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喫茶店を仕事場として使う方法【15分あれば喫茶店に入りなさい】
喫茶店はおしゃべりするところ?
ノマドワーカーの人たちが、スタバ等のカフェで仕事をしている姿がかっこいいと思います。
私も紙とペンがあれば仕事はできますから、真似しようとしてきました。
……できませんでした。
音楽、周りのざわざわした話し声、コーヒーマシンの音。
それらが私にとっては気を散らす原因となって、なかなか集中できなかったのです。
そもそも、喫茶店で静かに作業しようとする方が間違っている?
1人で作業するのが向いている私は、家にこもっていた方がはかどるのかな?
そう思って、喫茶店での作業や仕事は避けていた節があります。
喫茶店は、おしゃれなスイーツと、おしゃべりを楽しみに行くところ。
そんなイメージで固まっていたのです。
「15分あれば喫茶店に入りなさい」
1冊の本が、そんな私のイメージを変えました。
齋藤孝さん著「15分あれば喫茶店に入りなさい」(幻冬舎)
背表紙のタイトルが目を引きました。
仕事術の棚に入っていたこの本に、とても興味が湧いたのです。
15分でできる仕事って、たかが知れているんじゃないの?
喫茶店で集中して仕事をこなすなんて、本当にできる?
方法が知りたい!
もしも喫茶店で仕事ができるようになったら、内心憧れていた「かっこいいノマドワーカー」の仲間入りです。
なんだか自分もかっこよくなれる気がします。
それに待ち合わせ時間前の15分を有効活用できれば、それほど嬉しいことはありません。
さっそく読んでみることにしました。
喫茶店に限らない効率化
いざ読書スタート。
結論から言うと、内容がとても濃くて2周しました!
それだけ読み応えのある本だったのです。
著者の齋藤さんは、けっこう自分の好き嫌いをはっきりと書かれる方。
仕事の効率化に関しては、参考になるやり方がたくさん載っていました!
読んでいるうちに「ほうほう……」と引き込まれ、
読んでいるそばから喫茶店に行きたくなるほど。
喫茶店がざわざわしていることの効果なんて、今まで思い至ったこともありませんでした。
さらには、喫茶店のテーブルで自分の空間を作る方法なんていうのも載ってます。
これは、自分のペースを守りたい私にはとても重要な情報。
この項があったおかげで、「私も喫茶店で仕事ができそう!」という大きな自信につながりました。
齋藤さんはいくつかの仕事を片付けるのに、喫茶店をハシゴすることもあるそう。
一口に喫茶店と言っても、雰囲気、価格帯、混み具合など個性は様々です。
本の中では、喫茶店の使い分けテクニックについても触れられていました。
これが参考になるのです。
思わず「行ったことがある喫茶店だと、ああいう雰囲気のところかな……」など、これまでの経験になぞらえて読み進めてしまいました(^_^)
実際に喫茶店で執筆してみた
さて、本を読んですっかり「喫茶店で仕事したいマン」になっていた私は、機会を見つけてスタバに行ってみることにしました。
空いている時間を狙って入ったのは初めてのこと。
ちなみに次の予定があったので、お店で作業できるのは1時間程度でした。
店内を見回すと、混雑時とは違った大人な雰囲気が流れています。
もちろん、おしゃべりしている人もいますが、混雑時ほどざわざわしているわけではない。
おしゃべりの声が良いBGMのようになって、全く不快ではないのです。
ドリンクと共に席につき、いざ執筆。
驚くほど筆が進むこと!
ちょっと文章に詰まって手を止めると、思い出したように音楽やちょっとした話し声が耳に入ってきます。
それらが良い刺激になって、集中力が途切れません。
周りの目を気にする私としては、プラスして「私は原稿書いてる人だ。SNS見まくってる人に成り下がらないぞ!」とモチベーションの維持にも効果が見られました(笑)。
その後、すぐ隣の席におしゃべり組が座ったのですが、それでも集中力が途切れることはありませんでした。
今回のことで分かったのは、私は喫茶店で集中できなかったのではなく
喫茶店の活用方法を知らなかっただけだということ。
本のおかげで使い方が分かり、上手く活用できるようになったのです。
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