そうなんだ』

❷促し
…相手が気持ちよく話を進められる、『それでどうなったの?』『どこで?』

❸リピート
…語尾やキーワードを繰り返して共感を示す、『疲れたよね』、『かわいいよね』

❹好転
…相手が自己批判的・消極的な時にポジティブに変換する、言葉を収集する必要
→❶❷がよく使われる、イントネーションでポジティブかネガティブかを伝える


4-10. 聴く側から話す側に変わりたい時
…なるべく品性を落とさず敵をつくらないようにしたい
❶視線を下にちょっと落とす、上だと話を聴いてない感が出る
❷利き腕を軽く挙げて人差し指を丸く上に立てる、
❸相手が話すスピードを落とす・間を空ける瞬間を見て話し始める
→探偵が話し始めるときじゃん


4-11. 余計なこと・無駄な雑談よりも少し先の未来を想像して言葉を選ぶ
…『寒いですよね』ではなく『夜はもっと寒いので長袖がいいらしいですよ』と言えるように

→過去のキャリアは履歴書でわかる、チャレンジしたいことなどの具体的な話をしたい
→共感・即行動・即実行、無駄な雑談は早めに切り上げる


4-12. 無駄な雑談とは?
❶自分の意見・アドバイス
❷噂話・推測
❸得のないだから何という無駄話
→❶❷は減らせるようにと常に意識しなければならない


4-13. 無駄な雑談が好きな人は自分に甘い、大事な場面で選ばれない
…求められていないのに自分の信念の話をしてしまう感覚は、
重要な場面で冷静に判断するときの感覚と真逆


会話で意識すること

4-14. ❶自分のことはほとんど話さなくていい
…自分をわかって欲しいと思うことは承認欲求からくる傲慢さ


4-15. 会った時意識すること
…相手のことを3つは知ろう、言葉・文字・表情を引用しよう、状況・心理状態を考えよう


4-16. 何をどれだけ持っているというネタは話さない
…不要な嫉妬心や敵対心を持たれる、勝ち負けや個々のプライドに固執するな
→時事ネタは新鮮なうちに使う、日常の疑問をそのままネタにする、話題を連想して広げる


4-17. 信仰・政治・病気ネタに関しては話題を避けずに受け流す
…受け止めるわけではない、議論すると取り返しがつかなくなる、早めに軌道修正


4-18. 学歴が高い・年上である・肩書きがあるということだけで他人を判断しない
…知り合いやパートナーにそういった人がいるだけで自分が特別な存在になったかのように勘違いする人間もいる


4-19. 『自分も!』『自分はもっと大変だった!』と話を奪わない
…これも減らせるようにと常に意識しなければならない


4-20. 第三者を否定してゴマをすらない


4-21. プロからネタを手に入れる
…ペルシャ絨毯ならペルシャ絨毯屋、髪なら美容師、メディア


4-22. ❷まずは肯定・同意する
…頭から否定しない『いや』『でも』は使わない
→『確かに』『そうだね』


4-23. 共通点を探して覚える
…共通点で繋がれば話も人も忘れにくい
→共通点とは誰でも話せる共通点ではなく、相手と自分でしか話せない共通点、この辺を勘違いしない


4-24. ❸相手の見えているところから見えない部分を褒める
…褒めるというよりかは感謝や尊敬を伝える、ただ褒めればいいと思うのは失礼・上から目線
→褒めるところは過去と現在を比較して見つける


4-25. 褒める時
…身体ではなく心の性別で判断する
→女性、一人褒めをしない、女性みなさん、ターゲットが一人の時に具体的に全力で褒める
→男性、一人褒めを全力でする、あなた


4-26. ❹相手の話に質問で切り返す
…自分が判断されるのは、質問の内容ではなく相手の話をどのくらい丁寧に受け止めているか


4-27. 自分が知らないことを質問した時の反応に差が出る
…質問はしないのは論外
→知的好奇心があると得


4-28. 悲しいことなど一歩踏み込んだ質問をできるように
…『そんな悲しいことがあったなんて言葉がありません』で救われることもある
→『落ち着きましたか』『運命ですね』は失礼、病気ではなく食事や入院生活について触れる


