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「今さら感」に打ち勝つ

この春、今の会社に入社してからまる5年が経ちました。
人生最後の転職でアラフォどころかアラフィフで飛び込んだ未経験の業界
気がつけばこの年数が経過していたという感覚です。
きっと 水が合った ということでしょう。

幼い頃に夢見ていた職業は看護師 
多分保育園児の頃に芽生えた気持ちだったと思います。
現実では全く別の職業に就き それはそれで普通に楽しく生きていました。
結婚して子供が生まれ離婚して など一応よく聞く程度の経験はしてきて
子供も大学生になって子育ても一段落した頃、ふと思った事は
あれ?もう私人生折り返し切ってるね?なんならもう終盤に差し掛かってるね?
という事でした。

あっれ〜〜〜??ちょっと待って!もう平均寿命から考えても残り時間の方が
断然少なくなってるじゃない!
しかも私は平均寿命まで生きるつもりはさらさらないから残りあと30年もないじゃない?? ということに気がついた時 頭の中で私が
「やば〜〜〜〜〜〜〜〜〜いっ!」とそれこそ頭を抱えて絶叫していました。

ちょっと待って こんな事している場合じゃないわ
手遅れにならないうちにやらないと 
と言っても何が手遅れになるのかもわからないけど とにかく
残り時間があとわずかなんだから今のうちにできることをやらないと

とかなり焦った中で思いついたのが転職だったのでした。
本当にやりたかった事は記憶の底に沈んでいただけで消えてはいなかった
看護師になる事 これで 看護師になりました!
なら、めちゃくちゃカッコいいのですがそれはどう考えても現実的に無理
という事で代替案として出した結論が 介護職 だったのです。


そこからは資格を取って(無資格でも就職できるけれどそれは嫌だったから)
就職まで約1年でした。
今、看護師ではないけれど 看護師と同じ職場で同じ目標を持って同じ立場で働いています。毎日それはそれは大変だし 
もちろんうんざりすることも山ほどあるけれど
この5年1度も 仕事行くの嫌だなぁ と思ったことがないってすごいし
人生最後の仕事に介護職を選んだ事は大正解だったんだと今更ながら嬉しくなっています。

そしてこの春から主任兼管理者に昇格できました。
定年まであと10年ちょっとです
でもその10年という限られた時間であるからこそ
フルパワーで走り抜けられる 

正直この年齢になったら何をするにしても
「今更・・・・」という思いが湧いてきますが
これをするには今が一番若い時!今がベストタイミング 遅くもなく早くもない!
と自分を鼓舞して へこたれながらも進んでいこうと思います