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HSPもスピリチュアルも、自分の「支え」でしかない【自分らしく生きるヒント】

「スピリチュアル」から「繊細さん」へ

Twitterのプロフィール欄を編集しました。

それまでは「スピリチュアル作家」を名乗っていましたが、今は「繊細な物書き」としています。

以前は「スピリチュアルであること」が私のメイントピックだったのが、「繊細なこと、HSP気質を持っていること」にシフトしたからです。

けれど、スピリチュアルが嫌いになったわけではない。

要は、わざわざ「スピリチュアル」と書かなくても良いくらい、スピリチュアルは私の人生の一部になったと考えているのです。

ちょっと脱線。「スピリチュアル」ってなんだろう?
また、「スピリチュアル」という言葉には、いろんな段階の人が含まれます。

もちろん、いろんな向き合い方があって良い。

その中で私個人としては、スピリチュアルとは「生き方を整えること、自分に忠実に生きるという態度」のことであり、決して「天使や妖精と話せるようになる」「目に見えない存在と繋がる」だけではないと思っているのです。


どちらかというとチャネリングや霊能力の向上は付録のようなもので、人間性が伴っていなければ、チャネリングしに来てくれる存在たちも次元の低いもの止まりだし、人の相談に乗る能力や器量も育ちません。

長続きしない、はやらない、ひいては「スピリチュアル」というジャンル全体を貶める失礼な行為に繋がる可能性すらあるのではないでしょうか。

「繊細さん」ジャンルでも同じこと

「HSP」や「繊細さん」という言葉が知られるようになって、だいぶ時間が経ちました。

「自分はHSP気質かもしれない……」「生きづらさの原因はこれだったのか!」と知り、精神的に救われている人も多いと感じます。

私もその一人です。

が、「スピリチュアル」の部分が「HSP、繊細さん」に変わっただけで、上と同じことが言えると思います。

つまり、「スピリチュアル」も「HSP」も、あなたのすべてを説明してくれるわけではないということ。

「HSP」という言葉、定義が誕生したことで、多くの人たちは自分の生きづらさ、なんと言葉にして良いか分からない気質を理解することができました。

けれど「HSP」の中にも個性や特質が存在します。

ひとりとして同じ人はいないのです。

あなたのすべてを「HSPだから」という言葉だけで説明することはできません。

本当に大切なのは、「HSPと知った上で/スピリチュアルが好きな上で、どう生きていくか」ということ。

まずは今まで溜めこんできた、生きづらさによる疲れを癒して。

自分の気質を理解した今、何を、どんな風にやっていこう?

どんな人と、どのくらい関わっていこう?

これからも八方美人を続けようかな?

嫌なことには「嫌」という勇気を持とうかな?

瞑想を習慣にしてみようかな?

絵を描いてみようかな?

……人の数だけ、やりたいこと、向き合うべきこと、いろいろあるはず。

「私はHSP」と分かった。嬉しい!

じゃあもう一歩進んで、「分かった上で、この理解をどう人生に活かしていこうかな?」と考える。

自分の心に耳を傾ける。

人生を、より自分の生きやすいように変えていく。

悩みのどん底から抜け出したら、一歩進む心がけがあると良いかもしれません。

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