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ブーの成長

作中でとっても重要な役割を担う女の子「ブー」。
ウィキペディアを読んでいたら、本名は「メアリー・ギブス」というらしいですね。
制作人の娘さんで、声優もご本人がつとめておられるのだとか。かわいい上に才能ありありです( ̄▽ ̄)

さて、作中で目立つのは、そんなブーの成長。
好奇心旺盛なところは初登場から変わりませんが、大きく成長した部分がありますね。
それは「恐怖に立ち向かう勇気」です。

サリーのベッドをちゃっかり横取りしたブーは、ベッドの向かいにあるクローゼットを怖がっていました。
それは、ランドールの存在に気づいていたからです。
ランドールを怖がるブー
そしてかなりの画力(笑)。

ランドールが現れるたび、ブーはとても怖がっていました。
けれど、物語の最後に状況が一変します。

サリーがドアから落とされそうになったとき、ブーは最初ランドールを怖がって縮みあがりました。
ランドールを怖がるブー2

けれど、ランドールが余裕ぶってサリーをけなしている間に、怒りの方が先に立ってくる。
もう怖くないぞ!
かわいい(笑)。

「私に優しくしてくれたにゃんにゃんをいじめるな!」とか思っているのかなー? と想像すると、ますます可愛さが増してしまいます(ただの妄想ですが)♡

ここでブーがランドールをぶちのめしてくれたおかげで、サリーは見事ランドールを捕まえ、物語はハッピーエンドになったわけですよね。

ブーはおしゃべりではありながら、意味の通る言葉はほんの少し。
ということは、まだ小さい女の子なのでしょう、モンスターを怖がって当たり前です。

そんなブーが、一番怖かったランドールをぶちぶちに出来たのは、たった1日か2日の間にした、豊かで多様な経験があったからこそではないでしょうか。

自分の笑い声で停電したり、モンスターに変装して大きな建物(会社)の中を探険したり、悪い奴にさらわれたり、にゃんにゃん(サリー)に助けてもらったり。

万人ができる体験ではないし、勇気を培うにはあまりに濃厚です。

危険な目に遭えばなんでも良いわけではもちろんないし、もっとわくわくが大きい成長の仕方だってあるけれど、やはり「自分の身で体験する」ことの大切さは変わりません。

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