4-29. 一歩踏み込んだ質問をするのに値する人間だと思われる
…清潔感ある身だしなみ・礼儀正しい接し方・丁寧な話し方が必要


4-30. ピンチの時は直接何度でも会う
…落ち込んでいる人には激励ではなく希望を送る
→『待ってます』『〜できるようになったら、軽く〜しましょう』


4-31. ❺相手の質問には一問二答で返す
…一答では会話が広がらない


4-32. 相手の質問に対しては3秒以内に答える
…話したいことの5割をカットする


4-33. 好きなものは『何が好きか』ではなく『なぜ好きか』を強調して答える
…知らない人を傷つけない、物事を広く見ているという印象を与える

→何が好きかを発信するとそれ以外は普通もしくは好きではないに分類される
→知らない人を傷つける可能性、好きというとそれ以降好きを使わないといけない
→言葉の意味が軽くなる、好きな人としか付き合えない器の小さい人という印象を与える
→好きなものが思い浮かばなければ1年以内にチャレンジしたいことを答える


会話の始め方

4-34. 挨拶は自分から先にする
…挨拶にその人の全てが凝縮される、コミュニケーションを成立させたいかが判断される

→終わりで印象づける、背中を最後まで見送る


4-35. 最初の挨拶は2つプラスして話す
…相手に焦点を当てる、相手が話しやすいように会話を導く、会話を滑らかにスタートさせる


4-36. 3分の中で名前を3回呼ぶ
…名前はアイデンティティ、間違えない、漢字と濁点
→お疲れ〜さん、〜さんは〜、ありがとう〜さん、会話の中で何度も口に出すことで覚える


4-37. ネタがない時
…食・動・働・金・寝という毎日行う行為をネタに話す


4-38. 表情を準備する
…相手がどんな表情を見たいかを考える、嬉しさを顔で表現


会話の広げ方

4-39. 初めのうちは『はい』か『いいえ』で答えられる質問をする
…あまり考えなくてもいい質問で会話がスムーズになる


4-40. 相手が話しやすそうであれば考えさせる質問をする
…『なんで?』で深める、『他には?』で広げる、『それで?』で進める


4-41. 『そうすると』『ちなみに』『ということは』で相手の会話を進める


4-42. 『それで言うと』で次のネタを連想させて会話を広げる
…会話が止まった時も前の会話から繋げて新たな話題を展開する、合理性より心地よさ


4-43. 相違点を面白がって相手との距離を縮める、相違点の方が圧倒的に多い


会話の聞き方

4-44. 会話は同じ映像を見ながら聞く
…同じ体験をして共感する


4-45. リアクションは頷きと感情をセットにする『へー』『ほー』
…相手の喜びそうな表現で褒めて相手の承認欲求を満たす、普段言われないようなこと


4-46. 面白そうな表情で聞く・大げさなくらい前のめりになる・タイミングよく声を出して笑う
→笑いを演出する、会話を楽しそうに聴くだけで楽しい人になる、褒めることにもつながる
→コミュニケーションがスムーズになる、ハードな状況でこそ効果が高い
→笑う相手は選ばない
→芸人の方をお手本にする


4-47. ネガティブな話をされた時は相手の認められたい・褒められたい・励まされたいを満たす


4-48. 意見が異なった時は反論せずに興味に変えて質問していく


会話の仕方

4-49. 会話のテンポは自分が15秒から30秒話してから相手に渡す


4-50. 擬音語・擬声語・擬態語でインパクトを出して惹きつける
→芸人の方をお手本にする


4-51. 自分の話をする時は相手に話をふっているような表現をする
…『〜じゃないですか?』『どう思います?』『こんなことあります?』


4-52. 説明はたとえ話にして伝える
…文字ではなく画像や映像などのイメージ
→複数人に伝える時は会話を通じて説明する、登場人物を出現させる、映像にする


4-53. 感情や表情を伝染させて空気を作る


会話の中で距離を詰める

4-54. 常に相手に腹を向ける・手のひらを見せる
…安心・安全な空間を作る
→腹を割る・手の内を明かすみたいな


4-55. ミラーリングで雰囲気を和らげる
…形から入って心に変化を生じさせる
→飲み物を飲む、呼吸、座り直す、視線、髪を触る


4-56. 自己開示は少しずつ行う
…相手と交互に自己開示できるように


4-57. 苦手な人とは腹を割って話す
…苦手な人でもその人の情報をたくさん持ってると安心する


5. 質問 54項目

…いい人になる、いい人とは話を聞いてくれる人、質問力は聞くことから
→相手の承認欲求を満たす

よく使う質問

5-1. 会話をスムーズに進める効果的な質問は何か?
→『お名前は何とお呼びすればいいでしょうか?』『休みはどうでした?』
→第一印象が大事、話をしやすい人という印象を持ってもらう


