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笑顔の裏にある辛さまで笑い飛ばすことのないように

どうも。直也です。

「深刻な話は深刻そうなトーンでしなければ、相手に真剣に受け取ってもらえない」

最初にその知見を得たのは一体いつのことだっただろう。
少なくともすぐには思い出せないほど昔だ。


そしておそらくそこには、「努めて明るく振る舞っているだけなのに、まだ大丈夫だと思われた」経験があるように思う。
悲しく、他にどうすれば良いのか分からず、立ち尽くした感覚だけが残っている。

笑いめかして伝えるしかない、できない時がある人がいる。
深刻なトーンにしてしまったら、自分の窮状を直視するようであまりにも重く、苦しいから。

明るく伝えるのはもしかしたら、相手を深刻にしすぎないための気遣いよりも自衛の意味合いが強いのかもしれない。

それほどの辛さを抱えながらも、笑っているから伝わらない。気づかれない。
見逃され、絶望し、他にどうすれば良いか分からなくなってしまう……。


気づける人でありたい、と思った。

目の前の人がいくら笑顔だろうと、気軽な調子の言葉だろうと、その裏には想像を絶するほどの苦しみを抱えているかもしれないから。





画像はPixabayからお借りしています。

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