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父性とは、ミッフィーパパである!

こんばんは! 亜麻です。

お父さんのことを考えるとトラウマ反応が発生するばかりで、「父親」という言葉から連想されるのは威圧と怒声と理不尽で。

日本では母性神話が根強いけど、じゃあ父性ってなんなのか?

もしかしたら安定愛着の人が抱いているかもしれない、「お父さん」を思い浮かべたときの安心感ってどんななんだろう。

私は「父性」の探求を始めました。

結果たどりついたのがタイトルの通り。
「父性とはみっふぃーぱぱである!」という結論です。

どういうことかというと……。


スマホアプリに「ミッフィーの世界」というゲームがあります。
対象年齢は4才以上。タップでミッフィーを操作して、寝たり起きたり、お母さんとケーキをつくったり、犬のスナッフィーとあそんだりするゆるくて平和なゲーム。

私はミッフィーにハマりたてのころ、ミッフィーのアニメを1本も観たことがないのに「ミッフィーの世界」をプレイしました。
個人的には英語音声のミッフィーがすき。


話がそれました。

このゲームの中に、ミッフィーパパも登場します。
初めてこのゲームを遊んだとき、私はミッフィーパパから感じたあたたかさに涙が出そうになっちゃって。

ミッフィーパパは、お庭にいます。朝も夜も。

ミッフィーがくだものの木や畑のところにくると、カゴを持って後ろで見守ってくれます。

くだものを収穫すると、ミッフィーがパパの持っているカゴに入れにいくのです。

ミッフィーパパはミッフィーの動きをほんのり目で追っていて、果物を収穫したり、カゴに入れたりすると「うんうん」ってうなずきます。


これがね、なにを何個収穫しても同じ反応なんです。

ゲームのプログラムの問題といえば、まあそうなんですけれど。私にはこの一定の反応がすごく優しく思えました。

ミッフィーが何時に来ても見守るし、どんな果物(と野菜)をいくつ収穫しても「うんうん」ってするし、ミッフィーがだしぬけに収穫をやめても、何も言わずにいます。
「もうやめるの?」とか、なんにもなし。


私がミッフィーパパから感じたのは、絶対的な安心感でした。

ここからは私のイメージの話になるんですが。

もしも収穫中にミッフィーの頭の上に果物が落ちてきたりしたら、ミッフィーパパは慌てて駆けつけてミッフィーを庇おうとするか、びっくりしたミッフィーをなぐさめるでしょう。

何があっても味方でいてくれて、どういうふうに遊んでいても(くだものをどんな風に収穫しても)見守ってくれて、絶対的に肯定してくれる。

もちろん親だから、ミッフィーが何かやらかした時は苦言を呈したりするのかもしれません。
でもその後観たアニメの中で、ミッフィーパパが声を荒げるところを見たことがないし、普段の穏やかな振る舞いがあれば、ミッフィーも「自分のために諭している」と理解するのではないでしょうか。


こういうことを考えた末、上記の結論にたどりついたわけです。

ミッフィーパパのことを考えると、こころがあったかくなって心の軸がちょっとしっかりする気がします。
まあよその子(ミッフィー)のパパなんですけどね(笑)父性という概念の依代として。



文責:亜麻

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