5-2. コミュニケーションスターター
…場を和らげる第一声


5-3. イニシアティブをとって話を進めるのに適した質問は何か?
→この企画を提案したのは〜さんですか?
→クローズド質問で話の流れをコントロール


5-4. クローズド質問
…イェスかノーで答えることができる質問


5-5. 相手のペースで話を続けさせる質問は何か?
→6W1Hの質問
→話を伸ばして相手にたくさん話してもらうことが大事、6W1Hの質問は話を伸ばす


5-6. あまり話したことのない人に好意を持ってもらえる質問は何か?
→持ち物を自然に褒めてそれに対して質問する
→好きなものだった場合は話せることが多い

・80:20 の法則
…相手に8割話をさせて自分は2割話す
→パレート


5-7. 上司の指示が漠然としていてわからない時の質問は何か?
→『〜から取り掛かればいいでしょうか?』『以前はこうでしたがそれで大丈夫でしょうか?』
→情報量の差が大きい場合は話し手が前提に気づいてないと聞き手は理解しづらい
→知りたい情報を引き出すためには具体的な質問をする


5-8. アドバイスをもらう時にあらかじめ伝えておくべきポイントは何か?
→自分の知識レベルとやりたいこと
→専門家であっても知ったかぶりはしない、相手が答えやすいように質問の前提を示す


5-9. 相手に話を聞きたいと意思表示をする聞き方とは何か?
→重要な部分を復唱・メモしながら聞く、目を見ながら頷いて聞く
→メモを取る行為はボディランゲージになる、5W1Hの記入欄をメモに作っておく


5-10. 相手の話の途中で疑問点が浮かんだらどうするべきか?
→上司が一区切り話し終えるまで待ってから質問する
→相手なりの合理的手順があるはず、ペースを乱すと不快に思われることもある
→聞き手は話し手の話を1000倍の速さで推測して構成を完成させてしまう、だが先走ってはいけない


5-11. 上司やクライアントに上手に受け答えをする際の質問は何か?
→『納期は◯月◯日、ただし◯◯の場合は◯月◯日、ご予算は◯◯でよろしいでしょうか?』


5-12. バックトラッキング
…5W1Hなどの要点をまとめて復唱
→自分も相手も内容の確認ができ、話が引き締まることで好印象を与える、まとめや確認に効果的
→バックトラッキングは途中に挟むこともできるし反論を和らげることもできる


5-13. 迷っている相手をサポートする質問は何か?
→『〜がオススメですが、どちらにしましょうか?』
→選びやすい数に絞り込んで相手が選択しやすいようにする
→こちらの考えを反映させ相手も自分で選んだ満足感がある


シナリオ構築

…質問の積み重ねが問題解決につながる

5-14. ミーティングを有意義なものにするためにする質問は何か?
→『デッドラインはいつでしょうか?』
→ミーティングではテーマ・議論では論点が明確になって初めて主張が理解できる


5-15. 活発なミーティングを促すための質問は何か?
→『〜で状況が良くなるとお考えではないでしょうか?』
→重要な問題で相手の意識レベルや理解レベルが高い時には本質をつく質問が効果的
→そのために事前リサーチをして仮説を用意する必要がある


5-16. ヒアリング時に相手の様子が変な時はどうするべきか?
→趣旨を説明し本人の都合も聞いてみる、何をヒアリングしたいのかを具体的に説明する
→最初に60秒間で状況を読み、原因を取り除くことに時間をかけた方がいいか判断する
→仲介者がいる場合は共通認識がないことがあるので確認が必要な場合もある


5-17. なかなか本題に入れない人を安心させるためにどうするべきか?
→大きく相槌を打ったりうなづきながら質問する
→会話にうなづきがないと相手の話が20秒前後しか続かない、頷くと60秒まで伸びる


5-18. クライアントから無理難題が来た場合にする質問は何か?
→『その理由を教えていただけますでしょうか?』
→理由がわかれば別の解決策が浮かぶかもしれない


5-19. ゼロベース思考
…すべてリセットしてゼロから問題を分析して解決策を見出す


5-20. 相手の考えを引き出したり話を広げたりする質問は何か?
→『〜の原因はどのようなことだと思ってらっしゃいますか?』
→相手に話すきっかけを与えて情報を引き出すときはオープン質問が効果的


5-21. オープン質問
…イェスかノーで答えることができない質問


5-22. 効果的な質問の重ね方とは何か?
→具体的な話を少しずつ抽象化する質問を重ねる
→問題の渦中にある人は具体的な事象を捉えがち、質問で少しずつ抽象化していく
→具体的な話をいくつかまとめることで問題を抽象化でき、互いの意識を高めることができる


5-23. 抽象的な認識を具体化させるにはどうするべきか?
→意見を聞きながら具体的なラフを描いてみせる
→抽象的な話は言葉の認識にズレが生じやすい、具体的なものに落としこむ
→バックトラッキングを用いて具体的に言い換える


5-24. 考えがまとまらなくなってきた時にする質問は何か?
→プロジェクト全体の進行問題に立ち返る質問
→虫の目と鳥の目


5-25. 原因分析のための質問の順番は何か?
→原因は?
共通問題は?
一番の問題は?
戦略をどう見直すか?
→ボトムアップ型ロジックツリー、具体的な原因などを集めて最終的に結論づける


5-26. 戦略からアクションプランを立てるための質問の順番は何か?
→広告のコンセプトはどうしますか?
どの媒体に広告を出しますか?
各媒体の広告の予算はいくら位にしますか?
各広告は部内で誰が担当しますか?
→トップダウン型ロジックツリー、問題から具体的な解決手段を考える


リサーチ・仮説構築

…戦略をたてるためにまずは相手を知る、手元にある情報から仮説を組み立てる

5-27. オファーをもらったらまずどうすべきか?
→どんなサービスや商品を提案できるか考える
→どのように相手に提案できるか仮説を考えてからニュースや実績や商品を見る
→仮説を考えないで闇雲に情報を集めるのは非効率


5-28. アポイント時や商談前の質問は何か?
→『〜部分の〜が議題でお間違いないでしょうか?』
→仮説はあくまで仮説なので出来るだけ早く相手に確認して検証する
→クローズド質問を用いることで話のイニシアティブをとり、相手の意識も高める


5-29. 最適な質問をするための準備は何か?
→質問の答えを想定しておく、話し合う全体枠を決めておく
→質問と相手の答えの位置付けを確認しながら次の質問を繰り出せる
→聞き漏らしがなくなり話が脱線しても元に戻しやすい


5-30. 仮説と情報が揃ったら最後にすべき準備は何か?
→見直した仮説から目標までのシナリオを組み直す、質問の大枠を修正する
→商談を成功させるために自分が想定するゴールまでの話の流れ(シナリオ)をつくる
→当日のイニシアティブを握るためにシナリオをつくる


人材のマネジメント

…リーダーにも質問力は必要、メンバーの能力を引き出す、命令や指摘も質問で

5-31. 部下にやり方を変えてもらいたいときの質問は何か?
→これまでの問題点を部下に個々に尋ねる
→命令や指摘も質問形式で行い、相手に考えさせることで自発的な行動を促せる
→最初にいきなりこれまでのやり方を否定することから始めない
部下の話を聞かずに一方的に考えを押し付けない
→いい点を確認してから問題点を自ら考えさせて自発的な行動へ結びつける


5-32. 活発な意見をを引き出すための質問は何か?
→色々な具体的な場面を挙げて質問する
→一つの考えを具体的な場面に展開して質問することで活発化や見落としの気づきにつながる


5-33. 相手の緊張を解いて話しやすくするための質問は何か?
→すぐに答えることができる質問
→イェスじゃなくていい、否定的な言葉を避けることでお互いにリラックスして会話が進む
→YES TAKING法使ってるよね?って思われるのが一番サムい


5-34. 大抜擢に萎縮しているメンバーにかける質問は何か?
→『会社の期待に応えるためにも出来ることを考えてくださいませんか?』
→質問にも条件反射はあるため最初に投げかけた方向に引っ張られやすい
→いい仕事をするためにはどうしたらいいか?というようなポジティブな質問を


5-35. 休んでいたメンバーが報告に来たらどんな質問をすべきか?
→そうか、疲れが出ちゃったんですね?
→マッチングで信頼が築けたら相手の思考がプラスになるような質問に続ける


5-36. マッチング
…言葉や話し方を相手に合わせる


5-37. ミスしたメンバーに自覚を促すには?
→なぜそうなったのか自分ではどう思ってますか?どうすれば良かったとかありますか?
→自発的にミスの原因とどう防げたか、今後はどうするか?


説得・交渉・懐柔

…質問は自分が欲しい答えを導くもの

5-38. 相手を説得する際の質問の順番は何か?
→相手の人間性に関する質問、
相手の取引状況・立場・仕事ぶりを知る質問、
相手の抱える問題を知り将来の希望を聞く質問、
具体的な解決策を示し相手に質問

→相手を説得するにはまず交換と信頼を得ることが大事、つまり相手に話をさせることが大事
→人間質問の後は現状質問をしてどこに提案の余地があるかを探る
→問題や希望を探り提案の具体化を図る


5-39. 人間質問
…相手の人間性に関する質問


5-40. 現状質問
…相手が置かれている状況を知るための質問、具体的に


5-41. 問題発見質問
…相手の問題を明らかにする質問


5-42. なんとも言えないとはぐらかされた時の質問は何か?
→もし仮に入れ替えるとすればどんな不満点を解消したいですか?


5-43. ASK IF法
…仮定の形で質問をすることで答えやすくなる
→『まああくまで仮の話ですから』と食い下がりやすい


5-44. 本音がありそうな場合の質問は何か?
→『とおっしゃいますと、もしかして他に何か問題があるのでは?』

→ASK IF法で質問した時にはぐらかしてくれば他に本心があると推測できる
→順調に進んでいるように見えて相手の抱える問題が他にある場合にはこの質問でつぶす


5-45. 反論を言われたときの質問は何か?
→『そうですね、〜は〜ですが〜も違います、その点はいかがでしょうか?』
→相手の反論には反論せずに受け止めてから質問で封じる、自分の言葉には反論できない


5-46. 両立が難しい要望を受けたときの質問は何か?
→『〜をしながら〜できることがいいわけですね?』
→矛盾するような意見であってもまずは強引にまとめてみてそこから個別に質問する
→相反する意見をまとめた場合は一つずつ質問していく、大切なことは否定しないこと


5-47. 逆に質問を受けたときの質問は何か?
→どういったものをお探しですか?
→反応があるということは潜在ニーズがあるということ
→サービス構成について聞かれたら先に手の内を晒すのではなく何を探しているか質問する
→希望を答えてくれたら提案内容を具体化できる


5-48. 切り返し型質問
…質問に対する逆質問


5-49. クレーム混じりの反論から本音を引き出す質問は何か?
→〜の点が解決すれば他に問題はないでしょうか?
→クレーム混じりの反論には善処しますで終わらせずに切り替えし型の質問をする


5-50. 相手が思わず本音を漏らしてしまう質問は何か?
→〜できた方が良いのではありませんか?


5-51. 利益協調型質問
…メリットを強調して確認する質問
→メリットを感じなければ別の対応もでき質問を投げ続けることで相手をその気にさせる


5-52. 上手に反論する質問は何か?
→同じように〜様も仰っていましたが今ではお得意様になってまして、〜ができる点などはどうお思いでしょうか?
→反論や言いにくいことは第三者の成功事例を借りて質問する


5-53. 相手に覚悟を促す質問は何か?
→責任は私がとりますから決断していただけないでしょうか?
→相手のコミットメントを引き出すためには自分の覚悟を示して相手にも促す質問を
→促すというよりかは迫る、相手が怒っても怯まない強さと覚悟を見せれば相手も本気になる


5-54. 相手に当事者意識がないときの質問は何か?
→御社にとって〜は大して重要ではないのでしょうか?
→当事者意識を持つ、自分が本気だと伝えて相手の本気を引き出す、時にはケンカも覚悟で


おわりに

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
修正すべき点やご意見などあればXでお声をいただければと思います。
修正の際は、番号を指定して、フォーマットをなんとなく合わせていただけると助かります。

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